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芯を貫き、基軸を見失うな

BeautyJapanに出場すると、色々な課題が与えられる。私含む出場者はそれらをこなしていくのだが、時にその課題が目的にすり変わってしまうことがある。

これはBeautyJapanからのトラップだと私は考える。

私が中日本の時に1番気をつけていたことがこれだ。課題をこなすうちに、それが目的になり、そうすると伝えたい言葉を伝えられない自分になってしまう。

そうなったら本末転倒で、伝えたい思いにぬるま湯が混在したようになり、想いは薄まって見えてしまう。

私の中のBeautyJapanは、人生の通過点だ。その通過点の中で、頑張りたいことのひとつ。

グランプリや、BeautyJapanそのもの、これらを活動の【目的】にすると、色々なものがブレる。

周りの動きも気になるだろう。
順位も気になるだろう。

私の中では活動の一環。多くの人に伝えられるチャンスが与えられた、と考えて取り組んでいる。

だから中日本大会で順位を一度も聞かなかった。
それにとらわれ、軸を失いたくなかったからだ。

日本大会では準備の段階で聞かないといけないのだが、それでも躊躇う自分がいる。

順位が目的じゃない。
だけど伝えたい思いがある。

だから出場をしている。これは私のためにやっていること、そして伝えたい子供たち、共感覚当事者、親御さんたちのためにやっていることだ。

このnoteだって課題だからしているわけではない。伝える活動の「言葉で伝える」主軸がここだからで、運営に気にいられたくてやってる訳ではないのだ。

量より質と言っていたが、私は文章の「量」と「質」どちらにも自信がある。なので惜しみなく自分を出しながら伝えたいことを伝えているまでだ。

なぜ日本大会のステージに立とうとしているのか。常に自分に確認することを辞めない。

芯をぶれさせてはいけない。

ほぼ寝たきりだったこの一週間、私には何ができるだろう?と考えた。

たまに起き上がれたのでその間に音声配信の収録をして、テーマのあるスピーチを台本なしで話す練習、というものをはじめてみた。(固い内容では決してないが)

自分の活動に大きな穴ができないようにインスタやnoteの更新を続けた。どこを読み返してもどこで39度の熱が出ていたかなんて、きっとわからないような更新の仕方をした。

高熱は実に4日程出ていた。今はアナフィラキシーの疑いのある顔のただれのようなもの以外元気になっている。

これは美しさではないかもしれない。休む時は休む、というのは当たり前だができる範囲で、少し楽な時間を使い自分の納得出来る行動をした。

それからこの間にも書いた記事が注目されていたので、SNSを通して何度か宣伝し、さらに伸ばし現在、18000ビューを超えた。

これは月曜日のポップアップとしてもしっかり出てくれた。

私には、私の培ってきたものしかなくて、これ以上何も出せない。だけど私の今持つものを持っていない人もいるだろう、それは私が今の自分になるためにがむしゃらに走ったからだ。

今持つ全ての武器を使って、私を表現し、決して基軸を見失わないまま、ありのままの私で挑めるよう。

そんな自分でいたいんだ。

山口葵

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