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大会・ゲーム戦略

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チームで設定した目標を達成するために、どのような大会・試合のプランニングを作っていくか?を考える項目になります。夏の大会の目標が「日本一なら12連勝」「甲子園出場なら6連勝」「ベ…
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★【大会・ゲーム戦略 ここからスタート】100%の準備で、トーナメントを勝ち切る

トーナメント戦を勝ち上がるトーナメント形式での公式戦は、”1回負ければ終わり”というプレッシャーの中戦い勝ち上がっていく必要があります。 特に夏の大会の場合は、1回負けることが高校野球生活の終わりを意味するためより大きなプレッシャーがかかります。こういう中で立てた目標を達成するために戦っていかなくてはいけません。           ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング トーナメント戦のプレッシャートーナメント戦で特にプレッシャーがかかるのは

★【大会・ゲーム戦略】(試合当日の)試合前の確認事項

                ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング 公式戦に向けては様々な準備を進めますが、当日でないと確認できない事項に対しては当日行ないます。 天候・球場のコンディション等基本的なところから勝つために必要な相手の分析・戦術確認までもれなくチェックすることが重要です。 試合前日までの準備・確認事項は… あらかじめ確認事項はリスト化しておき、もれなくチェックするようにします。 ◉ 自チームの確認選手のコンディション確認  ● 全選手の体調、ケガの有

★【チーム作り 大会・ゲーム戦略】試合での姿勢

   ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング 普段の練習は「試合で良い結果を出すため」に毎日行ないますが、いざ試合になったときにスムーズに試合に入り練習の成果を出すためには、練習試合のときから”意識すべきこと”を明確にし、試合に入るようにします。 余計なことを考えず試合に入り没頭するクセ付けをすることで、大事な試合・大事なシーンでも浮つくことなくしっかりしたプレーをすることができます。 状況確認する状況確認とは 
● アウトカウント 
● ラン

★【大会・ゲーム戦略】ベンチ入りメンバー・背番号の決定

公式戦での”ベンチ入り”は選手にとって大きな目標の一つになるため、決定するためのプロセスを決定するには十分な考慮が必要になります。 何も決定根拠がなければベンチ入りメンバーは監督の主観で決めることになりますが、これはブラックボックスとなる要素が多く(純粋な実力以外の要素が入る可能性)選手に納得できるメンバー組みにするのが難しくなります。出来る限り透明性の高い決定方法を考え、選手が納得できるようにしていきます。 (今回はベンチ入りメンバーを甲子園と同じ20名で考えます)

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★【大会・ゲーム戦略】投手陣の役割設定

高校野球の場合、トーナメントの日程が過密な中で勝ち進むには1人の投手では厳しいので、複数投手で分業できるようにしておくことが重要になります。 例えば、甲子園の場合ベンチ入りは20名でこのうち4・5名は投手として起用できる選手を入れるのが一般的なので、この中でどう投手を起用するか?試合・大会に臨むにあたり各投手が担う基本的な役割を準備しておくとトーナメント戦で特に連戦となった際にスムーズに投手起用のプランを準備することができます。 特に「相手を抑える可能性が高い投手が後ろに控

★【大会・ゲーム戦略】試合前日までの準備

         ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング 試合前日まで準備は、紅白戦・練習試合 と 公式戦では若干変わってきます。ただし、いずれも場合も ”100%の準備で試合に臨む” ことが大前提となります。 ◉ すべての試合での共通事項(日々の練習で)無意識でできるプレーを増やす 試合の中ですべての動きを意識して行なうことはほぼ不可能です。状況に応じ最適なプレーを”無意識”でもできるようにすることは試合が、試合の中で非常に生きてきます。 こ

★【大会・ゲーム戦略】対戦チームのデータ活用

         ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング 大会前に、過去の試合・練習試合の記録から自チーム・対戦の可能性があるチームのデータをまとめ、活用し対策を練ります。 トーナメントなので初戦以外の対戦相手は決まっていませんが、可能性があれば記録が残っている高校はデータをまとめます。 データの活用方法対戦チームの成績データの収集・分析 対戦チームの選手の成績(打撃・投球…)の記録から各選手の強みや弱みを特定、試合でどのように戦っていくか?対

★【大会・ゲーム戦略】格上に勝つ

         ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング 番狂わせ野球では「番狂わせ」と言われる格下が格上に勝つ試合が間々ありますが、番狂わせを起こすにしても、自チームの力がある程度のレベルに達していること が必要です。(格上の優勝候補をやっても勝機が少しでもある というレベルが目安) (例 高校生同士なら100%勝てない ということはほぼないが、高校生VS小学生なら100%高校生が勝つと考えて間違いない) 「番狂わせ」を起こすためには、いくつか

★【大会・ゲーム戦略】打順の組み方

         ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング 打順の組み方の基本は、 試合に出場する選手の打撃力(特性)を踏まえた上で、          一番多くの得点を取れる可能性が高い順番 を組む  となります。 打順の考え方 基本単純に考えると「打順」は「打つ順番」なので、打撃力の高い選手から1番・2番・3番…と並べていくと打てる選手が打席に立つ可能性を高くすることができ、得点の可能性が高くなるように感じます。 しかし、打てる可能性が高い選手

★【大会・ゲーム戦略】「先攻」「後攻」どちらを取るか?

高校野球では、試合前に両チームの主将が審判立ち会いのもと じゃんけんを行ない試合の先攻・後攻を決めます。 じゃんけんに勝てば、先攻か後攻か好きな方を選ぶことができます。チームの特色や戦い方に合わせ好きな方を選びます。          ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング 一般的に「先攻」「後攻」どちらが有利か?一般的には「後攻」の方が若干有利であると言われています。理由は、常に相手の攻撃の後に攻撃できるので、相手に取られた点数に応じて作戦をた

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★【大会・ゲーム戦略】(試合前の)シートノック

シートノックは、全員がそれぞれのポジションについて行なうより実践的なノックになりますが、 ********************************************************************************** ≪シートノックと通常のノックの違い≫  ● シートノックは各ポジションについて行なう、           通常のノックは場所を問わず行なうことが出来る  ● シートノックは全体の連携スキルを上げる、            

★【大会・ゲーム戦略】試合前の円陣

試合前には、審判のプレーボールに合わせ万全の準備と最大限の集中力が発揮できる状態を作ることが重要になります。 高校野球の場合、多くのチームでチームの団結力や雰囲気が作る方法として円陣を組みます。声出しや掛け声をする人を中心にチームで円を作り、試合に向けた意気込みや気持ちを確認し士気を高めます。 特に高校生は、試合前のモチベーションUPが試合でのパフォーマンスに大きく影響してくるので、より有効な円陣になるよう型(方法)を決めておき毎回その方法で行なうと良いです。       

★【大会・ゲーム戦略】イニングごとの組み立て方

試合は1回から9回まであり、それぞれのイニングで意味合いや考えるべきことは変わってきます。          ↓ 2024 夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング それぞれのイニングの意味合い・考えるべきことは変わってきますが、試合の中で都度確認する余裕はないので普段・ミーティングの段階から頭に入れておくようにします。 ”この回にすべきことは?考えておくべきことは?”を理解することで、対戦相手よりも1つ1つのプレーの精度・効果を高めていきます。 ◉ 1回【攻

★【大会・ゲーム戦略 戦術】”流れをつかむ・良くする”プレーをする

流れを ”感じる” ”読む” ”つかむ” 試合では「流れをつかむ」ことは勝つための大きなポイントですが、流れは目に見えるものではないので ”流れを感じ、流れを読む力” が重要になります。 ”流れを感じ、流れを読む力”をつけるには          どうすれば流れが良くなるのか?          どうすれば流れが悪くなるのか? セオリーを理解しておくことがポイントになります。 試合ではターニングポイントとなる場面が突然訪れることが多いので、いかにアンテナを張り流れの変化を感