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think of future mobility design
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Creating Experiences with Low-speed Mobility and Spatial Presentation

Creating Experiences with Low-speed Mobility and Spatial Presentation

ゲキダンイイノがJR東日本と高輪ゲートウェイで実証実験をしている。今日行くべきだ。

低速モビリティとイベントスペースを含めて空間プロデュースするゲキダンイイノの取り組みは、関東ではあまり見ない。もともと関西電力からスピンアウトした彼らは、ウォーカブルシティや観光地など特定のエリアでの新しい体験を作っている。

今回は、もともとこのあたり(品川・高輪)は海だったらしく、小舟で月夜を見るイベントがあ

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“Being in the right place at the right time”

“Being in the right place at the right time”

6月より、自動運転システムを開発するスタートアップ「ティアフォー」に参画します。

in English is here.

MaaS も第2世代と呼ばれる MaaF (Mobility as a feature) に移り変わり、日本では自動運転レベル4が解禁したこのタイミングに、新たな挑戦をしたいとおもいます。

ティアフォーは、オープンソースの自動運転 OS「Autoware」を開発主導し、全

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HMI Design in the MaaS Era — The Importance of UX Design

HMI Design in the MaaS Era — The Importance of UX Design

MaaS 時代の HMI デザインについての考察※です。自動車業界における MaaS とは、自動車のコックピットにおける HMI デザイン、製造プロセスにおける UX デザインの役割についてまとめています。

自動車業界におけるMaaSとはMaaS (Mobility as a Service) は、従来交通手段ごとに別々の支払いや手続きが必要だったものを、スマートフォンを使ってまとめて行えるよう

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MaaS x Card Facilitator’s Guide To Workshop

MaaS x Card Facilitator’s Guide To Workshop

『MaaS x Card』を活用するワークショップを企画するファシリテーター向けに、わかりやいやすいガイドを作成しました。

クラウドファンディング「CAMPFIRE」でファシリテーション権をリターンとして販売していた経緯もあり、ファシリテーションするための材料の必要性も感じていました。そんな中、オンラインワークショップの需要がコロナ渦で強くなってきたため、その点を追加し改めてファシリテーター向け

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UI/UX Design for Mobility #WeWork

UI/UX Design for Mobility #WeWork

WeWork 主催のオンラインイベント「モビリティにおけるユーザーエクスペリエンス」に登壇しました。そこでお話しした内容を少しだけ抜粋して解説してみたいと思います。

スライドは、Speaker Deck に公開しておりますので、合わせてご覧ください。

モビリティにおける UI/UX とはまず、モビリティにおける UI/UX とは、アプリのことではありません。今回は、モビリティを代表する自動車の

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MaaS x Card is now available

MaaS x Card is now available

『MaaS x Card』がようやく完成し、クラファンでご支援いただいた方々すべてに配送を完了しました。着想から実現まで思った以上に時間がかかりました…が、ようやくスタート地点にたどり着いた感じでもあります。

もし、この記事をご覧になられた方で『MaaS x Card』についてご存じない方は、これまでの記事も合わせてご覧ください。

・MaaS x Card – Think of User Ex

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MaaS x Card Coming Soon!

MaaS x Card Coming Soon!

クラウドファンディング「CAMPFIRE」で公開し、目標金額2倍もご支援いただいた「MaaS x Card」がまもなく完成します。

現在、イラストレーターの伊藤さん(@SASHIE)といっしょに開発を進めており、ほぼほぼ完成が見えてきました。 ここで、開発途中ではありますがいくつかの特長をご紹介したいと思います。

MaaS x Card について
このカードは、ある人のアクティビティを可視化し

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Playback 2019

Playback 2019

2019年のテーマを「開」としていましたが、今年はいろいろな意味で自らを開墾(かいこん)するような意思で動いた印象です。

いろいろな視点で2019年を振り返ってみたいと思います。

・Mobility
・Digital
・Art
・Journey
・Presenration
・Entertainment
・2020

Mobility自動車メーカーを退職し、鉄道事業におけるMaaS事業を支援、ス

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MaaS x Card – Think of User Experience Design Method

MaaS x Card – Think of User Experience Design Method

「ノンデザイナーのためのデザインツールを開発したい」この思いから、このたびクラウンドファンディングを実施することにしました。第一弾のテーマは「MaaS※」です。

※MaaS(マース)とは「Mobility as a service」の略で「サービスとしての移動」を意味します。

これまで、デジタルプロダクト(ウェブやアプリなど)におけるUX(User Experience)をテーマにしたワークシ

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UI / UX design in the MaaS #tms2019

UI / UX design in the MaaS #tms2019

10月31日に開催した「東京モーターショーシンポジウム2019」で登壇することができました。株式会社イード主催の「レスポンス20周年記念特別セミナー」です。

テーマは「CASE・MaaS時代の車内UI/UXの最前線」ということで、ボクのほかに韓国オリーブストーンのUXデザイン統括のキム・ギョンス氏、エスディーテックのCTO鈴木啓高氏が登壇されていました。

ボクのセッションは「MaaS時代におけ

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MaaS etc. UX MILK Fest 2019

MaaS etc. UX MILK Fest 2019

先日「UX MILK Fest 2019 – デジタルなUXに関わるすべての人のためのUXデザインフェス」に参加し登壇する機会をいただきました。UX 系で大規模イベントに登壇するのは実に2年ぶりのことでしたので、個人的にも楽しみにしていました。

スタッフも有志で集まっているらしく、イベント主催者としても活動されている方が多いからか、とても安心して運営を任せられる印象でした。事前に Slackでや

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Be a MaaS Designer?

Be a MaaS Designer?

大手自動車メーカーの新設部署に、立ち上げ期から2年間いましたが、組織で担う役割が安定してきたことと、自分がしたいこととのズレが大きくなってきたため、これまでの役割を解き、自動車メーカーではできない新たなチャレンジをすることにしました。

今月末で自動車会社を退職し、某社にてスマートモビリティ(MaaSやスマートシティなど)の部署を新たに立てることにしました。

※MaaS(マース)とは「Mobil

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Tesla x Mobility – Talk and Open Discussion

Tesla x Mobility – Talk and Open Discussion

先日 7/24 (水) WeWork 乃木坂 で『テスラ x モビリティを考える』イベントを開催しました。先月、京都で開催したイベントは「京都観光」がテーマでしたが、今回は「テスラ」をテーマにしてディスカッションしました。

主催は、オンライングループ「カロッツェリア」です。なお、準備やその他もろもろラナデザインアソシエイツさんに全面的にご協力いただきました。代表の木下謙一さんには登壇もしていただ

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Think Mobility

Think Mobility

前回の記事に続き、#Automagic ポッドキャスト「247 デザイン / デザイナーって言葉がブレまくりですよ」 後半で触れた「モビリティ」について自分の考え方含めまとめてみます。

使いこなせない自分が悪い
複雑な操作を要求する製品に対して「使いにくい」と思うのはごく自然なことですが、こと車に関しては「うまく操作できない自分が悪い」と思ってしまう節があります。対して、iPhone が発表され

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