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僕は、あなたのいいところを100個、いえます。②【僕らは奇跡でできている】《140字の感想文+ 》

火曜放映「僕らは奇跡でできている」第7話

相関図  https://www.ktv.jp/bokura/chart/

 

 

 さて、今回の投稿では、ドラマの中で主人公の相河一輝がヒロインの育実にやってあげた、

 「いいところを100個いう」

 を試しにやってみたいと思います。

 ほんとうなら、夫や子どもでやってあげたらいいと思うのですが、照れるので、自分で自分のいいところをあげてみたいと思います。

 ちなみに、前回はこちら↓。


 《目的》は、

 ほんとうに100個、いえるものなのか?
 100個いうことで、育実のように笑顔になれるのか?

 この2つの検証です。

 

 《ルール》は次のようにしたいと思います。

 ドラマのなかで、一輝は「〜できます」ではなく「〜します」と、表現していました。
 また「〜に見える(かわいいとか、いつもほめられるとか、好かれているとか)」という、他人の目からどう見えているか、という要素も無いようでした。
 つまり「〜します」と結ぶことによって、「行動として外に現れているものだけをひろいあげてい」こうとしているのだと思います。なんだか、生き物の観察に徹しているようで、動物行動学が専門の一輝らしくも感じます。

 そして、行動を数えていくことは、評価の入る余地を与えません。
 他人の目や何らかの価値観に基づいた自己評価を排し、「やっている」という事実にのみもとづいて自分を見つめる、そういうことなのだと思います。
 だから「できる」けどやってないことは、数にははいれません。

 ということで、

 なるだけ「〜します」に徹して100個、数えていく

 をルールとします。
 いいことかどうかは置いといて、ふだんやっていることをひたすら数えます。
 細かすぎてもいいので、とにかく100個にすることを目指します。
 だけど、100個が無理になってきたら、固執するのはやめます。

 それと、五百蔵独自ルールとして、去年、過労で休職しはじめたころと比べて快復していると感じることも、数えます……せっかくなので、自分の容態も、ついでに確認しておきたいと思います。

 

 では、さっそくやってみます。
 100個のなかにあがってこないことは、日ごろなまけていることです。
 だけど、今回、そこは、目をつぶります(^_-)

 

・◇・◇・◇・

 

日常の起居

 朝、子どもより先に起きます。
 子どもと夫にお弁当を作ります。
 8時には、子どもを送り出します。
 毎日、家中の空気をいれかえます。
 ほぼ毎日、洗濯します。
 洗濯物は、シワにならないように気をつけて干します。
 ほぼ毎日、布団を干します。
 病院の帰りに、買い物をします。
 晩ごはんを作ります。
 晩ごはんを作るついでに、翌日のお弁当のおかずも用意します。
 栄養のバランスに気をつけて、ご飯を作ります。

 毎月、3万円でやりくりします。
 へそくりした1000円札は、ムダ遣いしないように、ターバン野口を折ります。
 節約のために、買い物はなるだけ5%オフの日にします。
 安売りの八百屋さんに買い物に行きます。

 

子どものこと

 面白いことを言って、子どもを笑かします。
 ムダに頭をなでて「カワ(・∀・)イイ!!」って、甘やかします。
 スゴいところは最大限にほめます。
 叱るときは、追い詰めすぎないようにギャグもいれます。
 子どもがブチ切れたら、まがりなりにも反省します。

 洗濯物を干すときなど、お手伝いさせます。
 6年後の大学進学を見越して、家事を身に着けさせます。
 自分のことは自分でするよう、なるだけ手出しをせずに見守ります。

 

夫のこと

 晩ごはんを食べながら、仕事のグチをききます。
 休みの日にダラダラ寝てても、そっとしときます。
 もうすこし家事に対して気が利くように、しつけています。
 夜、疲れていたら、さっさと寝るよう説教します。

 

小銭稼ぎのこと

 毎日、できる範囲で、1円でも稼ぎます。
 毎日、モッピーのミニゲーム等で、そこそこ楽しく10円くらい稼ぎます。
 毎日、ヤフークラウドソーシングを、こまめにチェックします。
 毎日、マクロミルのアンケートに回答します。
 ドラマを見た日は、クラウドワークスで感想を書きます。

 なんだかんだで、病気で家にいても月々3000円くらい稼ぎます。
 子どもの大学進学までにそれなりの額にするために、ちょこまか稼ぎます。

 

病気・体調管理のこと

 朝、ビオフェルミンを飲みます。
 紅茶を1リットル飲みます。
 なるだけ毎日、黒酢を飲みます。
 お昼はベランダで日光浴します。
 疲れたらすぐに横になって休みます。
 買い物のとき、食べ物のアレルギー表示を確認します。
 お風呂のあとは、アトピーの薬を全身に塗ります。
 夜、喘息の薬等々を飲みます。
 副作用がキツイときもありますが、なんとかしのいでいます。

 毎週、歯医者に通います。
 2週間に1回、主治医のところに通います。
 主治医のところは、バイクで30分かけて通います。

 

快復してきていること

 1日のうち、横になる時間が減りました。
 ほぼ1日、座って過ごすことができるようになりました。
 30分連続で立ち仕事しても、しんどくならなくなりました。
 顔に薬を塗るついでに、マッサージしてやる元気が復活しました。
 ときどきならヨガとかストレッチとかできる元気が、もどってきつつあります。
 胃腸が丈夫になってきて、ご飯を食べるときのしんどさが減りました。
 毎日ベランダで日光浴するのが普通になってきました。

 

noteのこと

 毎週、最低ひとつは投稿します。
 ときには長い文章を書きます。
 思いついたことを140文字に短くまとめます。

 毎日、みんなの投稿を読みます。
 いいものにはスキをつけます。
 気に入ったものは、マガジンにいれて紹介します。
 うれしいことが書いてあったら、かならずスキをつけます。
 コメントをもらったらうれしいので、かならずスキをつけます。
 返信する前に、まずはじっくり考えます。

 交流はムリのない範囲でするよう、気をつけます。
 ビューやスキの数に振り回されないように心がけます。

 ずーっと、noteってなんだろう?って考えています。

 

・◇・◇・◇・

 

 ……ここまでで、なんとか50はこえました。
 いまのところ、65個です。

 はじめの20くらいまではすぐに出てくるのですが、50までがなかなか大変です。
 そこからさらに100にするのは、もっと大変……だから、いさぎよくあきらめました。

 

 50個くらいから先は、考えつくのが大変すぎて、育実のように笑顔になる余裕がありませんでした。
 でも、たとえ100個にならなくても、何気ない日常をひろいあげて、誰かからこんなふうに言ってもらえたら、ほんとに嬉しいだろうと思います。
 そして、こんなふうに誰かのいいところを100数えていったら、そばにいてくれるだけでありがとう、って、涙ぐむかもしれない予感がします。

 また、評価を交えず、行動に現れている「事実だけ」を数え上げてくのは、安心感があるというか、誰かが冷やかしたとしても揺らぐことがないというか……「これは確かである」という静かな自信を与えてくれるような気がします。

 いまはそうでもないですが、あとからじわじわ感動がおしよせてくるかも……なんて思っています。
 こんなふうに、「その時の自分のがんばりの記録」として残しておくのもいいかもしれません。

 

・◇・◇・◇・

 

 さて、結論。

 途中までは楽しくて笑顔になれるが、
 一定数をこえると顔が引きつってくる。
 100個いうのはなかなか困難である。

 だけど、誰かがやってくれたらめちゃくちゃうれしいと思う。

 

 少年時代の一輝に対して、祖父の義高がこんなふうにいいところを数えてやった、というのが五百蔵の想像ですが、義高も50をこえるあたりから「えーっ……と……」って感じになってきて、100個の手前で挫折したかもしれません。
 そのとき問題になるのが、一輝が100個、という数字にこだわる可能性が高い、ということです。

 

 だけど、こんなふうに切り抜けたんじゃないかと思います。

 のこりの分は、
 一輝が成長しながら100個にしていくんだよ

 だけど一輝なら、さらにこうくる可能性が高いです。

 じゃあ、おじいちゃんは、
 もう100個になったの?

 どうする、義高!?

 う〜ん、98個くらいかな?

 さすが、義高! 亀の甲より年の功!



 蛇足ながら、「#いいところを100個いう」タグを作ってみたので、使ってみてください。



《140字感想文集》のマガジンもあります。
https://note.mu/beabamboo/m/m22b64482adf9

《ガチ、もしくは長い記事まとめ》も、よろしかったらご覧ください。
https://note.mu/beabamboo/m/m7f0f18508c2d


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いま、病気で家にいるので、長い記事がかけてます。 だけど、収入がありません。お金をもらえると、すこし元気になります。 健康になって仕事を始めたら、収入には困りませんが、ものを書く余裕がなくなるかと思うと、ふくざつな心境です。