★【大会・ゲーム戦略】（試合当日の）試合前の確認事項
（このnoteでは、”強い高校野球チームを作る”方法を仮想の高校を見立て様々な角度から具体的にシミュレーションしております。野球に関わる全ての方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。）
「工藤note高校 野球部」甲子園・日本一までのチーム育成プロセス を考える｜工藤
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公式戦に向けては様々な準備を進めますが、当日でないと確認できない事項に対しては当日行ないます。
天候・球場のコンディション等基本的なところから勝つために必要な相手の分析・戦術確認までもれなくチェックすることが重要です。
試合前日までの準備・確認事項は…
あらかじめ確認事項はリスト化しておき、もれなくチェックするようにします。
◉ 自チームの確認
選手のコンディション確認
● 全選手の体調、ケガの有無、精神状態をチェックします。
→ 特に精神状態は見た目にはわからないため、
確認する方法を持っておくことが重要
リラックスさせつつ集中力を高めるための声かけ
チームの一日の動き方の確認
● ウォーミングアップ等のタイムスケジュールの確認をします。
（基本は試合開始から逆算で考える）
戦術の確認
● 使用戦術の確認 : 試合の進行・相手チームの分析に合わせ
どの戦術を使うか？を確認
● 守備シフトの確認 : 相手の特徴に合わせたシフトの注意点確認
● 配球の確認 : 相手の特徴に合わせた配球の注意点確認
● 継投の方針確認 : おおまかな継投のプランニングと
投手交代のポイント（球数・調子…）を確認
チームの結束力強化
● モチベーションアップ : 監督やキャプテンからの言葉
● 意識すべき点の確認 :
直前で難しいことは話しても頭に残らないので、
ポイントとなることを手短に確認
（例 カバーリングが全員が動く
積極的に声をかけ合う（特に投手に 1人にしない）
ミスがあってもポジティブに（前向きに） ）
◉ 相手チームの確認
選手の特徴を確認（特に事前情報がない場合）
● 相手投手のプルペン投球をチェック
相手投手の投げ方・球種・コースの情報
（フォームのクセが見えればベストだが、それはなかなか難しい）
⇒ 試合開始後も、イニング間の投球はチェック
● 相手守備のシートノックをチェック
相手守備陣の守備位置・動き・カバーリングの情報
⇒ 背番号別にABCの評価をし、情報集約しておく
これらの確認事項を徹底することで、自チームのパフォーマンスを最大限に引き出し勝利に近づくことができます。
◉ コンディションの確認
● 球場のコンディション
→ グラウンドから見える球場の風景（雰囲気）
グラウンドの広さ（外野フェンス・ファールゾーン）
内野土の特徴（硬い・柔らかい・傾斜・イレギュラー）
マウンドの特徴
（硬い・柔らかい・傾斜・捕手までの距離感覚）
バッターボックスの特徴
（硬い・柔らかい・バックスクリーン
・投手までの距離感覚）
外野芝の特徴（深い・浅い・傾斜・イレギュラー）
ベンチの位置（サインが見やすいか？見にくいか？）
フェンスのクッション・跳ね返り
その他、グラウンドの特徴 を事前に見つけておく
● 天候のコンディション
→ 天気の移り変わり（試合時間中の天気）
風向き・強さ グラウンドからの確認方法（旗）
日光の位置・時間による変化
※ 事前に練習時間が取れる場合
試合が午後から等 試合当日に練習時間を取ることが可能な場合は、試合想定の練習を行ないます。
打撃練習
● ティーバッティング : 基本的な打撃フォーム確認
● フリーバッティング : 試合をシミュレーションし打撃の確認
● バント練習 : 状況に応じたバントの確認
守備練習
● シートノック : 基本的な守備の動きの確認
● 連携プレー : 併殺・中継プレー・カバーリングなどの確認
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