絶滅危惧種
人間の活動が生態系を破壊!
人間がいなくなれば、生態系が戻るか?
手遅れである。
急速に進む砂漠化なども課題。
気候的、人為的要因によって砂漠化
→自然や生物多様性は喪失
→生産能力は深刻なレベルで失われ、
→食料価格は高騰。
→砂漠化する国に住む小作農家は、
飼料価格が高騰し農業が満足に行えない
→生活基盤を丸ごと失う。
→砂漠化が及んでいない都市部へ移動する
難民となって住む土地を離れる。
→北アフリカやヨーロッパへ移動する可能性
→難民問題。
→人口の大移動は社会的混乱や紛争の要因
→食料やエネルギー、水などの資源が不足する
可能性や競争の激化
→生活の糧がない人は争いや紛争の標的となる
したがって、
砂漠化は紛争に直結する。
【風→桶屋が儲かる】理論である。
絶滅危惧種の数が増えているのは、その→の第一を過ぎてしまったということなのである。
かつて日本に生息していたものの絶滅してしまった日本狼や沖縄オオコウモリ。
森林伐採や土地開発といった人間の活動により、日本国内の絶滅危惧種の数は年々増加傾向にある。(まだ、砂漠化はしてないけれど)
環境省は国内で生息生活し絶滅の恐れがある野生生物、主要生物をまとめた一覧表を公表した。
それによると、現在3772種が絶滅の危惧にあるとされている。一覧の中には、ラッコやコウノトリ・西表山猫や青ウミガメなどの生物がいる。
評価対象になった種のうち、絶滅危惧種に挙げられている生物の割合は、山椒魚やカエルなどが属する両生類が最も多く52%になる。
ついで、汽水・淡水魚類で42%
爬虫類で37%。維管束植物で26%
哺乳類で21%鳥類で14%になっている。
この現状を踏まえ、環境省では「生息域外保全」の取り組みを推進。
専門家のアドバイスのもと、絶滅危惧種を保護し、動物園や水族館植物園等で育てて増やしていこうとしている。
随分前に厚洋さんに
「日本の人口だってさ、
そのうちどんどん減って、
東京ドームいっぱい分になるんだぞ!」
と怖がらせられたことがある。
何かの科学雑誌で読んだらしかった。
以下は日経ビジネスに書かれていた事だが、
西暦4205年10月12日、日本から子供がいなくなる──。
これは東北大学経済学研究科の吉田浩教授の研究室などが、現在の人口や出生率などのデータを基に算出した日付だという。
(日本の子ども人口時計」2016年版による)
この日は遥か遠い未来であり、計算通りに進むかどうかは分からないが、経済学者たちが言いたかったことは、
「確実に日本が人口減少のステージに入った」ということだ。
日本人絶滅危惧種になるのだ。
2016年12月には1億2692万人の日本の人口が、
2050年には1億人を割り込み9708万人
(国立社会保障・人口問題研究所の推計)
2100年には8300万人
(国連の推計)
にまで減少すると予測されている。
この人口の急降下の原因は何なのか。
日本では死亡者数が出生者数を上回っており、数年前から人口減少が続いてきた。
2015年には約100万8000人の赤ん坊が生まれたのに対し、死亡者数は約130万2000人で、すでに年間30万人近い“人口赤字”となっている。
“日出づる国”日本では結婚に興味を示さない人が増えた。
一方で欧米諸国とは異なり婚外子の割合も非常に低い。
国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」(2015年)の調査によれば、
未婚者のうち恋人がいない人は男性70%、
女性で60%と前回調査よりも増加した。
経済的な要因や慎重さがあいまって結婚する人の数が減り、子どもの出生率(2015年の合計特殊出生率)は1.45(2年ぶりに上昇したが)、女性の平均初婚年齢は29.4歳、平均初産年齢は30.6歳と晩産化が進む。
多くの現代女性たちは
「出産によって仕事を犠牲にしたくはない」
と考えている。
そのためこの数年間、日本の政府や地方自治体、企業は、女性が仕事か結婚・出産の二者択一を迫られる状況を打破し、出生率を上げるための措置を講じている。
保育施設の充実、育児休業期間の延長、様々な経済的援助、夫が子育て・家事のための時間を取れるようにすること、そして不妊治療費の援助などだ。
もう一つ原因に追加したいことがある。
「CM家族の人数」である。
夫婦で「乾杯🍻」や「老後について」は二人でいいが、介護用品のCMは母娘の場合が多い気がする。家族中でおじいさんを見守るなんてのは素敵な発想だと思う。
しかし、子どもと親子のCMは、その多くが子を挟んだ父母の構図となる。
一家の食事シーンで子ども3人母1人っていう構図もあるが、子ども3人父母に祖父母なんてのはあまり見られない。
俳優さんの出演料を考えたら、1人が一番いい。
そんなCMを見て育った若者たちは、子どもは1人でいいと思うだろう。
ましてや、前述の問題を考えれば、1人が楽である。
22歳で結婚した真愛は、家族計画なんて立てなかったが、第一子を授かったと知った時、
「俺な。
子どもが生まれたらって、
ずっと前から考えていたんだ。
長男が拓時・次男が耕時、で女の子が未来。
いいだろう?
時を拓き、時を耕して未来を創るんだ。」
「…。」
厚洋さんの熱い想いに呆れた。
真愛の生育歴からは、家族計画は男1人女1人だった。(真愛も兄1人。兄妹2人である)
(3人か💦大変そうだな。)とも思ったが、素敵な名前には感動した。
(厚洋さんも弟妹が居て3人なので、
自分の生育歴を基本にするのかな?)
元気に生まれた長男は、想いの通り「拓時」と命名したが、その計画は頓挫した。
種の存続を考えたのではなく、快楽に走ってしまった。
また、真愛の仕事が忙しく、厚洋さんの『次の子は少し間を開けるか?」と配慮してくれたのをいいことに10年開けたら、快楽だけになってしまった。
磯野家の家族計画は子ども3人であるが、
河豚田家は50年近く子どもは1人である。
情報による刷り込みっていうのは結構影響を与えていると思う。
高齢社会・年金不足・育児問題・教育費なんてたくさん報道されると未来は暗い。
結婚すら望まない若者が増えてもおかしく無いのではないだろうか。
絶滅危惧種・日本人!
となるのは本当に4205年なのだろうか?
何処かで急速にそれが早まってしまうのではないだろうか?
【風→桶】理論で
人類が絶滅危惧種となるのではないだろうか
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります