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あえて自分の弱みを自己PRに入れ込むことを提案します

フリー面接トレーナーのnoriさんです✨

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

誰でも己の弱みは隠したいもの。

これは、面接官にだけではなく、私の元へ相談に来られた方でも同様で「弱み」にあたる性格やエピソードは隠したがります

もちろん、初見でいきなり「自分の弱いところは」なんて話すこともおかしいかもしれませんが、互いに信頼できるようになった時には話してもらうようにしています。

面接でも、「あなたの弱みは?」と迫られるような場面も想定できるので、予め考える人もいますが、多くの場合、表面的で当たり障りのない内容で逃げ切ろうとします。

まあ、それはそれで一つの能力として受け止めても良いのですが、ミスマッチ防止や今後の自己成長を考えたときには、自分の真の弱みを見出しておくことは大切です。
今回は、「弱み」の取り扱い方についてのワンポイントでありワンランクアップの伝え方について話します。

今日の【めんたいこ52】

そもそも、聞かれない限り、自身の弱みを伝える必要はないのでは?と思われるかもしれません。

それは一理あります。

無理に自分をマイナスPRするのは得策ではありません

ただし、ここで言う「自分の弱みを伝える」とは、なにも「私はダメな人間です。」と自分を卑下することではありません

今回取り上げる「自分の弱みを伝える」とは、成長のための課題理解アピールです。

強みだけでは自慢話になる!?

まず前提にあるのは、自己PRでろうがガクチカであろうが、面接は自身のアピールの場であるということです。
そのため、基本的には強みなどの自分の”良さ”をアピールすることは当たり前のことです。

ですが、それを意識しすぎる余り自慢話や過剰アピールは中身のない言葉だけの羅列です。要は相手に届かない、響かないということです。

得てして就職面接では、自分だけではなく、他の人も受けていることを忘れがちです。
他の方と自分を比べて強みの良し悪しを決める必要はありませんが、学生であれば、比較的その良さは、他者と被りやすいものです。

そこで、大切になることは、

①きちんと自己分析した結果の強みかどうか。

②相手(志望先)にとって必要かどうか。

この二点が揃って初めて自己PRに相応しいと以前のnoteでもお伝えしています。(下記参照)

エピソードで伝えられるのは強みだけではない

①、②の要素を考慮したアピールポイントをつたること、またエピソードを選ぶことは、比較的やりやすいと思います。

さらに他者と一線を画したオリジナリティある自己PRにするためのワンランクアップ策を考えます。

それは、強みの反面の弱みを受け止めているかどうかです。

弱みとは、必ずだれにでもあります。
あえて隠したところで、面接で深く突っ込まれてくる可能性もあるので、ある意味、対策の段階から諦めて白状してしまうことで、対策方法がいくつも見つかって良いと思っています。

その弱みとは、例えば、

・チーム内でみんなをフォローできる、配慮できる
 ⇒ 一方で、きつく言えない、人を頼れない

・自分の意見を言う、自分の考えを大切にできる
⇒ 一方で、周囲の意見を聞き入れることができない

といった、強みの陰に弱みもあるはずです。

完璧な人間はいないことは言うまでもないと思います。

そこで提案したいことは、
自己PRなどで、自分の強みを使ってアピールする際には、

自分の強み(アピールポイント) + (根拠となる)エピソード

といういつもの流れに加えて、
エピソードの経験を通じて発揮できた強みだけではなく、そこからわかった(表面化した)自分の弱みにも目を向けてみましょう。

発見(表面化)した弱み + 克服のための課題(改善方法)

強みだけなら、誰でも言えます。
あえてそこに、経験を通して気が付いた(表面化した)自身の弱みを加えることは、単に潔さを表すだけではなく、自分の成長のために何が必要なのか、きちんと分析ができていることのアピールでもあります!

最後に

繰り返しますが、弱みを出すことは、誰でも抵抗はありますし、面接では当たり障りのない表現でみんな逃げます。

そこに、あえて隠さず話す事は勇気がいりますが、そこができて初めて本当の自己分析です。

ワンランクアップを目指すなら、こうしたテクニックもぜひ使ってみたいと思います。

ただし、一人で決断するのはリスクがあります。
できる限り第三者に聞いてもらい、フィードバックをもらったうえで判断しましょう。

他者との差別化だけでなく、自分の成長を目指すための考え方でした。
ぜひワンランクアップしましょう!

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~

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