【大学受験】英文法の勉強法 学習の進め方と注意点を解説 4技能・共通テスト対応

英文法学習の比重

センター試験では四択文法問題、整序問題が出題されていましたが、共通テストでは文法問題はなくなりました。勘違いしないでいただきたいのは、英文法学習が必要なくなった訳ではないのです。英文法学習がいらなくなったのではなく、比重が変わったのです。

私大・国立二次で出ない人

・文法問題集を何冊もやる必要はない。
・文法を理解するための参考書を読む。→単元別1冊
・英文解釈、読むための英文法、英作文の例文集などで知識、表現を貯める。

私大・国立二次で出る人

・従来通りの学習
・理解→単元別→ランダム→解釈→作文
・正誤問題、整序も含む。

学習の進め方

0中学英文法を復習。
1基礎を理解する参考書を読み、理屈を抑え、イメージを掴み、基礎知識を入れる。
文法を理解する参考書と単元別問題集を並行して進める。
 ・不定詞のところを読んだら、不定詞に問題をやる。リンクさせて進める。
ランダム問題集で演習。整序問題で語順を意識。
4英文解釈で英文法を読解に使う。
5英作文の例文集で生きた形で覚え、使うことを意識する。
6私大・国立二次の正誤問題などの特殊な形式に対応。

学習上の注意

・総合英語は端から端まで読まない。
・総合英語は辞書的に使う。
・問題集は選択肢の正解、間違いの理由を重視する。説明できるようにする。
・特殊な形式の対策は基礎文法を理解し、知識をつけてから行う。
・理解に偏り過ぎてもダメ。暗記に偏り過ぎてもダメ。理解と暗記のバランスが大事。

参考書・問題集


まとめ

自分の志望校の過去問を見て、比重を考えてから学習を始めよう。英語学習における英文法学習の比重は人それぞれ異なる。

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