AnandBodhi

Oshoの弟子。体験的「奇跡のコース」学習会で堀田真紀子さん、他色々な人から学んでる。…

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Oshoの弟子。体験的「奇跡のコース」学習会で堀田真紀子さん、他色々な人から学んでる。ノンデュアリティ、特にJean Klein, Francis Lucilleの系統、とりわけ、Rupert Spiraが好き。

マガジン

  • The Planet Magazine Wombat

    ライアル・ワトソン博士によるとWombatとは世界で一番役立たずの動物だそうです。20世紀に4冊だけ丸い地球のプラネットマガジンWombatは雑誌として講談社から刊行されました。 そろそろまた起き出しで、遊び出してもよいころかなと思ったりして。

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自己紹介

1988年、インドでOshoの弟子になりました。 その時わかったこと。 人間の意識の究極の開花とはどういうものかということ。 仏陀やキリストやモハメッド、老子など、歴史上伝えられてきた聖者は本当に実在したのだろうということ。 自分が心底求めていたのは、この意識の究極の開花だということ。 地球が楽園になるのは可能だということ。 それ以来、この時わかったことを実現しようと探求と出会いを続けてきました。 その後、わかったこと。 真の宗教性は組織化されると、まるで生き

    • a 小説

      「お前、言いたいこと言ってる? いつも苦虫噛んだような顔して、口を摘むんで、息飲み込んでる感じで、言いたいこと我慢してるんじゃねえ」 淳が、もう氷しか残ってないアイスコーヒーのグラスに刺さった紙のストローをクチャクチャ噛みながら、俺の顔を見た。 俺は何か言おうとして、でも何も言葉が出てこないで、なんだか少し口悔しくて、 「別にぃ」 と言い返したら、 「それだよ、それ」 と、ストローを相変わらず咥えながら、淳は、俺を見透かしているように上目遣いで見た。 「お前さ、ちゃんとなんで

      • 現在の最大の矛盾は「資本過剰」である

        2019年「しあわせの経済国際フォーラム」で、来日され、鈴鹿のアズワンコミュニティも訪れたことのある中国人民大学可持続発展高等研究院院長の経済学者、温鉄軍さんの講演記事が、いま非常に重要だと思うので、機械翻訳の抜粋を紹介します。 環境問題、サステナビリティ、経済格差、グローバリズム、日中問題、ウクライナ戦争、台湾問題、戦争などいまの世界情勢に危機感を持っている人にぜひ、じっくり読んでもらいたいと思います。 その前に僕の方でこの記事を読む前提を説明します。少し長くて難しいか

        • 禅と社会革命

          社会のシフトが起こるためには、人の意識が変わる必要があることはだれもが感じていることだと思います。 
しかし、どのように、そして、もっと大切な問いとして、どのような意識になる必要があるのか、ということがあると思います。 
インドの自分のグル、OSHOに出会って以来、そのような問題意識を持ちながら、アドヴァイタ哲学、瞑想、ヨガ、呼吸法、各種エネルギーワーク、西洋的なセラピーの手法であるエンカウンターグループ、インナーチャイルド、キネシオロジー、ゲシュタルト、家族の座など、さ

        • 固定された記事

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        マガジン

        • The Planet Magazine Wombat
          111本

        記事

          メタバース、人類は次の社会を意図的に作る実験手段を手に入れた

          消費社会を超えて、本当に幸せな人間らしい次の社会を作ろう。 メタバースという現実社会とは別のヴァーチャルな社会を作る事業にFacebookが本格的に参入することで、メタバースが注目を浴びています。 メタバースは、今の社会と関係なくゼロから自由に世界を設計できるところが人の創造性を解放させます。 それは、仮想空間上で、これまでできなかった社会をリアルタイムでシミュレーションできる手段を人類が得たとも言えます。 次の来るべき社会を科学的にシミュレーション実験できることによ

          メタバース、人類は次の社会を意図的に作る実験手段を手に入れた

          新しい社会の生まれ方

          エゴから生まれる思考ではなく、生きとし生けるものへの共感から生まれる思考へのシフト。 新しい思考によって新しい社会は生まれる。 その思考のシフトが日常レベルでどのようにして起こるのか。 自分とは何か、人とは何か、社会とは何か、とゼロから捉え直すこと、それも1人ではなくグルーブのオープンダイアローグ、対話と内省を通して、ゼロから捉え直し、どこまでも決めつけずに楽しく探究を続けていく。 それが新しい社会の実現プロセスそのもの。 誰もが幸せで自分らしく生きられる社会の実現

          新しい社会の生まれ方

          分業と太陽経済

          社会の本質は分業である。 分業の本質は、各自が自給自足するよりも、各自が人のために供給する方が圧倒的に優れているところにある。 言葉と分業こそが人類の特質とでも言えるのではないだろうか。 それを曇りのない目で観れば、分業とはみんながみんなのために与え合っている姿に映るのではないだろうか。 ところが、今の社会は、「交換」という概念が根強くみんなの頭の中に染み込んでるので、分業がまるでみんながそれぞれ自分のために「交換」し合っているように見えるのではないだろうか。 「交

          分業と太陽経済

          黄金の未来は目の前にある

          僕がOSHOから学び、最近はアズワンから学んでいることは、僕たちが本当に生き生きと暮らしていくには、個人の側から社会を見ていくだけでなく、社会の側から個人を見ていく必要があるし、また同時に、その逆の社会の側から個人を見るだけでなく個人の側から社会を見ていく必要があるということ。 この二つの観点が統合された時に、見出され、立ち現れてくるのが、誰もがその人らしく生きていける新しい社会だということ。 個人の側から社会を見たら、社会というものはなく実際にあるのは個人だけである。社

          黄金の未来は目の前にある

          顔の見える関係(ダンパー数)を超えて、新しい社会をデザインする

          人類が約1万年前に大規模な農耕を始め、食料の余剰が生まれ、農業生産に直接関係しない人的余裕が生まれ、格差、ヒエラルキーが生みだされた。余った食料や種の交換や貸し借りのために貨幣や文字が生まれ、利息も生まれ、さらに格差が広がり、階級社会になっていく。直接生産しない王侯、貴族階級が生まれ、格差、階級を正当化するために司祭階級が生まれ、格差、階級を維持するために、官僚組織や軍事組織が生まれた。 狩猟採集社会が農耕社会に移行する中で、人類の生得の利他的な人間性が損なわれ、利己的な性

          顔の見える関係(ダンパー数)を超えて、新しい社会をデザインする

          お互いを苦しめ合う社会は終わりにできる。

          OSHOと出会う前から、人間同士が苦しめ合うようないまの社会は終わりにしたいとずっと思ってきた。 OSHOと出会うことで、ブッダやイエス、老子、モハメッドなどが実在の存在であり、何を私たちに伝えようとしているのか、リアルに了解した。彼が実現していた存在のありようは、ただ合掌し、涙を流すしかないような神々しいものだった。 いまでもこうやって彼の存在を思い出しながら文章を書いていたら涙があふれてくる。人間の意識の究極の開花とはどう言うものか、彼はただそこに存在していること

          お互いを苦しめ合う社会は終わりにできる。

          量子力学の公案

          波でも個体でもあるような量子力学的な世界の有り様がいまこの瞬間も日常として現れている。 瞬間ごとの観察によって、確率分布として雲のようにもや〜と広がっている未確定の未来が、このいま、この瞬間、私という観察者の世界としてまるごと立ち現れる。確固たる物や確固たる過去もない可能性の中から宇宙の理に添って世界は瞬間毎に現れ、消滅し、また現れ、消滅し、と明滅している。 それが20世紀前半に発見された量子力学に基づくおおざっぱな世界観じゃないかな。 ところが、量子力学が生まれる30

          量子力学の公案

          人類のあらゆる問題の根源を解決し、次の社会を作り出す

          10年前の3.11の大災害後、絆が意識され、お金よりも命の大切さが誰の目にも明らかとなり、深い自省や反省が行われました。 それは『災害ユートピア』とでもいう人と人が本来的なあり方をした時間でした。 しかしあの時は、やがて揺り戻しが始まり、生きること、暮らすことの本質を問う気持ちは、いつのまにか日々の忙しさの中で、後回しにされてしまいました。 コロナウイルスは、人と人のつながりを呼び起こすのではなく、3.11とは正反対に、人と人の関係の中に不安と恐れをもたらしました。しか

          人類のあらゆる問題の根源を解決し、次の社会を作り出す

          宇宙の秩序か、人類の崩壊か

          ニュートン物理学が人類のパラダイムになって以来の到達点あるいは極限が現代の世界のありようではないでしょうか。 支配従属関係による秩序、経済原理による秩序、原子のような独立した実体である利己的な人間が力の相互作用で関係している世界。 そのような世界観、人間観の上で生まれた経済、政治、思想、文化、社会の辿り着いた世界がいまの世界ではないでしょうか。 独立して自由意志を持つ個人がそれぞれの利益を最大化しよとするのが人間社会であるという人間観、社会観。 しかし20世紀に生まれた量子力

          宇宙の秩序か、人類の崩壊か

          『ソラミツ 世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ――日本発のブロックチェーンで世界を変える』

          世界初のカンボジアで発行された中銀デジタル通貨の設計思想や仕様について色々知ることができて面白かったです。カンボジアを引っ張っている若い人たちの視野の広さと見識の高さにも感心しました。 ソラミツの実績、世界に広がっていてすごいですね。展開の早さにびっくりです。それだけ世界も早く動いているということでしょうし、それだけ日本が動いてないということでもあるのでしょう。 各種のデジタル通貨も企業内や地域など様々な領域で、ハイパーレジャーいろはを使えば、3ヶ月で作り上げられるみたい

          『ソラミツ 世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ――日本発のブロックチェーンで世界を変える』

          本当に自由な社会を求めて

          現状の社会の中で多くの人が苦痛を感じているのは、社会が「人にやらせる」「人にやめさせる」という強制力の上に成立しているからではないでしょうか。 この強制力は、教育によって個人の意識に内面化され、善/悪、正しい/間違い、するべき/やめるべき等の社会規範となって内面から働き、さらに社会制度として共有されている「法律」「金」「所有」「権利」「義務」「責任」「交換」などの集合的なフィクションが外側から働き、さらには刑罰などの物理的強制力が背後に控え、常に一人一人に圧力をかけており、

          本当に自由な社会を求めて

          通貨発行権とこれからの社会

          通貨発行権という権力の存在がもっともっと知られていく必要があると思っています。 近代国家を基礎付ける「立法」「司法」「行政」の三権分立に隠然たる影響力を行使している「通貨発行権」という最上位の権力が、各国家権力さえ超えて存在しているという実態は、最近、かなり多くの人に知られてきていますが、まだまだ大多数の人は知らないと思います。 本来、富の源泉は社会にあり、本来、通貨の役割は、社会の中で富が生まれ、循環し、消費されるというプロセスを媒体するものでしかないことと通貨発行権と

          通貨発行権とこれからの社会