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情報アーキテクチャやエクスペリエンスデザインを研究するデザイナー&実務家。おもに MaaS や自動運転など次世代モビリティのデザインに携わる。著書に『IAシンキング』などがあり、アーカイブプロジェクト『Era Web Architects』のホストをしている。

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  • autoblog / bookslope

    think of future mobility design

最近の記事

Playback 2023

2023年も今日で終わり、ということで、例年につづき振り返りを書いておきます。いくつか大きな節目もありました。 転職まず、仕事面で転職をしたこと。このエントリーで少し触れていますが、これまで MaaS (Mobility as a Service) のコンサル的な立場から自動運転システム Autoware を開発したリーディングカンパニー TIER IV に参画したことが大きい。現在は、オフィスのある品川に出勤する機会もあります。 また、これまで全国の実証実験の現場には取

    • Creating Experiences with Low-speed Mobility and Spatial Presentation

      ゲキダンイイノがJR東日本と高輪ゲートウェイで実証実験をしている。今日行くべきだ。 低速モビリティとイベントスペースを含めて空間プロデュースするゲキダンイイノの取り組みは、関東ではあまり見ない。もともと関西電力からスピンアウトした彼らは、ウォーカブルシティや観光地など特定のエリアでの新しい体験を作っている。 今回は、もともとこのあたり(品川・高輪)は海だったらしく、小舟で月夜を見るイベントがあったという。これを現代に甦らせた取り組みだ。浮世絵のようなイメージと「今宵」や「

      • “Being in the right place at the right time”

        6月より、自動運転システムを開発するスタートアップ「ティアフォー」に参画します。 in English is here. MaaS も第2世代と呼ばれる MaaF (Mobility as a feature) に移り変わり、日本では自動運転レベル4が解禁したこのタイミングに、新たな挑戦をしたいとおもいます。 ティアフォーは、オープンソースの自動運転 OS「Autoware」を開発主導し、全世界に展開している日本のディープテックカンパニーです。そのデザインに関わらせてい

        • HMI Design in the MaaS Era — The Importance of UX Design

          MaaS 時代の HMI デザインについての考察※です。自動車業界における MaaS とは、自動車のコックピットにおける HMI デザイン、製造プロセスにおける UX デザインの役割についてまとめています。 自動車業界におけるMaaSとはMaaS (Mobility as a Service) は、従来交通手段ごとに別々の支払いや手続きが必要だったものを、スマートフォンを使ってまとめて行えるようにする取り組みです。これにより、交通サービスが統合され、DX (デジタルトランス

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          26本

        記事

          Playback 2022

          2022年もあと2日で終わる。ということで、例年につづき振り返りを書き留めておこう。 ライブ配信ライブ配信は、Era Web Projects で計45本(111回目を配信)、Smallx Camp で計8本。ゲスト出演したポッドキャストが2本ありました。リアルイベントは、福井・宮崎・青森と久しぶりに東京以外での開催をすることができました。福井と青森では、これまでもご一緒したことのある講師陣といっしょにイベントを企画し実現することができて感無量です。またしたい。 Era

          Playback 2022

          My first trekking experience

          2022年4月17日、はじめて登山に行きました。滋賀県にある赤坂山です。標高 800m 級の低山登山です。登山経験が豊富な勅使純雄さんに導かれ、同じく登山ビギナーの小澤美里さんと。 雑感登山靴は重要 はじめはソールの厚いスニーカーくらいで行くつもりでしたが、靴はきちんと店でフィッティングしたほうがいいということで、コスパがいいと教えてもらった「mont-bell(モンベル)」に行くことになりました。近所にモンベルの店舗があったので、会社帰りに2度ほど通って店員とお話しして

          My first trekking experience

          大河ドラマ『青天を衝け』で学ぶ、VFXのつくり方(インデックス)

          2021年に放送されたNHK大河ドラマ『晴天を衝け』のVFXがすばらしかったので調べてみたら、NHKのVFXチームが CGWORLD.JP で連載していました。 ただ、このサイトに21もエントリーがあるのにインデックスが見つけにくくとても探しにくいので、インデックスを作っておこうとおもいます。 1. お蚕ダンス  2. 追鳥狩り~人増やしとフォトグラメトリ~  3. 追鳥狩り~キジと矢~  4. 血洗島オープンセット  5. 渋沢家スタジオセット VFXチーム

          大河ドラマ『青天を衝け』で学ぶ、VFXのつくり方(インデックス)

          Playback 2021

          2021年もあともう少しで終わります。東京オリンピック「TOKYO2020」が無観客で開催したのも遠い昔のような気がします。今はどこに出かけるのも「Pikmin Bloom」で遊んでいます。 というわけで、例年に引きつづき振り返りをしておきます。 ライブ配信ライブ配信は、個人活動の Era Web Projects で計52本、Smallx Camp で計17本。TC シンポジウム 2021 や C&R ウェビナーなどのセミナー形式のものも合わせると、だいたい75本程度あ

          Playback 2021

          P.S. This book is also your story

          この本とは、先日刊行したばかりの『Era Web Architects: An Archive Project of Takashi Sakamoto』のことです。30名の Web Architect(ウェブの建築家)のポートレート写真とインタビューとが合わさったこの本は、さまざまな角度や視点で楽しむことができる本です。 お手元に届いた方への追伸として一枚添えていますので、その全文を公開します。 この本は、あなたの物語でもあります。 はじめに、1990年から2010年の間

          P.S. This book is also your story

          New Book Release: Era Web Architects

          ようやく書籍『Era Web Architects』をリリースすることができました。 クラファンが終了したのが今年の1月頃ですので、およそ8カ月かかったことになります。時間がかかったとみるか、早かったとみるかはこの活動への関与度合いによる気もしますが、ようやく出来上がったという印象があります。 これまでの経緯オンラインでのインタビュー動画が終わったのが、5月末くらい。並行して記事化をすすめ『WD Online』のほうで後追い公開し、出版社と本格的に話し始めたのが6月後半。

          New Book Release: Era Web Architects

          24km Marathon

          8月24日、配信番組『24 (ニジュウヨン)』の企画で、24km マラソンに挑戦し無事完走することができました。今日はまだ足がガクガクです。これまでの背景と今回の内容について書いておきます。 配信番組『24 (ニジュウヨン)』とは、2017年5月24日から2018年2月24日まで、計10回を放送したライブ配信番組です(ページ末尾に過去ログを掲載)。株式会社エンタミナの田口真行さんのご協力のもと配信し、昨年2020年8月24日にはチャリティイベントとして24時間ライブ配信マラ

          24km Marathon

          Design in a narrow sense

          久しぶりに、Automagic Podcast に出演させてもらいました。 最近の取り組み「Era Web Architects プロジェクト」はもちろんですが、昨今のデザインに対する見方についてさまざまな角度で話しています。話が二転三転するので、結論がほしい方には正直オススメできません。夜な夜な雑談トークとして聞き流すくらいがちょうどいいかとおもいます。 話した背景や補足をこの場でも書いておこうとおもいます。モヤモヤしていることを言語化しているので、少々乱暴な言い方もし

          Design in a narrow sense

          Era Web Architects Exhibition

          去る3月14日、自ら企画した『Webサイトをつくってきた人々の写真展「Era Web Architects」』を無事終了することができました。延べ100名超の皆さんにご参加いただき、本当にありがとうございました。 この取り組みは、着想から実現までおよそ2年くらいかかったことになります。その間に、新型コロナウイルスの世界的大流行にともない一時自粛をしていましたので、2020年9月末からの再始動から数えるとおよそ半年で実現したことになります。 有志で集い、公式サイトを開設し、

          Era Web Architects Exhibition

          About Clubhouse

          Clubhouse は音声SNSと呼ばれ、米国で2020年5月に時価総額が1億ドル(107億円)の調達を発表したことで大きなニュースになりました。 日本では、1月23日にアプリがリリースされ、IT界隈のインフルエンサーを中心に広がっていき、1月末時時点ですでに10万人を突破していたらしい。2月4日時点では50万人だと試算されていて、初速の勢いがわかる。なお、Android 版はまだないので iOS 版だけの話です。 なにがそんなに注目を浴びるのか、自分なりにいくつかの観点

          About Clubhouse

          Playback 2020

          さて、もうそろそろ2020年が終わります。今年は何はともあれコロナ一色だったと言えるのではないでしょうか。 毎年、振り返り記事を書いているので今年も書いてみました。仕事面というよりプライベートな面ばかりになってしまいましたが、いくつかのトピックで綴ります。 オンライン配信コロナの影響から、突然テレワーク中心の仕事スタイルになり、Zoom や Microsoft Teams、Google Meet、Webex などのビデオ会議システムを頻繁に使うようになりました。以前から仕

          Playback 2020

          What can you leave? - Era Web Architects Project

          前の記事で触れましたが、2019年の10月あたりからプライベートプロジェクト『Era Web Architects』プロジェクトを立ち上げて活動をしています。 ここ2週間くらい仕事と移動に忙殺されて身動きがとりづらかったのですが、ようやく CAMPFIRE (キャンプファイヤー) でクラウドファンディングのページを公開することができました。 ・Webサイトをつくってきた人々の写真展「Era Web Architects」  このページに「なぜしようと思ったのか?」の経緯

          What can you leave? - Era Web Architects Project