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自分で書いたものの中で「結構いいぞ」と思っているものを集めました。このへんは、わたしの一番深い部分で書いてる気がする!!
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わたしにとって短歌|恋のうた

わたしにとって短歌|恋のうた

続いては、文字数を制限するとなぜか恋のうたになってしまうシリーズです。

一生懸命に「今」を切り取っていたら、あのとき見た景色がまだずっと「今」だったってことに気付いた。

・:*+. .:+

・:*+. .:+

君行きの 道案内を 開始する
どうかこのまま まっすぐ着きたい

きみ語る 三人称の 僕ならば
海でも歩ける ような気がする

眠そうで あたたかそうな 腕の中
もぐりたかったな 夜

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「当たり前」を疑うことで、自分の人生を生きる

「当たり前」を疑うことで、自分の人生を生きる

考えてみたら「当たり前」とか「普通」と戦ってばかりの人生だ。

「そんなの当たり前じゃん」「ここでは、これが普通だよ」そんな言葉を聞くたびに、中身が空っぽの箱を思い浮かべる。一見立派に見えるその箱の、その中には何も入っていない。この人は、一体何を守っているんだろう?

差別や偏見の前身はなんだろうって、考えたことがありますか?それはいつだって、敵意のない思考停止なのだと思う。「当たり前」や「普通」

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元カレに新しい恋人ができたらしい、あれが最後だったのか。

元カレに新しい恋人ができたらしい、あれが最後だったのか。

23歳の9月から、24歳の6月まで付き合っていた人に、新しい恋人ができたらしい。

ときどき連絡を取っていたものだから、本人からご丁寧に連絡があった。

「彼女出来たから、連絡とか取れなくなっちゃった」

このメッセージを見て、悔しいけどちょっと笑ってしまった。半年くらい前、私に新しい恋人ができたときに送ったLINEがちょうどこんな文面だったのだ。(ちなみにその相手とは電撃で別れた。)くそ、こんな

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家の明渡しで思うこと①

家の明渡しで思うこと①

1年と2ヶ月住んだ家の明渡しの日、からっぽになった部屋に1人座って、不動産の人を待つ。

部屋の退去って、いつも思うけど、あんまり感情が動かない。なんというか「これで終わりでいいんか?もうちょっと感極まっても良いんじゃないか?」みたいに思う。そういえば、高校の卒業式もこんな気持ちだったな。

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部屋を見回してみる。
物がなくなって際立つけれど、ずいぶんきれいな部屋に住んでいたんだ

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バレンタインの思い出/中学3年生のとき

バレンタインの思い出/中学3年生のとき

少し前に、こんなうたを書きました。

今日は、このうたについて、思い出す景色を書いていこうかと思います。

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2014年2月14日、今からちょうど10年前。
調べてみたら、その日は金曜日だったらしい。

私は当時、中学3年生で、好きだった、というか腐れ縁みたいな男の子がいた。

小学4年生の頃から好きだなんだが始まり、(多分思春期にありがちだと思うのだけど)何十回というレベルで付き

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『予言』

『予言』

「占い師の真似事ができるんです。時々ひどく驚かれますが、ポイントを押さえればそんなに難しいことじゃないんですよ。」
最後の日に、美味しい料理と日本酒をご馳走になりながら、多分いつものように、「ふーん」とか「へー」とか、心ここにあらずな返事をした。

その日は、修習でお世話になった弁護士が(彼のルーティーン的に)飲みに誘ってくれて、ちょっと雰囲気のいい和食の居酒屋に行った。
正直、数ヶ月間ずっと一緒

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最近私に起こっていたこと/父の趣味

最近私に起こっていたこと/父の趣味

(2023/11/27)

・朝:最近私に起こっていたこと

7時。
お腹がすいたので、一旦作業を中断して1階に降りてきた。
ヨーグルトに蜂蜜をかけて、ナッツとドライフルーツをたくさん入れて食べる。
スタバとか、ナチュラルローソンに売ってるザクザクヨーグルト(ナッツやドライフルーツを混ぜて食べるやつ)が好きで、最近、自分で作って食べている。

今日は、0時半に起きた。しっかり目が覚めてしまって、本

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