マガジンのカバー画像

ツイステ関連コラム

14
スマホゲームのツイステに絡む、ユーザーやコスプレに関する記事を、経済面にしか関心が無いオタクの目線からTwitterでのトピックを拾って書き連ねてみた。
運営しているクリエイター

記事一覧

ツイステコス動画事件の余波を探れ

数日前に投稿した記事、ツイステことディズニーツイステッドワンダーランドのコスプレ動画で踊ってみた件…ここではツイステコス動画事件と呼ぶ…の問題点を探る記事は、たった3日で前後編合わせて2千もの閲覧数を叩き出した。それだけ、センシティブな話題であったことが窺える。
記事を投稿した後、当事者の1人がコメントを出した。別に読んではいないが、休止するにも復活するにも茨の道だろうとは容易に想像つく。ただ、多

もっとみる

ツイステのコスプレで踊って何が悪いのか(後編)

自身は有名コスプレイヤーに興味は無いし、誰かまで詮索する気は無い。ただ、有名だから苦言を呈したい。
有名ソシャゲの公式コスプレイヤーを務めている場合、大方何処かの芸能事務所などに所属し、イベントコンパニオンの一種として派遣される形だろう。当然、無給ではなく、事務所にも本人にも金は入っている。
その場合、コスプレイヤーはクライアントの広告塔であり、事務所の営業ツールだ。当然、その公式コスプレイヤーと

もっとみる

ツイステのコスプレで踊って何が悪いのか(前編)

旬なジャンルと云うものは、得てして荒れるものだ。鬼滅の刃もそうだった。原因は往々にしてファンの民度だが、今回の件は、その範疇を逸脱している。

自身のnoteで、今最も読まれているのはツイステ関連の記事。総閲覧数の9割近くを占める。
ツイステとは、自身のnoteの読者なら改めて説明する必要も無いが、ソニーミュージック子会社のアニプレックスが企画と配信を手掛ける…開発はセガサミー系のf4samura

もっとみる

TDR再開とツイステ民と(後編)

TDR…東京ディズニーリゾートは、元々浦安沖を埋め立てて「オリエンタルランド」と云う遊園地を建設しようとしたことに端を発する。それが、当時習志野で谷津遊園を経営していた京成電鉄と、今はららぽーとや日本橋再開発で知られる三井不動産による合弁企業、OLC…オリエンタルランドの始まりだ。
そこに、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド…ウォルトディズニーワールドリゾートはフロリダの施設だ…に影響を

もっとみる

TDR再開とツイステ民と(前編)

ようやくと云うべきか、日本最大のテーマパークであるTDR…東京ディズニーリゾートが営業を再開した。入場チケットはネットのみの取扱、それも日付指定の上で事前販売のみで、連日フォロワーが抽選の当落に一喜一憂している。
また、年間パスは使えないが、払戻や延長などの特例措置をするらしい。
尤も、自身はTDRに行ったことも無ければ、TDRを展開するOLC…オリエンタルランドの業績にしか興味は無い。経済学部経

もっとみる

2021年Dハロ問題に迫れ(後編)

1984年に公開された映画スーパーガールに影響された自身はDCコミックス派なのだが、そのDCと並ぶヒーローコミックのブランドに、スパイダーマンで有名なマーベルが有る。そのマーベルはディズニー傘下ではあるが、TDRのパークでは展開されていない。
ディズニーがマーベルを買収した時点で、既にマーベルはユニバーサルと契約していた。親会社がディズニーになったからと云ってユニバーサルとの契約の効力が消滅するわ

もっとみる

2021年Dハロ問題に迫れ(前編)

小池百合子がその光景を目の当たりにして卒倒しないように、ではないが密集しないようにチケットを抽選制としながら7月1日、営業を再開した東京ディズニーリゾート…以下TDRの中核となるパーク2施設。競争倍率は高いが、営業再開で安堵したDオタも多いだろう。尤も、オフィシャルスポンサーである日本航空の子会社JALPAKなどの旅行代理店は、TDRのツアー商品を販売できないことに頭を抱えているだろうが。
しかし

もっとみる

ツイステはDハロの火種なのか(後編)

学級会。注意喚起や問題提起と、それに連なる議論を指す。別の機会に書くが、コスプレはサブカルでも最も人間関係が露骨に関わってくる複雑な業界で、レイヤー学級会は日常茶飯事だと思ってよい。

さて、その学級会の話題がDハロに絡む件も少なくない。Dハロはあくまで「仮装」であって「コスプレ」ではない。この両者の線引きこそ曖昧過ぎるのだが、この記事では簡単に「衣装を着て愉しむ」ことを前者、「写真映えを最優先す

もっとみる

ツイステはDハロの火種なのか(前編)

今年で開業から37年を迎えた、日本最大のテーマパーク、東京ディズニーリゾート(以下TDR)。以下同様に、ディズニーランドはTDL、ディズニーシーはTDSと表記する。ディズニーとフランチャイズ契約を結びTDRを展開するオリエンタルランド(以下OLC)は、都心から成田空港へのアクセス鉄道で知られる、京成電鉄グループの最重要企業の一つとなっている。
このTDR最大のイベントの一つが、毎年9月から10月に

もっとみる

ツイステで露呈するコスプレの不都合な真実(後編)

さて、これで公式衣装が出るようになると、購入派にマウントを取っていた自作派の連中に「公式派」がマウントを取り返す可能性が出てくる。
「公式衣装は購入すれば公式に金が入るが、自作は公式に金が入らない。公式衣装を買うことこそキャラ愛」
と云う理論だ。
レイヤー同士の争いは不毛だと書いたが、15年間その業界にいた自身も呆れている。

さて、誰かがWDJにコスプレについて問い合わせ、その回答をTwitte

もっとみる

ツイステで露呈するコスプレの不都合な真実(前編)

自身は、今こうしてnoteに記事を書くことを趣味の中心にしているが、元々趣味は字書きだけでなくコスプレ写真も有った。それは15年ほど続けてきたが、今回書く記事は、自身の記事で度々槍玉に挙がるスマホゲーム、ディズニーツイステッドワンダーランド…略称ツイステの件を機に、コスプレの闇の一部に触れる。それは一部と云っても、大きいのだが。

さて、マナー違反だの何だのと日常茶飯事で学級会が発生するコスプレ業

もっとみる

ツイステとDオタと(後編)

「Dオタは心が狭い過激派」「ツイステ民は民度が低い」がそれぞれの相手への認識で、互いに歩み寄るとは思えない。TDRでの過去の事件が先住民であるDオタに与えた影響は大きく、手下よりもツイステに対してナーバスになっている感は否めない。
その中で、上手く収めるための最も手っ取り早い方法は、ツイステユーザーはTDRでは大人しくしていることだ。例えばスマホケースなどは付けたままでもよいが、バッジやぬいぐるみ

もっとみる

ツイステとDオタと(中編)

ツイステは、何度も触れてきたがディズニーのバッジネームこそ付いているものの、中身は全くの別物と考えてよい。本家キャラも出ていなければ、マスターヴィランズも登場しない、ただモチーフとなっただけだ。当然、Dオタからすればバッジネームこそ有るが「ディズニー作品」ではなく、Dオタではないユーザーは「部外者」だ。

前編でも触れたが、特にスマートフォンのゲーム…所謂ソシャゲは、雨後の竹の子のごとく乱立してい

もっとみる

ツイステとDオタと(前編)

やはりか、と思った。先日、ディズニーハロウィンでの仮装可否について書いたスマホゲーム、ディズニーツイステッドワンダーランド、通称ツイステの絡みで炎上が発生した。その話は、連休中に乱入したフォロワーのツイキャス…生放送配信アプリ…で喋っている時に聞いた。どうやら、ヴィランズの動画に反応したツイステのユーザーが書いたコメントが問題だったと云う。
アプリのリリースから2ヶ月も経っていないが、初速があまり

もっとみる