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知らないとヤバい⁉2024年働き方が大きく変わる3つのポイント


これからは会社をうまく利用する時代

転職が当たり前になり、45歳定年制が現実味をおびており、リスキリングをしたり、リカレント教育で会社からの戦力外通告があったときにもブランディングできるように逆算していく時代です。

会社はあなたのキャリアや労働寿命について保証することはなくなっており、昇給、ボーナスについても確約がなくなり、実に不安定な時代になっている。

残業代についても働き方改革によって、以前のように平社員だったら、責任もなく、サラリーマンは気楽な稼業というわけにはいかなくなった。

副業。複業を推奨していることから考えると、スキルを身につけることができなければ、代謝してもらうリスクが高くなるということになる。

小っちゃいプライドや過去の成功体験にぶら下がって、会社のお荷物と判断をされてしまうと、いつ戦力外通告がくるかはわからない。

水面下でターゲットになった人に対してシナリオを描くのは人事の仕事であり、真綿でしめていくようにじわじわとやることもあれば、突然の通告によってパニックになることもある。

管理職になったから安泰ではありませんので、いつ梯子を外されるかはわかりません。
常にアップデートしていくことはもちろんですが、素直さと謙虚さが必要になるでしょう。

時代の流れが速いため、常に新しい事には興味を持っていないと、時代遅れになった瞬間、信用と信頼が一気に無くなってしまう恐れがあります。

働き方はもちろんですが、ハラスメントについても変化をしていますし、コミュニケーションの取り方についても変化をしています。

その変化にちゃんとアジャストできればいいのですが、遅れた時計や進んだ時計のように間違った場所を差していると常にズレていることに気づいていない。

みんな時代のせいだと言い訳をする理由の1つは、自分がズレていることに気づいていない。

人手不足といわれているけど、採用基準は高くなっている傾向が顕著に出ており、転職市場に出てきにくい人たちを探して、長期化しているケースが増えています。

誰でもいいわけでもないですし、理想とする人を採用するために厳しくなっているのはわかるのですが、白馬に乗った王子様のように理想の人を採用しようとするとなかなか見つからない。

転職市場に出てきている人の中には上位の2割はなかなか出てこないからである。

組織は2:6:2の法則で成り立っており、上の2割、下の2割がいなくなっていくと自然にいなくなった方向へ人が行くため、常に2:6:2になるといわれている。

常にリブランディングをしておくことが必要であり、自分の強みをとことん伸ばしていく時代です。
弱みを伸ばそうとしても、伸びないのはもちろんですが、才能をつぶしていくことにもなるので気をつけたいところ。

モヤキャリ相談室で気づいたこと

モヤキャリ相談室をしていると、いろいろな年代の方、バックボーンのある人たちと出会うことができました。

その人たちとの相談の場を通して気づいたことが、答えを教えてほしい人、背中を押してほしい人、答えが出なくてもいいから頭を整理したい人など、本当にいろいろな方とお話をさせていただきました。

超有名企業に入ったものの、仕事をやらされている、嫌々していると感じるようになり、ベンチャー企業に入社したけど6か月で退職をされて、自分の強み、仕事への向き合い方などに自信がなくなってしまった人。

超有名企業で管理職を任されていたけど、自分の中で海外留学の夢を捨てきれずに、会社を辞めて留学をして戻ってきた。
その後、コロナショック影響で転職活動が長期化してしまった人。

書類選考で100社以上にお祈りメールが届いてしまって、転職活動についての不安や不満を誰にも話せなかった人。

トップ営業だった人が、このままこの仕事をしているのがいいのか迷っている時に、たまたま見ていた映画にヒントを得て、飲食店を開きたいから修行しに行ってしまった人。

取引先の社長から、入社する条件として、単身赴任をして支店の立ち上げを手伝って、いつ戻れるかもわからず、家族がバラバラになる手前だった人。

本当に、100人いたら100通りの人生があり、石橋をたたいて渡ることをせず、たたいて渡る前に渡り切ってしまった人もいれば、石橋をたたいても渡らない人もいます。

答えは常に自分の中にあるもの!?

他人からいろいろといわれるけど、心の中では「うっせ~っ!うっせ~っ!うっせ~わっ!自分のことは自分が一番理解しているにきまっているじゃない」と思っている。

自分自身で決断することができて、嫌々仕事をして、心と体を壊してしまうなら、やりたいことをやっている方が幸福度が高いということも気づいた。

自分の中で腹落ちをしてから動くひと、動き回っていろいろな人に助けを求めて、グイグイ前へ進んでいくひと、ひとりで考え込んで前へ進めない人など、人生いろいろ、働き方もいろいろな時代。

他人の基準を利用して決断をすることは、不幸を選択してしまうことになる。

他人のモノサシで判断をしてしまうと、他人のせいにしやすいけど、何も解決することはありません。

他人がいいといったからやってみたけど、失敗すると「あの時あの人がそういったから」ということになる。

自分のモノサシで判断をしたときには、覚悟が決まっているから、つらいけど、自分で決めたことだし、ここをクリアできると新しい景色が見えるんだと思うと、才能が覚醒することもあります。

私、失敗しないので…は覚悟のあらわれ

自分自身としっかり対話をして、覚悟が決まると人の動きというのは驚くほど変わっていく。

どん欲にいろいろなことに対して真摯に向き合うことができるほか、突破口が見えるとそこから勝負することができる。

覚悟が決まらずにふらふらしているうちに、時間が過ぎてしまって、あの時やっておけばよかったという後悔をしても遅い。

特にこれからの時代は群れることを嫌い、たたき上げのスキルが自分の身を守る時代になりつつあるので、特にスキルを磨き上げるために、学びなおす人もいる。

学びなおしても実務で使えなければ、タダの頭でっかちになってしまう。
40歳までは人生上り坂かもしれないけれど、40歳を過ぎたら下り坂になり、次第に居場所を失い、リストラの対象になってしまうかもしれない。

この恐怖と戦いながら嫌々仕事をして、心と体を壊してしまったら全く意味がない。

学びなおしをするといっても、何を学びなおしたらいいのかわからないという人も多くいます。

正解がないから、迷うわけであり、自分がどうなりたいのか、どうしたいのかということが明確になっていなければ、全くといっていいほど無駄になる可能性が高い。

タイムパフォーマンスやコストを考えると、なかなか踏み出せないことが多いのは事実。

人は知らず知らずのうちに期待するもの

人が好きだから期待値が上がっていく。
期待値が上がっているから、そのレベルのことができないと怒りになってしまう。

採用をしていると期待を超えることなく、お荷物扱いになってしまったりする人がいる。

逆に期待していなかった人が大活躍して、大抜擢されるケースもある。
スカウトというけれど、自分の基準で無意識に判断をしているのが危ない。

人事にもいるのですが、自分は人を見分けるのが得意ということでマウンティングする人ほど、とてつもない間違った判断をしてしまう人が多い。

マウンティングするということは自分の能力が高いんですよ、すごいんですよ、認めてくださいよという承認欲求の塊であり、能力がないことをばれないように取り繕っている人が多いというのが特徴である。

本当にすごい人は謙虚さと素直さを持っており、自分がすごいんですよということは一切言わない。

会社で居場所がなくなってしまったか、チームで孤立しているケースが多く、そういう人に限って自分を大きく見せる傾向があるので、気をつけなければならない。

好感を持たれるミドル層、シニア層3つのポイント

働かないおっさん、妖精さん、カスハラの多くはミドル層、シニア層を示す言葉であり、どうしてもいいイメージがないことが多いのですが、好感を持たれるミドル層、シニア層は次の3つのポイントを持っている。

管理職として嫌われることをやらなきゃいけないときもある。
チームをまとめる上では必要なことであるけど、嫌われたくないから叱ることができない管理職も増えているのは事実です。

また、ハラスメントになる可能性もあり、炎上をするよりか、穏便に済ませたいと考える管理職も増えているから不思議である。

チーム力を発揮して、化学反応を起こしやすいチームを作ることが必要なのだが、自分の思い通りに動かない、結果が出ないことにいら立っていたら、管理職は失格である。

1つ目は自分らしさを持っている人

いくつになっても目標をもってチャレンジしている人。
率先垂範で人がやりたくないことをやっていくことが求められ、いくつになっても、自分に限界を決めずに頑張っている人。

強欲かもしれないけれど、自分が必要とされる場所を見つけることがうまい人、どんなことでもどん欲にやっていく人など、あきらめずにやることが美学になっている。

2つ目はファッションセンスがある人

いつになってもファッションセンスが色褪せず、おしゃれな人。
清潔感をもちながら、センスのある着こなしをしている人。

いくつになってもオシャレについてアンテナを巡らせており、自分らしさを表現することができる人。

年齢を重ねても人から見られていることを忘れておらず、楽しませてくれる人。

老けこまない人ってやはり尊敬されることも多い。

3つ目は笑顔が素敵な人

笑う門には福来るというように笑顔が素敵な人は人を自然と引き付けることが多い。

素直で謙虚な人は特に他人への思いやりを忘れずに感謝の気持ちを持っているから、人が自然と集まってくる。

利他の精神がある人は、自分のことよりも相手のことを思いやれるから、人が集まってくる。

哲学的な対話をする

対話をするというとちゃんとしていなきゃいけない、完成形でないといけないという無意識なバイアスがかかりがちですが、実は未完成のままで充分なんです。

就職、転職活動の第一歩として行うのが自己分析がありますが、一人でやるには限界があり、他人と一緒にやることで限界を突破することができるようになる。

3.5人の集まりといわれるのですが、3~4人のグループでやることが一番いいとされている。

対話する場所を考えやすい場として定義することができるとしたら、ちゃんと相手の会話を聞くこと、お互いの話を聞いて、自分ならどうするかを考えたりする。

話すことで整理をされることも多くあり、玉ねぎの皮を1枚ずつ外側から向いていくことによって、核心に触れるようになる。

自分のことは自分が一番知っているのはもちろんですが、利害関係のない人から意見を言ってもらうことによって、ストンと腹落ちすることも多くある。

利害関係者の場合は特に自分の利益へ誘導されてしまう可能性があるので、できるだけ利害関係のない人が3~4人のグループでやるのが一番効果的である。

偉い人の言葉は使わずに、人それぞれの問題ということで片づけないという最低限のルールを設定することで、不安の玉ねぎの皮が一枚ずつはがされていくことになるから不思議である。

人が集まって考えるということになると難しく考える人も多いのですが、実は新しい気づきがあったり、問題解決をするための方法を見つけられたりすることで、悩みの種が1つ減ることに気づいている人はいない。

まっとうに苦しむ場であり、自分を許せる場として利用をしてほしい。
1人で考えることは苦しいことであり、Google先生で検索をして答えを求めてしまう傾向がある。

答えをだしたくなってしまうのはよくわかるけど、悩んだり、考えたりしていると、早急に答えが出るとは限らない。

悩むことに答えを求めてしまっては対話になっていない。
問いになってしまって、気になることを考えているだけである。

たった一回やらかしただけではしごが外れる!?

最近増えている相談の1つのテーマであり、失敗を恐れるあまりはじめの一歩を踏み出すことができず、モコモコしている人が多くなっています。
話を聞いてみるとよく分かるのですが、失敗を恐れるあまりに完璧を目指してしまってタイミングを失っていることもよくあります。

完璧を求めるあまりにいろいろな情報や知識を手に入れて、リスクを減らそうとしているのはよくわかりますが、実際に体験をしてみないとわからないことも多くあります。

知識のメタボリックになってしまうと、評論家や批判家になりやすく、できない上にできるようなことをいってしまったり、反対をするケースも多く、価値観を押しつけてきてしまうから厄介な存在になってしまうケースも多くなっている。

完璧を求めてから始ようとする人が多いのですが、その間にいろいろな問題が発生をすることになり、モチベーションも下がってしまう。
計画性はあるけれど、セコセコ動いている人は強いし発言力も持っていることが多い。

川の上流では大きな岩であるけれど、川を下ってくるうちにいろいろな生涯を乗り越えて、海に着く頃には小さな石になっていたり、砂に近いかたちになっているだろう。

それと同じようにいろいろな人と摩擦を起こしながらも問題解決をしながらすすんでくるため、行動力もあるし、発言力もあるし、社内の信用預金もガッチリ確保をしているケースが多い。

失敗をしないように緻密に綿密に計画を立てたとしても、そのとおりに行くことはほとんどなくなってしまう。
いろいろなところで問題が発生してしまい、抵抗勢力や社内の政治家社員と戦って、自分がやりたいことを押し通していることが多い。

最短距離でゴールを目指すことが美学かもしれないけれど、失敗しても失敗したではなく、こういう考え方もあるのかという柔軟性と発想力を持ち合わせていれば、すぐに軌道修正をすることができるだろう。

何か変える力を持っていないけど…ビビりながら生きている!?

正義を通すことで多数派になりたいのはよく分かるけど、それでは何も現状を打破しようとはしていない。
上司や上層部の顔色を伺いながら仕事をすることが多くなっている。

リモートワークになり管理職が勘違いしてしまったことによって、リモートハラスメントという現象も起きてしまった。
働き方改革をススメていくところで、コロナショックが発生してしたため、強制的にリモートワークへ切り替わったことが原因であるけれど、リモートワークになって、有能な管理職と無能な管理職があぶり出されたことは間違いない。

コロナショックの影響で売上が下がり、大幅赤字を計上する企業が多くなる中、新型リストラが敢行されるのは時間の問題だろう。
2020年冬のボーナスカット、あぶり出された社員はリストラの名簿に名前が載ってしまうと、追い出し部屋や強制的な人事異動によって代謝をさせようと必死になる企業が増えるだろう。

それと同時に、新卒採用をストップして未来へのリストラとして数年間は採用停止ということも検討されている。
こうなると弱いものが更に弱いものを叩く時代へ戻ってしまうことになる。

ブラックに限りなくグレーだということもホワイトであるという、思考停止状態になり、目に見えない恐怖と戦うことになり、価値観を押しつけたり、自分の成功体験を押しつけてくることによって、部下がついてこなくなる。

情報過多!?情報をカスタマイズする時代

IT断捨離という言葉があったり、つながらない権利という言葉があるように、スマホ1台持っていれば、地図も本も音楽も写真も取れてしまう時代。
それに電話、パソコンの機能がついて、SNSやyoutubeを移動中に見ている人やメールに返信をしている人などいろいろな人がいます。

情報が過多になってしまったため、真偽を疑わずにみんながシェアをしているからシェアをしてしまったことによってデマを流してしまう可能性がある。
コロナショックのときもトイレットペーパー事件があったりしましたが、手軽に情報を手に入れられる反面、シェアをする際には本当であるかどうかを確認した後、拡散をしないといけない時代になってしまいました。

例えば起業をしようとしたときに、評論家、批判家のポジションを取る人たちは、「やめておけ!」の大合唱。
Google先生で色々調べれば、起業に関する情報がドッバーっと出てきて、どれを選ぶかで分かれる運命の分かれ道状態。

起業のために何かをしはじめていくと、評論家、批判家は「あーでもない!」「こーでもない!」「こうした方がもっといい!」などとガヤを入れてくる。
Google先生に聞いてみるとわからず、高額なセミナーに参加をして、お金だけを取られてしまって、残るのは借金だけ。

わからなければわからないなりに自分でもがいた上で、信頼できる専門家に相談をしてみることも一つの方法です。
信頼できない人に相談をしても時間の無駄になりますし、怪しいと思った瞬間、こころの中で閉店ガラガラ。
その瞬間から新しい情報については入ってこない。

YESorNO、対立構造で空気を読んで気配のシェア

ブラック企業という言葉の反対がホワイト企業という人もいますが、企業についてはブラック企業の要素が山盛りであり、ホワイト企業って言われる企業が少ないのが現状。

なぜなら、人が不平、不満に思うことを完全に潰している企業というのはないからだ。
人それぞれの尺度があり、企業には企業なりの尺度がある。
それが100%合致しているということはまずないからだ。

新卒入社した会社で1社しか経験をしていなければ、「この会社の文化は素晴らしく、時代に合わせて変化をしているから」と信じているから。
また、数社転職をしている人は「この会社はここが良かった!あの会社はあそこが良かった!」と評論家、批判家になってしまう人が9割いる。

転職をするということは社内の信用預金もゼロリセット、信頼関係もゼロリセット、相手の期待値を超えないと「アイツを採用して損をしたなぁ〜」と思われてしまうリスクがあるということ。

それを勘違いしてしまうと、「私はこれだけ仕事ができる人間なんです。」「御社でもすぐに結果を残せるので安心してください!」という実力以上に自分を見せたがり屋が増えているのは事実。

仕事はチーム制、個人戦ではないということ。
チームで信用を得てレギュラーを取るまでにそのちっちゃいプライドが邪魔をしてしまう。
こんなはずじゃなかった〜と思ったとしても時既に遅し。

これから必要とされると力は、環境適応能力はもちろんですが、変幻自在の仕事スタイル、素直さと謙虚さを持って、目の前にある仕事に対して全力投球をすること。
そうすることでチームで信用、信頼をすることができるようになり、社内の信用預金も高くなってくることになります。

いつやるの!?今でしょ!

完璧を求めていたらいつになるかわかりません。
不安というボールを持ったまま、前へ進まないと何も始まりません。
不安がなくなるわけはありませんし、みんな何らかの不安を抱えながら戦っています。

よくあるのが、「お金が貯まったらやります!」「仕事が落ち着いたらやります!」「余裕ができたらやります!」という人がいますが、そういうことをいっていたら、チャンスを逃してしまうのということ。

やらない後悔よりやって後悔したほうが原体験を積める分、プラスになるわけで、モコモコチャンスを伺っていると、チャンスの神様を捕まえることはできない。

完璧って思っていたとしても、実際にやってみていろいろな問題が発生することになるわけですし、あーでもない!こーでもない!と言いながらやってみて、また修正を加えて、より良くしていけばいいのに、失敗に対する恐怖や周りの目を気にしてしまって、モコモコしてしまうことチャンスを知らずしらずのうちに見逃してしまう。

これからの時代は試合にで続けて、スタメンをはって頑張る時代です。
こいつにかなわないという後輩がでてきたら潔くそのポジションを譲る時代なんです。

肩書に固執してしまって、逃げ切ろうという人たちもいますが、コロナショック以降のリストラの対象になってしまうでしょう。
会社に貢献することができない管理職はその席を早く若手に譲ってください。

組織には新陳代謝が必要であり、新陳代謝をしない組織は老害化してしまって、出世の大名行列ができている。
離職率が10〜20%は正常な組織であると言えるでしょう。
10%以下は新陳代謝がうまくいっておらず、組織の硬直化がすすんでいる可能性があり、20%を超えると危険水域、30%以上になると組織が崩壊しかねないのが現状です。

規定演技と自由演技

ここでいう規定演技とは、会社が求めている役割をきっちりとできる人のことであり、役割を与えることでのびのびとする人のことを示します。

自由演技とは、会社からの役割をはみだしていく力を持っている人のことを示します。

役割を与えることも必要なのですが、個性を生かしてはみ出す力を持っている人がイノベーションを起こしやすくなっているのは事実です。

どんなボールでも返せる人もいれば、これしか返せない人もいるので、管理職は特にその人の長所短所をしっかりと見極めてほしい。

長所を最大限に伸ばして、才能を開花させることはもちろんですが、どういう役割を与えでどうしてほしいのかをしっかりと伝えることが必要です。

伝え方については対面で伝えるのか、誰かを使って伝えるのか、文章で伝えるのか、電話で伝えるのかなどいろいろの手段と方法があり、丁寧に腹おちをするように伝える必要があります。

特徴をしっかりとつかんで、伝え方を間違えないようにしないと、ハレーションが起きやすくなりますし、退職の連鎖が生まれてしまうので、注意が必要になるでしょう。

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