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【140字の感想文】 勝手にひとりで #コンテンツ会議

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ドラマや本などの感想文をわざわざ140文字で書いたものを集めたもの。 #黒井戸殺し #帝一の國 #ブラックペアン #アンビリーバボー #おっさんずラブ #さらば 、わが愛〜覇王別姫… もっと読む
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THE MANZAI 2019 (12/8(日)放送)
去年のウーマンラッシュアワーは、敵をつくる漫才やった。けど、今年のは、アンチもうっかり笑ってしまうような漫才やった。笑いが希望の光に見えた。「村本さん、ようここまで頑張ったなぁ!」って……ついつい涙がちょちょぎれてしもうた。

マーラー「角笛」とニールセン「四つの気質」①〜このロクでもない世の中にすら、素晴…

ニールセン (C.Nielsen) 作曲 Symfoni nr. 2 “De Fire Temperamenter” (CNW26 /1901〜02年)…

今年も24時間テレビが終わりました。これまではどちらかといえば賛否の「否」の方の人でしたが、いざ自分も障害者手帳を持ってみると、「《無い世界》よりは《ある世界》の方が、たぶん優しい」と感じるようになりました。が、「施す人と貰う人の間の垣根」が旧態依然な所は、オワコンだと思います。

「イッテQ!」見てたら、アフリカの人がアリ塚から出てきた羽アリをひろってはがんがん食べていた。それを見て「あ、人間って、服着ててもやっぱ本質はサルやな」って思った。たぶん、藪の中でムカゴをばんばん取ったり、ビワの実をもぎって直にむしゃむしゃやってる私も、ほぼサルに見えるんやろな。

ドラマ「砂の器」
殺人犯和賀の過去の設定は注目点の1つだったけど、「少年犯罪の加害者の家族」というのは実に現代的だった。だけど、このドラマ、この設定に泣いた人のうちの何人が、明日から加害者家族の救済に目覚めるのか?事件のたびに家族にまで石を投げつけていた無責任さを顧み恥じるのか?

ドラマ「砂の器」
2004年版で、和賀は殺人犯の息子という設定だった。世間一般はこの時点で「世間から最も理不尽な石を投げつけられる存在」が「加害者の家族」と認識しているのだ。もしこの15年で加害者家族たちの「宿命」に変化があったら、今回、和賀の過去は違う設定になっていただろうに。

ドラマ「トレース〜科捜研の男〜」最終回で明らかになった事件の真相がえげつなさ過ぎてドン引き。小説、漫画、アニメ、ドラマ、と表現は生々しくなる。が、内容によっては、あえてリアルさを抑えた表現手段にしないと、受け手は負荷が大き過ぎて拒絶するしかなくなる。実写化向きでは無かったのかも。

ドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」の最後、モニターの前で誰かが「死ねばいい」とかと打ち込んで、投稿しようとして、やっぱり消去を選んだシーンで終わっていた。今、ネット上はヘイトだらけのように見える。けど、寸前に消されたものも……消えたから見えないだけで、有ると信じたい。

僕は、あなたのいいところを100個、いえます。①【僕らは奇跡でできている】《140字の感…

火曜放映「僕らは奇跡でできている」第7話 https://www.ktv.jp/bokura/story/07.html   僕…

僕は、あなたのいいところを100個、いえます。②【僕らは奇跡でできている】《140字の感…

火曜放映「僕らは奇跡でできている」第7話 相関図  https://www.ktv.jp/bokura/chart/   …

日本人の心を1000年にわたってとらえてきた、もののあはれの「源氏物語」と、をかしの「枕草子」。それ、両方ともが女性の手になるものであるって、なんか、スゴくね?……って、最近思っています。文化に対して大きなインパクトを女性が与えたって、外国にも事例があるのかなぁ?……気になる!

「僕らは奇跡でできている」第7話
いい内容だったので、ひさびさにクラウドワークスで感想を書きまくって小銭をもうけました。書いてる間ずっと、耳の中ではクラリネットで奏でられる一輝のテーマが流れていました。
いいドラマは、本質をとらえたいい音楽に支えられている……とつくづく思います。

風蕭蕭と冷たき易水を、渡るものと嘲うもの【安田純平さん記者会見】《140字の日記 44…

彼はべつに、旅立たなくても良かつた。旅立つた振りをして、途中で蹤跡を眩ませても、べつに良か…

火曜放映【僕らは奇跡でできている】第3話 主人公の相河一輝が発達障害かどうか、ということは公式は沈黙しているのですが、第3話を見ていたら、「障害があるとか無いとか、そんな先入観なしで一輝のことを見てほしい!」というのが、ドラマを作った人たちの思いかな……という気がしてきました。