ブログはコミュニケーション能力を育てる手段である
コミュニケーション能力。人間社会で生きていく上でこれが不要だと考える人はまずいないでしょう。
コミュニケーション能力という単語で検索すれば、どうすればコミュニケーション能力が上がるか、そういう記事が山のように出てきます。
私は幼少期からこの「コミュニケーション能力」に苦しめられてきました。それはまるで呪縛のように、コンプレックスという形で肥大化してしまいました。
ブログという世界は、私をコミュニケーション能力の呪縛から解放してくれた。そんな貴重な存在です。今回はそこに触れてみたいと思います。
ブログにおけるコミュニケーション
ブログは昔で言う「文通」のようなもの。ある人がそう仰いました。私にこの世界を教えてくれた人です。つまり、ブログもまたコミュニケーションの手段のひとつなのです。
対面のコミュニケーションと違うのは、自分のペースで言葉を発することができること。気の利いた言葉が即座に出てくるタイプではない私には、これは大きな利点でした。
コミュニケーションのテクニックは無数にあり、いずれも反復練習することで身につくもの。確かにそう感じることもありますが、私の場合はそれとは別の問題だと感じています。
自分と波長の合わない人との会話が上手くいかない。相手が不満そうな感じを出している。その度に傷つく自分がいました。
ブログという環境は、自然と自分と波長の合う人との対話に落ち着きます。そういう意味では、傷つくことが圧倒的に少ない環境でした。まさに、心理的安全性が保証された環境と言えます。
私の中にある感情の変化
コミュニケーションの根幹のひとつに「共感」があります。人は共感を求めてコミュニケーションを構築する生物です。
私がコミュニケーションに対してネガティブな感情を抱いていたのは、この共感を得た経験が少ないことにあります。
ブログを始めて3年が経ちますが、ここでは「スキ」を通して共感が創られることを知りました。少しずつ「スキ」が付くようになり、コミュニケーションの意味に触れるようになりました。
そして、ブログを通したコミュニケーションは単にブログの中だけで完結する話ではなくて、実際の対面でも話のネタとして使うことが多くなりました。自分から言葉を発する機会が得られたのです。
少しずつですが、対面でのコミュニケーションに対する自信の無さが解消されていくのを感じています。全てはブログとの出会いのおかげです。
最近の私の中にある課題
最近はブログ以外にやることが増えてしまい、他の方の記事を見ることが少なくなりました。
言うなれば「文通」が一方的になりつつあります。できればいろんな人の記事に触れることで「共感」を得たいのです。
ブログにおけるコミュニケーションは、自分の中で必要不可欠な存在です。そのコミュニケーションを楽しみたい。そのために、きちんと時間を割きたい。慌ただしい中で自身の記事を発信するだけでなく。
自分の中にあるコミュニケーションのコンプレックスを小さくしてくれた。そのことに対する恩返しと言えるかもしれません。
おわりに
ブログという世界を知れたことは、まさに感謝しかありません。それは自身のコミュニケーションに対する意識を変えてくれたから。
コミュニケーション能力は一般的に対面での話になりがちですが、こういう形でブログでコミュニケーションを育むことも含まれると思うのです。
テクニックの話はあると思いますが、何よりコミュニケーションを楽しむことのキッカケを作れたことが、非常に大きいと感じています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに寄り添えたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
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