見出し画像

やっぱり面白い❣️

 オリンピックが始まった。
 遠い遠いパリでオリンピックが始まった。
 開会式を録画で見たのだが、なんだか面白くなかった。
 雨の降る中、選手たちはずぶ濡れで体調不良にならないのかなという心配。
 あら?
 言い間違い「朝鮮民主主義共和国」が別々に出場かな。中国🇨🇳と香港🇭🇰の違いが起こったのかしら。
 最近、暑くて社会情勢なんかニュースでやっていてももっとイライラするので見なかった。  
 2年前の2月にロシア侵攻が始まって、戦争は我が家の隣で起こるという事を感じた。
 数週間で世界が変わる世の中だから、なんでも有りの世界情勢だ。
 しかし、コール間違いだったらしい。
 起きて開会式を見ることが出来なかったので、ボランティア活動から帰って来てから見た。(暫くぶりで泊まりに来ていた兄貴は、留守番をしながら録画の開会式を見ていた。)
「どう?開会式、面白かった?」
と尋ねて最初に言ったことがその事だった。
「ダンスだ、歌だと跳ねたり飛んだり
 目まぐるしく映像は変わったけど…。
 なんだかパッとしなかった。」
 旅行関係の会社をやっていて、若い頃から各国を旅している兄貴は、パリの風景なんて見ても面白くないのだ。
 セーヌ川の船の上に閉じ込められた選手団は、寒かろうが降りたかろうがじっと…。
 笑顔だったのが印象的だった。
 チャンネルを変えると近くの高校と市立船橋の決勝戦だった。

市船の子のお尻にバシッと

 木更津総合のcatcherが三塁走者を刺すために三塁に送ったボールが走者に当たって、三塁側に転がり、その隙にホームイン。
 ところが、「送球妨害でアウト!」と審判が告げた。それを不服とした市船監督が、キャプテンに審議を申し立てさせたのだ。

監督が審議申し込めればいいのにね

 10分以上試合は中断。
 その間、監督と審判の間を行ったり来たり、
解説の人もちょっと市船のプレーを認めるような事を言っちゃうから、「炎上」しちゃった。
 結果として、ボールが当たった走者は戻るのにインに入り過ぎていたし、当たるような故意もあるということで、「審判が正しい!」となったが、勝ちたい市立船橋の保護者は納得しないだろうと思った。
 オリンピック開会式より面白かった。
 そんな感じで見始めたオリンピックだったが
面白かった。
 やっぱり、勝ちたい思いでその時を命懸けで(言い過ぎかな?)プレーしている姿に感動を貰った。
 バレーボールはいい男が多い。そこも魅力の一つである。
 好い漢が吠える。
 耐える。
 なんだかゾクゾクする。

好い男が多い。

 まして、メダル獲得候補になっているバレーの初戦だ。
 1次リーグC組初戦。
 世界ランク2位の日本が同11位のドイツに
 2-3
(17-25、25-23、25-20、28-30、12-15)
 フルセットで逆転負けたのだ。
 真愛が見たのは4セット目ジュースの繰り返しは、死闘であった。
 ドイツも素晴らしかった。
 4セット・5セットは「2点差」
 4セットを取っていたら勝てていたのに…。
   言っても仕方がないこととわかるが切ない。
 52年ぶりのメダル獲得を目指す“史上最強”の日本と鳴物入りで始まったから更に辛いと思う。

2点、何がいけなかったのだろう


 真愛は、男子バスケットと男子サッカーとbreakin'を応援している。(柔道もスケートボードも面白いが…。)だから、男子バレーボールを見て、強いチームが黒星発進になってファンになった。

少年のような八村塁❣️

 大スターの八村塁がどんな風に日本チームに入り込むのだろう。日本チームがどう八村塁を使うのだろう。
【カッコいい転校生が浮いちゃうのかな?】なんて思いながら見始めたが、泣いちゃった。
 初戦ドイツ戦格上のチームに挑んでいく彼を《暁ジャパン》と称する気持ちもわかった気がする。
 暁の朝が来る。
 未来の扉を抉じ開ける男たちである。
 何がカッコいいかって、MBAのスター選手が、必死にディフェンスに走って帰って来て、ガードするのだ。速攻のリバウンドに走るのだ。3ポイントが入らなかったり、打っても2点が取れなかったり辛かった時もあったと思う。
 素晴らしいプレーヤーが勝つために全力で走るのだ。
 スタープレーヤーが基本に忠実にしようと集中するのだ。
 愛しくて堪らなく…。泣いちゃう!
 WBCの時の大谷翔平くんのバンド姿に涙が出た。盗塁に感動した。
「勝ちたい‼️」
 そのためにはなんでもする。

ダンクもカッコよかったが…。

 ダンクシュートもカッコよかったが、彼のデフェンスとリバウンドの姿に泣けたし、悲鳴をあげて立ち上がって拍手をした。

ホーキンソンのシュートブロック

 ホーキンソン君が大写しになると
いつも口を開けてパクパクと息をしている。
 30分以上走っているのに、更にリバウンドに帰る彼を見ても涙が出た。
 川村君の股下パスからのシュートにもため息が出た。

deep3pointシュート❣️

 八村塁にも声をかける。フリーシュートの時に後ろからタッチする手。
 ゲームをしながら、仲間が強い絆を作り始めていく。
 20点差で負けてしまった。
 だが、格下が挑戦したゲームとしては、観ているものを感動させた。
 本当は一勝して欲しい。
 でも、泣きながら見ることがでる気がする。
「うん。
 頑張った。そういいね!
 打ってー❣️
 抑えて!そうそう、凄い❣️」
監督でも、関係者でもないけれど、一緒に夢中になれる男子バスケットボールは面白い!

マリとの一戦

 サッカーも強いチーム「マリ」を下した。
 ちょっと観ないうちに、随分と選手が若返った。
 だから、走る走る走る。
「右空いた!」って叫んだ瞬間に右にバスが出る。どんな状態でも走る。走り回る。
 自陣でパスを回すなんて姿は見られない。
 サッカー大好き厚洋さんが見ていたら絶対に褒める筈だ。
 2戦2勝で、決勝トーナメント進出が決まった。

ゴールポストのバーも見方に!

 GKの子が可愛い。
 更に、PKになった時に「マリのキッカーのデーター」をkeeperに伝えたことが凄いと思った。
「データーでは、左隅を狙う奴だぞ!」
keeperは、キック体勢に入ったその瞬間に右に動いてプレッシャーをかけている。
 凄い!面白い。

 しかし、審判の動きがどうも気に入らない。
 女性審判が活躍しているのはとても良いことだと思うが、判断がやや甘い気がする。
 いや、「贔屓」してるような感じがしてならない。
 翌日、柔道の永山選手が落ちた?
「待て!」と審判がかけているのに辞めない。
 審判は覗き込みに行くのだが、それは随分経ってのことだ。
 永山竜樹に袖車絞めをしかけるガリゴス。「待て」のあとも6秒ほど締め続けた。
 落ちたので一本を取られたのだ。
 待てがかかっも続けさせてしまった審判ほ女性だ。
 女性審判よ!
 男と同等にやるためには、それなりの命懸けの判定を下して欲しいものである。
 オリンピック協議会よ。
 変な平等意識で男女比を同じにするのではなく、正確な判定を下せる人を審判にするべきなのだと思う。
 AIを使える競技なんて何も言えない。
 それもなんだか虚しい気がするのは、真愛のわがままである。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります