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ゲームで人間関係は良くなるのか?~親子スマブラ大会~

こんにちわ、OgAzです。腰痛がひどくて朝起きられないという事態に遭遇し、自分もなかなかにBBAになってきたんだなあと痛感する朝です。いやあ爽やかだね!

我が家の休日は土日。夫がリモートワークになってからは、土日のどちらかの朝、子どもたちと夫の3人でスマブラ大会が始まります。平日プレイして技を磨いている息子たちと休日しかやらない夫との間には、技量差が著しいようで、毎回終わるころには夫の機嫌がもれなく最悪になっています。ときに息子(おもに長男)がへそを曲げて、家族間の空気も最悪になったりします。

対戦ゲームは一切しない私からすると、「そんなにイライラするなら止めたら?」と不思議に思うわけですが、夫曰く「親子のコミュニケーションだから」とのこと。それは結構だけど、かえって悪くなっちゃいないかね。

長い自粛生活のなか、ゲームでコミュニケーションをとるのも一般的にはなってきましたよね。今日は、スマブラ大会後の最悪な空気のなか、「ゲームで人間関係は良くなるのか?」について、震えながら考えてみたいと思います。仲よくしろってマジで。

そもそも「スマブラ」とは?

Nintendo Switchの人気タイトル「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」です。マリオにカービィ、ピカチュウにゼルダ、おなじみの任天堂キャラクターが作品の垣根を越えて戦うアクションゲームです。

ドラクエやファイナルファンタジーといった、かつて任天堂とは「水と油」的関係だったPlayStation系からも参戦しているのが、実はすごい点。最近のゲームはSwitch/PS/PCと、同じゲームをさまざまなハードでプレイできますが、昔はそうではなかったのです。「えっ!クラウドが任天堂作品に出るの!?」と当時は驚きをもって迎えられたものです。

スマブラには数多くの「ファイター」が参戦し、思い思いの技を繰り出して戦います。いかに自分好みのキャラクターを見つけて、思い通りに使いこなせるようになるかが、プレイヤーの腕の見せ所。また、ファイターはそれぞれの登場作品にちなんだ技やアイテムを使うため、ファンにはたまらない部分でもあります。

ファイターはとても多いので、「強いから絶対負けない!」というキャラクターがいません。各々に強みも弱みもあって、誰かの一人勝ちじゃないからこそ、「誰を選ぼうか?」と迷ってしまう楽しさがあります。非常にゲームバランスの優れた作品ですよね、私はやらないけど。ほんと桜井さんは天才だなあ。

豊富なダウンロードコンテンツ(DLC)も魅力

有料DLCでファイターを追加することもできます。こちらも非常にバリエーション豊かです。ファイター1人につき700円ぐらい、6人セットの「ファイターパス」で3000円くらいと、値段もお手ごろです。

私の大好きな「ペルソナ5」からは「ジョーカー」が登場しています。DLC買いました。見たかったので。カッコいいんだこれが!!

最後の有料DLCとして満を持して発表されたのは、「KINGDOM HEARTS]シリーズのソラ。ディズニーというでっかい看板を背負っているだけに、追加ファイターとしての要望が毎回非常に高いながらも、「まあ無理だわな」とみんな諦めていたところでの参戦でした。世界中のファンから歓喜の叫びが聞かれて、ちょっとした話題になりましたね。

ちなみにDLCソラも買いました。キンハ大好きなんです、4も楽しみすぎて鼻血が出そうです。ハードが何か気になるところ。

激突!親子スマブラ大会!

土日のどちらか(だいたい日曜)の朝は、子どもたちと夫による親子スマブラ大会です。次男が「パパ、スマブラやらない?」と声をかけ、長男も寄ってきて始まります。「ああ休日の朝だなあ」と感じられる恒例の風景です。

ちなみに、よく使うファイターは

  • 長男:ロボット、セフィロス

  • 次男:カズヤ、リュウ

  • 夫:テリー、ホムラ・ヒカリ

です。DLC率高いな。

何が何でも勝ちたい長男、自分が調子のいいときはゴキゲンですが、負けて終わろうものなら大変。そのあとずっと文句をぐちぐち言いまくるので、大会の結末は家族にとっての大問題です。ほんとめんどくさいな。

マイペースな次男、勝っても負けても感情の起伏はそれほどないけれど、勝ち目がないとあからさまに手を抜いたりするので、ほかの人の癇に障るようです。「はいはい落ちまーす」とか勝手に落ちたりするのは、確かに見ていて腹が立ちますね。心を入れ替えてどうぞ。

夫はスマブラを格闘ゲームとして遊び始めたのですが、ディレクターの桜井さんも「スマブラは格ゲーではない」と言っていたように、カテゴリー的にはアクションゲームなんですよね。なので夫は、格闘ゲーム的な動作をしてくれないことに日々いら立ちを募らせているというわけです。格ゲーとしてのスマブラはいったん諦めて、ちゃんとしたコントローラー買ってPSでストリートファイターやればいいと思います。

ゲームの中でのコミュニケーション

自粛生活の日々の中でオンラインゲームが大流行し、Facebook社が社名を「META」に変えて話題になった「メタバース」など、ゲームでコミュニケーションをとろうという動きは活発になっています。ゲーム内のチャットなんて一部のオタク(失礼)しかやらないものだったのに、今やすっかり一般的になりましたよね。

思い返してみれば、「IT革命」とか言われた時代に大学生だった私は、「テレホーダイ」タイムに大学の友達と「初代iMac」で「ICQ」を楽しんだものです。そういや仕事では「MSNMessenger」とか「IPメッセンジャー」とか使ってたなあ。懐かしい。わかる人いるかな??

https://www.gizmodo.jp/2018/05/imac-20th.html

何を言いたいかというと、きっと今の人って、そういう日常の延長線的なノリで、オンラインゲームのコミュニケーションを楽しんでいるんだと思うんですよね。ゲームがより身近な存在になったことの証明なのかも。

とはいえ、スマブラをはじめとする対戦ゲームは、対抗して戦うことを楽しむゲーム。スポーツマンシップよろしく「勝っても負けてもみんなトモダチ」ってできればいいけど、なかなか難しいんじゃないかな。勝敗を分けることには少なからず禍根がつきまとうものだと、個人的には思うので。

なので、コミュニケーションツールとして使うなら、対戦ゲームは不向きだと思いました。我が家の様子を見てね。

「あつ森」はコミュニケーションゲーム?

コミュニケーションをよくするためのゲームなら、たとえば「あつまれどうぶつの森」ですかね。流行りましたね。オンラインでも一緒に行動したりすると、信頼関係が作りやすいかもしれません。

ちなみに私も自粛生活のなかで、「あつ森」はハマりにハマってやりまくりました。次男の誕生日プレゼントだったんですけど、私のほうが全然やっていましたね。次男すまん。

おためしで「Nintendo Online」に加入して、友達の島に行ったりもしました。あれはあれで楽しいけど、目の前にいないぶん相手の様子がよくわからないので、気を使ってしまってしんどかったです。「オンライン向かないな」と心から思ったので、それからはやらなくなりました。いいんだ、ぼっちで

おわりに

週末恒例スマブラ大会で、我が家の人間関係は良くなってはいないようです。まあ、そりゃそうだわな。

とはいえ、父と息子という思春期には微妙な雰囲気になってくる関係性だからこそ、スマブラを一緒にやるというコミュニケーション自体は悪くないと思うんです。これからいつまで続くのかわからないんですが、ギスギスしないで和やかにやっていただきたいなあと心から思っています。ゲームは楽しくやるものですからね。それではみなさん、楽しいゲームライフを。

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