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同じ「言葉」なら人の背中を押してみたい。いつか。

今日は「言葉が持つ力を侮ってはいけない」という思いが頭に浮かぶ。

口頭であれ活字であれ、自らが放つ言葉が他人に届くとそれは何かしらの影響を与える。

いくら表現が自由だとしても、言葉を毒素を吐くことに利用していたら、それはいつか自分に返ってくるかもしれない。

私は才能が不足しているので、クリエイターの力を借りて今日の言葉を綴りたい。

20代の頃のミスターチルドレンの桜井さんは絶対に100万枚のミリオンヒットを飛ばすと目標を立て、見事に勢いにのりミスチル旋風を巻き起こした。

大きな目標を達成した桜井さんは幸せなはずなのに、その後、空虚感やプライベートの乱れをメディアから追い回され「死にたい」と周囲に漏らす時期を経ている。

自分を押し殺したはずなのに、この感情は何だろう。
全部おりたい。
寝転んでたい 。
そうぼやきながら今日が行き過ぎる。

【ALIVE 】という作品で桜井さんは本音を歌にする。

桜井さんは「死にたい」と周囲に漏らす気持ちの中、それでも「死にたい」という言葉は綴らない。「全部おりたい」で終わる作品は世に放たない。

苦しみながらおそらく何度も書き直した歌詞を作品とする。

やがて何処かで 光は射すだろう。
やがて荒野に 花は咲くだろう。
いつかポッカリ 答えが出るかも。
救いはなくとも 希望はなくとも。
人類は醜くても 人生は儚くても。
さぁ 行こう 怖いものなんてない。
荒れ果てた険しい道を
その日まで魂は燃え

桜井さんは苦しみながら、その苦しみさえも人に届けることを意識して言葉を放つ。

僕は桜井さんにはなれないけれど。

休みつつ落胆せず舞い上がらず。

「言葉の持つ力に注意しよう」そう気付く。

同じ言葉なら人の背中を押してみたい。

いつか。

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