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ジョン・ル・カレの遺言
知り合いのFBの投稿で、ジョン・ル・カレの遺作『シルバービュー荘にて』の存在を知り、懐かしくもあり、何か追悼のような気持ちもあり、図書館で借りて読んだ。
(以下ネタバレになるので、ミステリーとしてこの本をこれから楽しみたい人は読まない方がよいかも。でも書いておきたいので、ごめんなさい)
彼の作品は、大昔、一冊だけ、英語で読んだ。多分、英語を勉強しようと無理して読んだようだ。なぜ彼の本を選んだのか
黄金の未来は目の前にある
僕がOSHOから学び、最近はアズワンから学んでいることは、僕たちが本当に生き生きと暮らしていくには、個人の側から社会を見ていくだけでなく、社会の側から個人を見ていく必要があるし、また同時に、その逆の社会の側から個人を見るだけでなく個人の側から社会を見ていく必要があるということ。
この二つの観点が統合された時に、見出され、立ち現れてくるのが、誰もがその人らしく生きていける新しい社会だということ。
顔の見える関係(ダンパー数)を超えて、新しい社会をデザインする
人類が約1万年前に大規模な農耕を始め、食料の余剰が生まれ、農業生産に直接関係しない人的余裕が生まれ、格差、ヒエラルキーが生みだされた。余った食料や種の交換や貸し借りのために貨幣や文字が生まれ、利息も生まれ、さらに格差が広がり、階級社会になっていく。直接生産しない王侯、貴族階級が生まれ、格差、階級を正当化するために司祭階級が生まれ、格差、階級を維持するために、官僚組織や軍事組織が生まれた。
狩猟採
お互いを苦しめ合う社会は終わりにできる。
OSHOと出会う前から、人間同士が苦しめ合うようないまの社会は終わりにしたいとずっと思ってきた。
OSHOと出会うことで、ブッダやイエス、老子、モハメッドなどが実在の存在であり、何を私たちに伝えようとしているのか、リアルに了解した。彼が実現していた存在のありようは、ただ合掌し、涙を流すしかないような神々しいものだった。
いまでもこうやって彼の存在を思い出しながら文章を書いていたら涙があふれ
人類のあらゆる問題の根源を解決し、次の社会を作り出す
10年前の3.11の大災害後、絆が意識され、お金よりも命の大切さが誰の目にも明らかとなり、深い自省や反省が行われました。
それは『災害ユートピア』とでもいう人と人が本来的なあり方をした時間でした。
しかしあの時は、やがて揺り戻しが始まり、生きること、暮らすことの本質を問う気持ちは、いつのまにか日々の忙しさの中で、後回しにされてしまいました。
コロナウイルスは、人と人のつながりを呼び起こすので
本当に自由な社会を求めて
現状の社会の中で多くの人が苦痛を感じているのは、社会が「人にやらせる」「人にやめさせる」という強制力の上に成立しているからではないでしょうか。
この強制力は、教育によって個人の意識に内面化され、善/悪、正しい/間違い、するべき/やめるべき等の社会規範となって内面から働き、さらに社会制度として共有されている「法律」「金」「所有」「権利」「義務」「責任」「交換」などの集合的なフィクションが外側から働
通貨発行権とこれからの社会
通貨発行権という権力の存在がもっともっと知られていく必要があると思っています。
近代国家を基礎付ける「立法」「司法」「行政」の三権分立に隠然たる影響力を行使している「通貨発行権」という最上位の権力が、各国家権力さえ超えて存在しているという実態は、最近、かなり多くの人に知られてきていますが、まだまだ大多数の人は知らないと思います。
本来、富の源泉は社会にあり、本来、通貨の役割は、社会の中で富が生