他人から言われた事を気にしすぎる。改善できますか？【超短編】
ネガティブな意見を強く受け止めるのは、人間に備わったクセです。
アナタの悪癖ではけしてありませんので安心してください。
また、ネガティブな意見とは『ネガティブな感情が含まれた感想』です。
ならば、感想の部分を要約して『相手の感情を排する』を意識しましょう。
相手の言葉を聞き終えた後、「つまり…○○という事ですか？」と続ける。
このようになれる事を目指しましょう。
なぜ、我々は感情を排するべきなのか？
それは人間はどうしても主観で喋るからです。
主観とは、相手の感情が乗った意見です。
重要なのは意見ではありませんか？
そう、『感情の部分を無視する』べき理由はただ一つ。
こちらにとって、『大切な物は意見以外に存在しない』為です。
わざわざ他人がネガティブな意見を言う場合は２つです。
１つ目は『言うべき状況で必要だから言う』パターン。
２つ目は『相手が自分の身勝手で言う』パターン。
１つ目でも、怒鳴られる事もあるかもしれません。
２つ目は誹謗中傷やパワハラなどが該当します。
これを判別するのが最重要事項なのです。
なので、「感想」「要約」「結論」でワンクッション置きましょう。
そして、冷静な状態から判断すればいいんです。
１つ目はアナタを想っていたり、危険を避ける為かもしれない。
２つ目は完全に相手の問題です。
アナタに「相手の感情の面倒を見る」必要はありません。
なにより「自分の感情の面倒を見るのは自分の役目」です。
人間がネガティブな意見を受け止めるのには理由があります。
それは『学習したい為』です。
つまり、意見を受け止めやすい人とは学習意欲が強い長所を持つのです。
いわば、あなたは向上心がある人間です。
非力を補う為なので、無意識の学習意欲は、アナタの思う何百倍も強い。
結果的にではありますが、その意欲が悪さをしてしまっているだけです。
だから、全てをマイナスに考えないようにしましょう。
その為にも、「全ての意見は言葉にした人間の感情が乗る」。
これを覚えておきましょう。
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