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「詩画・エッセイ・白い花にそえて」「詩画集・夢幻」文芸社より出版。小学館「話のネタ」な…

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「詩画・エッセイ・白い花にそえて」「詩画集・夢幻」文芸社より出版。小学館「話のネタ」などの教師向けムック本を書いた厚洋の妻。人の笑顔が大好き。生きる意味を日々探している。

マガジン

  • 国際交流

    厚洋さんがやりたかった事「人のためになる事がしたいな!」それを受け継いで真愛にできることをやっている。国際交流協会でボランティア活動をさせてもらっている。日本文化を伝えたり、日本語を教えたり…。

  • MAAちゃんパニック

    真愛は、grandmother。日々の衰えと全身下垂に抵抗しながら生きている。そんな生き方は、発見や失敗が満載で、若い人にもご同輩にも知らせたいことに溢れている。少しでも笑えたら、参考になったら幸せである。

  • 子育てパニック

    子どもを育てるのって大変。 良い母親ではなかった真愛が思い出とともに、夫や息子に育てられて人間になって育っていく話。 パニック満載。

  • 素数日

    いつの頃からか覚えていないが、厚洋さんが逝ってからの日数を数えるようになった。このnoteをを始めたのは、一年以上経ってからのこと。 命日だけではなく、記念日も思い出していたが、ある幸せな事があった時、「その日が素数日であること」に気がついた。 それからずっと、素数日にはいい事がある。 厚洋さんを思い出して「幸せな真愛」だったことを確認する日となった。

  • 時の移ろい 季節の行事  

    地域の伝統行事や厚洋さんと一緒にやった季節の行事。 そして、移ろっていく美しい自然、愛しい人の愛した我が家の花達の代わりに語りたい

最近の記事

やっておいて良かったこと

 林修先生のテレビ番組で 《現役世代に知って欲しい人生の先輩がやっててよかったベストテン》というのをやっていた。  要するに、退職をしてからの人間がやっておいて、よかったと思うことを調べてくれたわけだ。 10位  ー 健康に気をつけていたことが良かった。ー   そりゃそうだ。  70、80代の人にとって、外でインタビューが受けられるくらい元気でいる人は幸せなのだ。  健康に気をつけているからこそ、長寿である。 9位 ー 子育てをしっかりしておいてよかったー と言う家族関係に

    • Happy birthday

       JUN、潤じゅんちゃん    W e LOVE You 。  プレートに書かれたハッピーバースデーのコメントだ。  三絃のお師匠さんのお誕生日。  本当は6月18日だけれど、お祝い事は早いほうがいい。  君津国際交流協会でお習字を教えている先生と真愛は同じお師匠さんに習っている。   彼女はお琴、真愛は三絃。  国際交流協会での仲間と言うこともあり、潤子先生の弟子(真愛は不肖の弟子)と言うこともあり、仲良くさせてもらっている。  4月に潤子先生の門下生が集まって、お勉強会を

      • 残念、影が一番短い日

         今日は「夏至」。  孫の誕生日で有る。  太陽高度が90度近くになる日なので、太陽が出ている時間が一番長い日。  太陽に守られて生まれてきたような孫で、上の中切歯2本が抜けていても笑顔がとても可愛い。(孫馬鹿である。)  この子には特別な感謝の念がある。  具合の悪くなり始めた厚洋さんが、頑張ってお食い初めに行き、自分の息子が家庭を持ち子どもを育てている姿を見る事が出来た「自分の人生の完結」を確認する事が出来た子なのだ。  当然、息子のところに嫁に来てくれたKちゃんが居な

        • ダイエット開始

           ダイエットを開始することにした。  膝が痛くてたまらない。  膝より上の重みが膝にかかるからだ。  だから膝が痛くなる。  充分わかる。  体重を減らせば膝にかかる負担は少ない。  前回の整体に行った時に整体師さんに言われた。 「膝が痛いんですか?」 と優しくマッサージをしながら 「ちょっとお膝が小さいですね。」  あれまぁ、膝が小さいなんて初めて聞いた。   確かに、若い頃から足が細いとは言われていた。  今ほど膝が出ていなかったので、足はすんなりと伸びていた。  体が

        やっておいて良かったこと

        マガジン

        • 国際交流
          19本
        • MAAちゃんパニック
          83本
        • 子育てパニック
          100本
        • 素数日
          108本
        • 時の移ろい 季節の行事  
          161本
        • チャーちゃん ありがとう
          46本

        記事

          出ちゃったよ。有名人!

           大雨洪水警報が出て、土砂崩れ警報も出て、高齢者避難指示も出された。  この日は朝から雨が降っていたのでどこにも行かない、何もしない、そんな日にしようと思っていた。  雨は午後から強くなると言う予報だったが、11時半あたりから激しい雨音とともに滝のように流れ落ちていく道路の雨水を見ていた。  何もしない日にしたが、天気の悪い日はそれだけでストレスになる。  いつもは見ないテレビなんかをつけてしまうと、 「関西の方から降り始めてきた雨は東のほうに  移っている。  静岡近辺では

          出ちゃったよ。有名人!

          絶好腸

           30年前に教えた楽しい男の子がいた。  祐介君は、今はもう九州に行って、いいお父さんになっている。  その子がよく校長先生に向かって 「よっ!校長。絶好調!」 と言って笑わせていたことを思い出した。  そうだ。  人間が絶好調の体調を保つためには絶好腸でなければならないのだ。  腸は、生命の源とも言われるという。  生命維持に欠かせない重要な役割を担っている。  人間は1つの受精卵から細胞分裂を繰り返して胎児になるが、1番初めにできる器官は腸なのだそうだ。  小腸は「十二指

          絶好腸

          子育てパニック 語彙力

           孫が1年生に入学してから2ヶ月が経った。  4月の終わりに遊びに来た頃にはまだまだ 1年生とも幼稚園とも境目のわからない状態だった。  学校が楽しいと言ってくれるだけで良かった。2ヶ月が過ぎると少し心配になる。  幼稚園は、英語専門の幼稚園だったが、ママが英語が上手なので先生とも友達とも楽しくやっていたようだ。  しかし、区立小学校に通うようになって、英語なんかで喋って浮き上がって虐められていないか、最近の子どもように話し言葉が「やばいよね。」とか「マジで!」「ガチで?」

          子育てパニック 語彙力

          お父ん似

           父の日前夜の息子のLINEで、ガンダムのプラモデルの完成写真が送られて来た。  母親の安否確認のため、毎日19:00の定期LINEを送る。  14日の夕方には 「女の人達は今日鎌倉に旅行に行きました笑  僕は家に帰ってプラモデル作ります!」 と送られて来た。  父親である厚洋さんも良くプラモデルを作っていた。彼の場合は、ガンプラではなくデァゴスティーニでチマチマと毎日作って楽しんでいた。  翌15日 夕方 「お母んプールから帰って来ました。  凄いプラモデルが届いていてびっ

          お父ん似

          変な昔話

           昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。  おばあさんは山に芝刈りに、おじいさんは川に洗濯に行きました。  川上から大きな桃が“どんぶらこっこどんぶらこっこ”と流れてきました。  おじいさんは「こっちゃこい。こっちゃこい」と言うと大きな桃は寄って来ました。  おじいさんは桃を持ってお家に帰りました。   大きな桃を割ると元気な男の子が生まれました。  子どもの名前は桃太郎。  そう「桃太郎」のお話です。  桃太郎は大きくなると村人を困らせていた鬼を退治しに

          変な昔話

          どこでも上を向いて歩こう

           先週の日曜日にコンサートやシンポジウムのはしごをした。  何年も前から行っている房総楽竹団。  すべて手作りの竹の楽器で演奏するグループだ。  いろいろな場所での演奏を聞いたが、この三舟山の中で行う演奏は格別に良い。  野外音楽と言うのは音響がかなかなか難しい。反響板が無いので空の上に吸い込まれていく。  その響きは清々しさを感じる。  作られた残響音ではない。  その日の演奏会は、ほんの30分で終わってしまった。  メンバーの具合が悪かったり、急な用事ご出来たりで思うよ

          どこでも上を向いて歩こう

          真愛の心臓

          「お前の心臓には、毛が生えている。」 と笑ったのは、厚洋さんだ。 「可愛い小心者の真愛に向かって、  毛が生えているとは何事だ❣️」  しかし、否定はできない。  2000人収容のホールで平気で司会をした。   全国大会で神奈川大学の教授に向かって、大反撃論をし、喧嘩越しになったことがある。  舞台に立つまでは、緊張しているが、一歩舞台に上がりスポットを浴びると平気になる。  面の皮が厚いのか、無知で失敗というその怖さを知らないのか、厚洋さんの言う通り、 「真愛の心臓には、毛

          真愛の心臓

          古いものは捨てられない

           石炭の匂いと煤だらけの恋の思い出話を書いたが、その時探した昔のアルバムの中に古い古い押し花があった。  燻んだ赤い色は、兄夫婦の結婚の長さをみせつけているようだった。  1973年11月25日。  千葉のステーションホテルで執り行った結婚式の引き出物と一緒に持ち帰った花である。  この日、真愛は日記に 「兄を取られた!」 と書いてある。  父の居なかった我が家では、兄は真愛にとって父親の存在でもあった。  背も高く、見てくれも良かった兄は真愛の自慢だった。  実業団のバス

          古いものは捨てられない

          日本語教室で

           国際交流協会の日本語教室(土曜日)にボランティアとして参加している。  英語が苦手な真愛でも、日本語で日本語を教えるのはなんとかできる。  相手が大人なので、小学校教員をやっていた時より教えやすいが、言葉の壁は結構高い。  テキストから離れて、日本文化について話し始めると、片言の英会話となる。  身振りだったり翻訳機だったり絵を描いたりとそりゃ大変になる。  ネパール語しか話せない50代の女性が来た時には、ポケトークでテキスト内容を説明した。  全く日本語も英語も話せない人

          日本語教室で

          駄目って言われても

           石鹸でゴシゴシ!  どこかの美容関係の本に書いてあったが、 「お顔は石鹸でゴシゴシ洗ってはいけない。  たくさんの泡を立てて、  その泡で包み込むようにソフトに汚れを落と  すのだそうだ。  洗い流す時もゴシゴシではなく、  パシャパシャってぬるま湯を当てるように。  体も当然、同じように泡でソフトに洗って  汚れを落とす。  洗うと言うよりは擦るように…。」  昭和生まれの真愛は、今でもゴシゴシ洗う。  昔からそうだった。  小さい頃銭湯に行くとみんなそうしていた。 

          駄目って言われても

          時の記念日

           6月10日は時の記念日である。  歳を取ると時の流れが早く感じる。それは当然な事で、「ジャネーの法則」という。  この法則は「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」ということ。  歳を取るにつれて自分の人生における 「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じるということ。  1歳の時に感じた1年を1/1とすると、2歳の時の1年は1/2「逆数」に比例することとなり1歳の時の2倍速く感じるようになるのだ。  3歳になると3倍早

          時の記念日

          玄同人 おおくぼまさみ

           前略、  噎せ返る森の我が家で「こもれび」拝読。 3章送られ人が最高!  言葉足らずの私には、この楽しさをどう表現して良いか分からず…。  感じたままを綴ります。  前章の不揃いの言葉・無いがいい・欠片・焼き直し・片思い・子や孫…も分かるなあと共感しながら読みました。  が、「柩」から一変!!  共感ではなく、見方の発見と驚きと笑いで小噺を聞いているようでした。 (さだまさしのファンなのでトークを  聴いているようで)  今年は愛しい人の七回忌です。  後追いまで考えた

          玄同人 おおくぼまさみ