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私は旅に出るとき、「広角レンズ」を必ず持ち歩く
特に何もテーマを決めずに撮影に出かけるとき、私は自然と広角レンズを手にしていることが多い。広角レンズは自分から使おうと思わない限り、なかなか手が出しにくい存在だと思う。
私もはじめて広角レンズを使った日まで、標準レンズで十分だと考えていた。しかし、広角レンズは一度手にすると自身の表現の幅というのが大きく広がる実感があった。
今では私にとって広角レンズは機材において欠かせない存在になっている。
EOS Rで撮り歩く京都。“定番”の素晴らしさを改めて感じる
ふと京都へ行きたくなることがある。
正直いって故郷でもなければ、思い入れがある地でもない。人生においても京都を訪れたのはわずか2~3回程度だ。
それでも京都というのはフォトグラファーにとって特別な場所であることは間違いない。今回私は大阪での撮影遠征の合間に京都で久々にカメラを持ち歩くことにした。
ミラーレスを使って「日本」を表現したかった海外の友人からも京都は憧れの地とよく聞く。
“日本ら
7度目の欧州撮影ではじめて観光に魅力を感じた話
人生において思い入れのある地はどれだけあるだろうか。
私にとって特別な想いを抱く地は、日本から遠く離れた「欧州」だ。2015年7月、当時21歳の私が初めての海外旅行で選んだ先はイギリスとオランダ。
その旅から4年が経過したが、あまり変化のなかった人生が最初の欧州旅行から大きく変わったとはっきり言える今になった。
そして2019年6月、7度目の欧州撮影遠征へと旅立った。
私の欧州への思い入れ