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そら
2023年3月16日 16:31
起き抜け朝の 目覚めの時に呆然とただ 影を見ていたあの人、そこに 今、そこに微睡む朝に 迷いの森へ瞼閉じれば 戻るのか夢に墜ちれば 会えるのか思考が巡り 意識は冴えた夢の残り香 探して迷う(イラスト ふうちゃんさん)
2023年3月20日 07:43
幾年月の 夜を越えサクラの蕾は 夜露に濡れた宵の艶やか 誘われて酔いの勢い 夜道を辿る詮なきことと 諭されて心鎮める 詩を詠む伸ばした指先 月は彼方に彷徨い歩く 道の先花冷え、震え 星は冴え逢えずばかりの 君を想った想いの丈は 何処へ届く情けなくとも 頬は濡れゆく
2023年3月14日 16:32
瞳を見つめ 唇揺れたうつむく間もなく 重ね合う躊躇い迷いは 何時のこと?昂ぶる心 抑えも効かず儀式の様に 繰り返す 想いの満ちた その先へ愛しさ優しさ 気持ち溢れた抱き締め合えば 吐息が漏れる切なさ募る 重ね合う交わり続く 想いを遂げる 二人の夜に 静かな時に星は秘かに 月を進めた
2023年2月16日 12:29
桜を見ては 咲くと言い同じ桜を 散ると言う星の煌めきを 綺麗だと思い同じ煌めきに 悲しいと思う僕を見つめて 嬉しいと言い後でゴメンと つぶやいたこころ任せの するがままされるがままの 一夜の出来事
2023年3月6日 10:24
遠くにありて 近くに想い季節過ぎたは 幾度目か別れの言葉 言えずの言葉心ざわめく 春の風情も無情も 無常の中に恋も想いも 同じ事抜け殻抱え 起き出せよ啓蟄の日に 空を見上げた【現代語訳】離れて遠くに行ってしまった貴方のことを今でも時々、すぐ隣にいるように思ったりもしますそんな風にして僕は何年の年月を過ごしてきたことでしょう。別れの際に言われた言葉、僕の言葉、そして
2023年2月23日 08:07
言葉でヒトは 救えない 閉ざしたココロに 届かない言葉でお腹は 膨れない飢えたココロは 満たされない言葉でヒトは ひどく傷つく脆いココロが ひび割れる言葉でヒトは 優しくできる痛んだココロが 癒やされる言葉はココロを 伝えてくれる伝わるように と考える考え、言葉は カタチを変える優しく愛しく ヒトに寄り添う
2023年2月4日 08:14
枯れた心の 奥底に漂う言の葉 すくい集めてつないで編んで 生まれるはわずかばかりの 想う詩心に届き ますように想いが届き ますように祈りとなって 風に舞う儚い想いが 風に舞うあなたに届き ますようにさざめく心を 鎮めますように
2023年2月1日 14:00
心に思えど 言葉にできない秘め事となり いつしか闇へと消えていく口にすれば 壊れてしまう怯えた僕は 立ちすくむ遠くで見つめ 胸が高鳴る 近くで戸惑い 笑顔は窮屈 切なき思いは 何処へ向かう 届かぬ思いは 闇に溶けだす見上げた先に 冴えた月 思いをそっと 静めて欲しい