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「工藤note高校 野球部」甲子園・日本一までのチーム育成プロセス を考える

「どう考えて、頭を使って」「どうやって、行動をして」甲子園に出場するチームに育成するか?甲子園で優勝する日本一のチームに育成するか?
自分が「高校の野球部監督なら…」という想定で甲子園・日本一になるまでのチーム育成プロセスをバーチャルの高校を設定(工藤note高校)・シミュレーション、
これまで得てきた知識・経験をフル活用しnoteにまとめてみようと思います。
目指すのは「(近年高校野球界で最強と言われている)大阪桐蔭に負けないチーム作りメソッド」になります。


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日本の野球界は 2023年WBC優勝等 世界でもトップクラスの高いレベルを長年維持していますが、その大きな要因として「高校野球の繁栄」があると思います。

国内注目度が非常に高い”甲子園”を目指し高校生が日々鍛錬し3年間で目覚ましい成長をすることが、他国にはない「野球の実力が伸びる時期に、しっかり伸びるシステム」として機能し日本の高い野球のレベルを支えているのは間違いありません。
野球界全体にとって、高校野球は「(野球界全体で)大切にしていかなくてはいけないもの」に今後もなり続けることでしょう。

    ↓ 高校野球のこれまでの歴史は、
       さまざまな形で書籍にもまとめられております。

この「日本の高校野球」という階層での強化・育成方法を体系化することは
大局的に言うと”日本野球の強化・育成プロセス”を体系化することになると思われます。


「工藤note高校」の設定

● 公立校・普通科の学校で、生徒数は1学年200人(5クラス)。
                         全校生徒600人。
● 野球部は1学年13人(選手12・マネジャー1)、3学年計39人。
● グランドは100×85の専用グランドあり。全面土。
            ブルペン3箇所、打撃ゲージ2,打撃マシン1。

イメージ図です。図は私の母校のグランドですが、
他部との共有スペースがなく練習できる良い環境でした。

● 練習時間は
   平日3時間(16~19時)
   土日は練習試合を含め7時間くらい(9~16時)。
    練習試合はAM1試合PM1試合。対戦相手がいない場合は紅白戦。
● 週に1日、基本月曜日は休み。
        テスト休みはテスト前1週間、年末年始は1週間休み。
● 平日の練習内容は、
  アップ・ストレッチ → 腹筋・背筋 → キャッチボール
   → ノック → シートノック → 打撃練習 → フリー打撃練習
           →トレーニング(ポジションごと)→追い込みラン
● 冬季はトレーニング中心のメニュー
● ウェアは「帽子が青」で「ユニフォームは白」

わかりやすくするために、相手チームと色を変えて設定します。

項目を以下に分けてマガジンとしてまとめていきます。

【大会・ゲーム戦略】

最終目標は「夏の大会で目標を達成すること」になりますが、そのための各大会での位置づけ・目的、また大会・試合のプランニングを作っていくか?を考える項目になります。
夏の大会の目標が「日本一なら12連勝」「甲子園出場なら6連勝」「ベスト8なら3連勝」「初戦突破なら1勝」という感じです。(数字は福島県の例)

【戦術】

試合が終わったときに1点でも多く相手より得点を取っているように、チームの能力を最大限に引き出し勝つ可能性を高める戦術をまとめます。
さまざまな作戦・サインプレー等をどのように準備し有効に利用していくか? また、試合は実力以外の要素(運・流れ…)も影響するので、そこを掴めるような試合の進め方も考察します。

【チーム作り】

基本的には「夏の大会」を目標に1年間の計画を組んでいく形になります。

選手個々の「体の成長」「技術の成長」だけでなく「頭の成長」「心の成長」もバランスを取って行ない、その選手たちが束になったときに最強のチームができるよう、日々の取り組みを考えて進めます。

【選手育成】



高校の3年間は野球の能力が非常に伸びる時期なので、出来る限り正しい方向に伸びることができるようナビすることが重要です。
成長するために必要な要素にはパターンがあるので、選手が「成長する選手は、こう考えている。こうしている。」を十分理解できるようにします。また、「最速で成功するポイントは、最速で失敗を繰り返すこと」なので、練習でいくらでも失敗できる環境をチーム内で作ります。

【投手】

球の速さはどうしても先天的な要素が大きいですが、試合で失点を少なくすることは他の要素でも(コントロール…等)十分可能なので、各投手それぞれの長所を最大限生かしかつ練習の中で投球の引き出しを1つずつ増やして”ゲーム・イニングを作ることができる投手”をチーム内で増やすようにしていきます。

【打撃】

目指す打者の方向性・構え・スイング…等は理想形が選手によりバラバラでも構わないので、チーム全体としての共有する意識としては「自分の100%のスイングが出来るフォームを確立し、バットとボールの100%正面衝突で自分の持ちうる最大限の飛距離を出すことを追求する」ことになります。

【守備】

守備は練習すればするほど上達し、かつ自分たちで「コントロール出来ること」「(技術が足りなくても)意識すれば出来ること」が多いため約束ごと・事前に準備・確認しておくべきことを明確にし強化を進めます。
技術的な事項は、反復練習により ”体で覚える” ようにします。

【走塁】

足の速さはどうしても先天的な要素が大きいですが、それだけでなく事前の頭の準備・状況確認がポイントで「コントロール出来ること」「(技術が足りなくても)意識すれば出来ること」が多いため、チームとしての約束ごとを明確にし強化を進めます。


【その他】

野球に携わる方にとって、便利な情報をまとめておきます。


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