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震災と戦災。2つの大禍からみるアート

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記事一覧

阪神淡路大震災から29年目をむかえるにあたって

阪神淡路大震災から29年目をむかえるにあたって

阪神淡路大震災から29年目をむかえるにあたって、図工専科時代に描いた1.17の視聴覚教材、
「じしんがおきた日」について振り返ります。

2008年に前任校の子どもたちに読み聞かせたいと描きあげた「じしんがおきた日」は15年間独り歩きをしました。

まるで絵そのものが意思を持ったように、必要としている人達のもとへと進んでいきました。

共同通信社、神戸新聞、讀賣新聞、産経新聞、京都新聞…

全国の

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リーダーの再建を望む子どもたち

リーダーの再建を望む子どもたち

選挙演説に耳を傾ける小学6年生。
関心のある分野が歴史と政治と鉄道。
中華民国建国の父、孫文の100年前の演説をBGMにして机上でプラレールとマイクラを楽しんでいる。

この一風変わった我が子がつぶやいた。

「選挙権が早くほしい。あと7年も待たなきゃいけないのはつらいな。」

我が子からこんな言葉が出てくるのはなんというか…誇りだ。

「山本太郎さんと佐野ひろみさんの演説をどうしても真ん前で聞き

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ウクライナ緊急難民支援 カイロス現地状況

〜ウクライナ難民支援〜
今回支援する先はカイロスという宣教支援団体です。
日本に届きにくい現地情報をシェアしていきます。
動画で現在の避難状況をご覧いただけます。

戦火を逃れて60万人以上のウクライナ難民が国境に押し寄せており、国内避難民も100万人に上るとも言われています。特に国民総動員令によって18〜60歳の男性市民の出国は全面禁止されているため、女性や子ども、老人、障がいをもつ人たちのみで
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震災紙芝居『みーたんとぽーちゃん』

未就学児童さん(4歳5歳)から小学校低学年までを対象とした震災紙芝居をつくりました。小さな子ども達の死生観。それは、点と点がつながり、やがて線になっていくように、成長とともに育まれていくものだと考えています。

「なんだか、こわいな。」
「どうして、死んじゃうの?」
「どれくらい、いたいのかな。」

震災を知らない世代が親となり、保育者となっていく中、
「子ども達の〝なんで期〟を乗り越える自信がな
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震災紙芝居『みいたんとぽーちゃん』 読み聞かせ 長岡京勝龍寺にて

この度、幼保園の先生方からの御希望で未就学児童さんから分かる震災紙芝居を描かせていただきました。11月7日に長岡京の勝龍寺にて初めての読み聞かせをさせていただきました。
この動画ではカタリベ活動の趣旨と原画を紹介しています。

米光智恵〜Chie Yonemitsu〜
プロフィール

小学校3年生の時、阪神淡路大震災で自宅が全壊。旧ユーゴスラビア(現セルビア)政府が企画した被災児童を励ますための招
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震災と戦災。2つの大禍からアートをみる

震災と戦災という2つの大禍の中で受け取ったメッセージを動画におまとめ致しました。

臨床の視座として見るアートについて詳しく解説させていただいております。
どうぞご覧ください。

前回紹介したこちらの動画では、アートの「A」「R」「T」を可視化しています。あわせてご覧いただけますと幸いです。

『はじめまして』とアートのお話 https://youtu.be/SJjJ9f2ZtwA

      
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