マガジンのカバー画像

管理業務主任者・マンション管理士受験支援マガジン

58
毎年1万人以上が受験するマンション管理に必須な国家資格。求められる知識は広く、中でも設備で点数を稼ぐことが求められます。しかし、参考書だけでは覚えるだけで大変です。そこで覚えやす… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事
#1フィールドを使った暗記

#1フィールドを使った暗記

初回はどんな方法で設備の知識を身につけるかということを理解してもらいます。
皆さんは日々、会社に行きますが街中の建物にどの程度の関心を持って歩いていますか?
マンションに限らずビルの外観を思い出してください。
何を思い出しますか。
ビルの外観はタイルでしたか?吹付塗装でしたか?
どんなタイルでしたか?
吹付塗装を触った感覚はどうでしたか?
この外観の状態を知ることはマンション管理士、管理業務主任者

もっとみる
管理業務主任者に受かりたければ3月から試験を意識すべき

管理業務主任者に受かりたければ3月から試験を意識すべき

管理業務主任者やマンション管理士の試験が終わり、3カ月が過ぎようとしています。
マンション関係の国家資格は、毎年11月最終週です。
2月末で残り9カ月です。
「えっ、まだ早いよ」
そんな声が聞こえてきそうですが、複数回受験をして落ちている人が陥りやすいことに「区切りを決めて試験の準備をする」があります。
基礎は3カ月、過去問は2カ月と言った具合です。

マンション関係の国家資格を取るには、民法に代

もっとみる
2023年度管理業務主任者受験生へ

2023年度管理業務主任者受験生へ

明日は試験です。
準備をした知識で問題に集中してください。
とは言え、初めて試験を受ける方もいると思います。
注意点を確認してください。

1、受験票を出掛ける前にチェックする。
忘れた方向けに準備はされていますが、試験前にドタバタすることになります。必ず何度でも確認しましょう。

2、筆記用具
筆記用具は予備を必ず用意することです。
筆箱類も机の上には置けません。
鉛筆、シャーペンは最低2本。

もっとみる
認定制度で覚えること

認定制度で覚えること

認定制度で覚えることの最後は認定を取得するメリットです。
この制度は管理組合にとって目に見えるようなメリットが少ない制度ですが、実は利用価値が高いメリットが幾つかあります。

1、管理組合員の安心感
国(自治体)から自分たちのマンションの管理は適正だと認められること住んでいる組合員、家族にも大きな安心感を与えることになります。

2、市場不動産価値の目減りを減らせる
築年数が経つにつれ、不動産価値

もっとみる
防火管理者の業務

防火管理者の業務

「防火管理に係る消防計画」の作成・届出を行うこと

消火、通報及び避難の訓練を実施すること

消防用設備等の点検・整備を行うこと

火気の使用又は取扱いに関する監督を行うこと

避難又は防火上必要な構造及び設備の維持管理を行うこと

収容人員の管理を行うこと

消防計画、避難訓練、点検整備は絶対に覚えましょう。

管理権限者(理事長)が最終的な防火の責任者ですが、防火管理者は防火を管理することに特

もっとみる
認定制度で覚えること(2)

認定制度で覚えること(2)

認定制度の認定基準(要件)は次のようになります。
全文を覚える必要はありません。
ポイントを把握することに努めましょう。

基本的4項目

1、管理者(理事長)等が定められていること
2、監事が定められていること
3、集会が年1回以上開催されていること
4、管理規約が作成されていること

以下の2点を規約に定めていること

5、災害等の緊急時や管理上必要なときの専有部の立ち入り、修繕等の履歴情報の

もっとみる
認定制度で覚えること(1)

認定制度で覚えること(1)

認定制度で覚えることをまとめました。

1、認定制度はマンション適正化法5条に基づき定められている。
2、認定制度は枠組みを国土交通省が作り、自治体が制定する
3、適正化法では、自治体は管理不全なマンション管理を行う組合(管理者等)に対して助言・指導を行うことが出来る
4、適正化法では、自治体の長は管理不全なマンション管理を行う組合(管理者等)に対して勧告を行うことが出来る
5、国が定めた認定要件

もっとみる
建替え決議で決めることは4つ

建替え決議で決めることは4つ

1、再建建物(新たに建設する建物)の設計の概要
建物の用途や階数、建築面積、床面積、間取り

2、建物の取り壊しおよび再建建物の建築に要する費用の概算額
旧マンションを解体にかかる費用と、新規マンションを建築費用

3、2で規定する費用の分担に関する事項
建替えに参加する人の負担額

4、再建建物の区分所有権の帰属に関する事項
専有部分面積、共用部持分、敷地の価格

この4つを覚えましょう

規約で覚えることをまとめた資料です

規約で覚えることをまとめた資料です

試験もまじかですが、規約が苦手と言う方にお勧めの資料を見つけました。
東京の多摩地区のマンション管理士会が研修用に作成した資料だと思います。
これぞ、標準管理規約のまとめです。

是非、ダウンロードして印刷して活用してください。

http://www.tamamankan.jp/kiyaku%20ketugi%2020060714.pdf

マンション敷地売却の基本

マンション敷地売却の基本

マンション敷地売却組合を設立するためには、マンション敷地売却合意者が5人以上共同して、定款及び資金計画を定め、都道府県知事等の認可を求めるとともに、マンション敷地売却組合の設立について、マンション敷地売却合意者の敷地利用権の持分の価格の4分の3以上の同意を得なければならない。

過去問題より覚える必要がある項目は次のようになります。
1、敷地売却組合は、5人以上の合意者が必要。
2、定款及び資金計

もっとみる
区分所有者等の等って何を含むの?

区分所有者等の等って何を含むの?

最近の試験で「区分所有者等」がよく使われます。

区分所有者は理解できますよね。
区分所有物件の専有部分を所有し、共用部分の持分、敷地利用権を持つ人のことです。

では「等」には誰が含まれるのか。
マンション管理組合に含まれる人です。
例えば管理者です。
管理者は区分所有者である必要はありません。
管理会社、マンション管理士でも可能です。
第三者を理事や監事に招く場合もあります。

次のような問題

もっとみる
高層住居誘導地区の問題(都市計画法)

高層住居誘導地区の問題(都市計画法)

不動産系の試験によく出題される問題です。

「〇〇〇地域」においては、都市計画に、高層住居誘導地区を定めることができない。
「〇〇〇地域」においては、都市計画に、高層住居誘導地区を定めることができる。

出題する側からすれば、「〇〇〇地域」を代えるだけで正解、不正解を自由に変えることが出来る便利な問題です。

対策:高層住居誘導は低層、中高層には設置できない。
これだけです。

高さを決めている住

もっとみる
タイルの張り方

タイルの張り方

タイルの張り方は幾つかあります。
試験対策としては次の2つを覚えましょう。

1、圧着張り工法
タイルを張る施工方法の一種で、混和剤を混入した圧着用モルタルの上にタイルを押し付けて下地に張る工法のこと。

→モルタルを塗るのは下地

2、改良圧着張り工法
張り付けモルタルを下地面に塗り、これが硬化しないうち に、タイル裏面にも同じ張り付けモルタルを塗り付けて張り付ける工法のこと。
下地と タイル

もっとみる