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空腹が最高のスパイスだった1日たちのグルメたち

ー美瑛と函館と松島と蔵王温泉と屋久島と奄美大島のはなしー


「空腹は最高のスパイスだ」という言葉がある。


私はほんとにその通りだと思う。


私の趣味がサイクリングなのも、このことに起因している。


観光をするとき、

ドライブや電車だと座って食べての繰り返しになってしまい、お腹が空かない。

歩きだと遠くの気になるエリアに行けない。

しかしサイクリング旅行は体を動かす分、手っ取り早くお腹をすかせることができるしいろんなところに行ける。

だから旅先ではいつもかなりの距離を移動して、かなりの量を食べている。


というわけで、その1からその3まではサイクリングのお話。


その1・美瑛と旭川編


朝ごはんは美瑛にある青い池のほとりのハンバーガーショップでがっつりと。

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食べたら走り、2時間後には牧場でソフトクリームを。

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これがまた、超がつくほどおいしかった。


そしてまた走る。


夜ごはんは回転寿司と決めていたので、お昼は軽く済ませることに。


午後2時ごろ、コインランドリーで洗濯をしている間に近くのスーパーでお惣菜を買って食べることに。


しかしこのときお腹が空いていた私は、思わずかつ丼を手に取ってしまった。


そして完食してまた走り出す。


旭川にある回転寿司「トリトン」に到着。


このときもうすでに空腹。


お盆休みだったこともあって、16時くらいに行ったのに2時間弱待って、やっとありつく。


おいしかったのはサーモンとホタテ。

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このほかにも4皿頼んで、お腹いっぱいになってお店を出る。


また走る。


そしてこの日の宿(という名のネットカフェ)が安い時間帯になるまで外で待機。


と、スタバに入って桃のフラペチーノを飲む。

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(1時間前にお寿司を食べていた人)


1日の総摂取エネルギーは優に3000キロカロリーを超えているだろう。

普段の1日の3倍くらい食べたのにちっとも苦しくなかった。


・・・


その2・函館編


函館はサイクリングとの相性がとってもいい街だと思う。


観光スポットがそこそこ離れていて歩くには遠い。

食べたいものもたくさんある。

道路はそこそこ広くて走りやすい。

この三拍子がポイントだ。


朝ごはんは函館朝市で海鮮丼を。

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その1時間後には五稜郭タワーの上でジェラートダブルを。

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そしてその2時間後にはお昼ごはんにということでチョコパフェを。

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そしてその1時間後には赤レンガ倉庫のチーズスフレを。

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そしてその1時間後には何かのショップで、インスタをフォローするともらえるラスクを。

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そしてその後は夜景を見るために自転車を置いて山登りを。


普通はロープウェイで行くのだが、食べ物にお金を注ぎ込みすぎてしまったため、ここは倹約する。

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そして山から降りてきて、空腹がピークを迎えたところにガツンとラッキーピエロを迎え入れる。

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ケンタッキーの和風チキンカツサンドと同じような味がしたけど、あの味がとても好きだからこれもめちゃくちゃおいしかった。


こうしてこの日も満たされて終わった。


・・・


その3・蔵王と松島編


この日は蔵王温泉で泊まっていた。


朝起きて、10時ごろに蔵王名物のなんとか餅を3つ食べる。

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その10分後に、またもや名物の玉こんにゃくを食べる。

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そしてそこから走る。


県をまたいで、宮城県の日本三景・松島に着く。

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海鮮丼を食べて、名物の笹かまも食べた。


その1時間後にはプリンを食べた。

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その10分後にはお煎餅も食べた。

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その1時間後くらいに、友だちは名物の牡蠣入りカレーパンを食べていた。

(その子が買った瞬間にシャッターが降りて閉店して笑った覚えがある。)


その後は仙台のはずれにあるゲストハウスへ走る。


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夜ごはんは豪華な大とろ定食だった。

脂がすき通りそうなくらい輝いていた。


この日も満腹になって就寝。


・・・


その4・屋久島編


ここからはサイクリングではない空腹の話。


屋久島ハイキングの中でもレベルが高いと言われている縄文杉トレッキングに参加した日のこと。


まず朝におにぎり弁当を食べる。

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そこから怒涛の6時間登り道。


あいにくの大雨で川を歩いているような気分だった。


疲れ果てた状態で食べた山頂のお弁当は、ずっとリュックの中に入れられていたせいでぐちゃぐちゃだったけど、生きている喜びを感じられるようなおいしさだった。

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このときの梅干しごはんと柴漬けと唐揚げのおいしさを、私は一生忘れないと思う。


その後6時間くらいかけて下山。


疲れと安堵でヘロヘロになった体でスーパーに行き、夜ごはんを買う。


自分へのご褒美に、お刺身パックを2つとサトウのごはんを買って1人で海鮮丼パーティー。

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至福のひとときだった。


その5・奄美大島編


最後は奄美大島で、ホテルの住み込みをしていたときのこと。


仕事柄、朝と夜に働くかわりに、お昼は12時から17時までが休みというなんともステキな毎日を送っていた。


午前中は汗水垂らしながら客室の清掃をする。


それが終わったら車にのって市街地まで40分くらいドライブして、お昼ごはんを食べる。

これが毎日の1番の楽しみだった。

中でも好きだったのが、「島とうふ屋」さんのランチ定食。

豆腐づくしのこんなのとか、

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こんなのとかが、

(揚げ出し豆腐、ラブ!)

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800円前後で食べられるワンダフル定食。


未だかつて、私はコスパ的にこれを超える定食に出会ったことがない。


それもそのはず、たくさん働いて、汗をかいて、お腹をすかせた後のおいしいごはんは、おいしいごはんイチおいしいはずだ。


そして満腹になってもまだまだ続くお昼休み。

私はシュノーケリングで念願だったウミガメと泳ぐなどして、離島ライフを満喫していた。

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(友だちに見せたら「カメうっす」って言われた写真。でも私の宝物。)


もはや仕事はおまけだった。こういう余暇のある人生をいつまでも送っていたいなあ。


・・・


と、私の懐古にお付き合いくださった皆さま、ありがとうございました。


空腹においしいものは最強だなと改めて思った。


なんだっけ、こういうことわざあるよな、、。


のれんに腕押しじゃなくて、

あ、

鬼に金棒か。


これからも空腹に幸せを見出しながら食べて満腹になっていこう。


・・・

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