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【書籍からの学び】~読書は心の栄養~

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書籍を読んで学んだことを残していきます。『読書は心の栄養である。』教育者である森信三氏の言葉です。学び続けていきます。
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2020年8月の記事一覧

ピアジェの発達段階から子どもたちをアセスメントする【小学1年生】

ピアジェの発達段階から子どもたちをアセスメントする【小学1年生】

ピアジェの発達段階から子どもたちをアセスメント有名なピアジェの発達段階をもとに、小学1年生から中学生までの発達段階を押さえておこうと思います。

こういった発達段階にあるのだから、こういった教育をしていこうという裏付けが必要に感じるためです。

経験や勘による教育ではなく、エビデンスや発達ロジックを考えた教育をしていくことが大切なのだと考えます。

今回は小学1年生です。

善悪判断を迫ることがで

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小林正観著『ありがとうの魔法』【ダイヤモンド社】より 人生の目的とは

小林正観著『ありがとうの魔法』【ダイヤモンド社】より 人生の目的とは

この本の中核となる部分が次である。

『人生の目的』『幸せ』というものについて、小林正観は次のように述べている。

『今、足りないものを探して、手に入れること』ではなくて、『自分がすでにいただいているものに感謝し、自分が恵まれていることに気がつき、嬉しい、楽しい、幸せ・・・、と生きていること』なのです。P.29

まさに『足るを知る』という考え方である。

ないものをほしがってばかりいないか。

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記憶力を鍛えるためには 出口治明著『教えるということ』【角川書店】

記憶力を鍛えるためには 出口治明著『教えるということ』【角川書店】

出口治明著『教えるということ』【角川書店】の中に、池谷裕二先生(東京大学薬学部教授)との対談が書かれている。以下に引用する。

『最近よくもの忘れをします。どうすれば忘れないようにできるでしょうか。』
と質問すると、先生は、
『忘れないためには、思い出す訓練をすることに尽きます。』
とアドバイスしてくれました。P.130

記憶力というのは、インプット(入力)するのみでは鍛えられないということ。こ

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