職種紹介~プランナー編~
こんにちは。Algoage人事・広報の高橋安奈です!
弊社は現在、事業の成長を後押ししてくれる即戦力メンバーを積極採用中です。中でも、事業の中核となるCPP本部の重要ポジション「プランナー」を担える人材を、日々探索しております。
「Algoageのプランナーとは一体どんな仕事をするのか」「興味があるけど自分の経歴でも応募が可能なのか?」等々の素朴な疑問と業務内容について、プランナーとして活躍中の中司和紀さんにお話をうかがいました!
もう一度Algoageについておさらいがしたい、という方は、こちらの記事をご一読ください。
職種説明
プランナーとは
各案件に対してプロジェクトマネージャーとして参画し、その成績を向上させていくための働きをする、事業の中核を担うポジションです。両方経験はしますが、プランナーの役割は大きく下記の2つに分けられます。
また、未成熟なCPP本部を立ち上げ・軌道に乗せていくために、案件だけに止まらずチーム全体の強化に寄与する活動も担っていただくこともあります。
……と、文章化してみましたが、具体的には分かりにくいですよね。
ということで、ここからは中司さんにバトンを渡し、詳しくお話いただきましょう!
業務内容
ーーまずはプランナーの業務内容を教えてください
先述の通り、プランナーの役割は大きく「構築」と「運用改善」の2つに分けられます。これらを順に説明をしていきます。
まずは構築です。流れとしては、営業が契約をとってきて、その後プランナーに案件が降りてくる形になります。構築では、以下のような業務を行います。
と、箇条書きにすると簡単に見えるのですが、営業さんから案件をもらって、クライアントさんの了承後からリリースに至るまでに、平均して3カ月もの時間を要します。
その間、クライアントさんからご意見もいただきながら、都度どうしていくのがベストかを話し合ったりしながらコンテンツを作り上げていきます。
中でもクライアントさんにコンテンツを説明してご納得いただくまでに、一番工数がかかりますね。
次に運用改善です。
運用改善は「案件の売り上げをとにかく伸ばす」ことが一番の目標です。そのために、以下の作業を行います。
まずはリリースして、 1週間くらい時間をかけて集めたデータを分析し、コンテンツのボトルネックを特定します。その後コンテンツの改善案を考えて、クライアントさんに提案します。このサイクルを回し続けて改善を繰り返していきます。
事業が新しいが故に、案件成果がどこまで伸びるかが未知数なところもあり、クライアントさんによって違いはありますが、契約後は常に改善をするようにしています。
契約しておしまい、ではなく、契約してからの方が長いお付き合いになるのがプランナーの仕事の特徴です。構築と運用改善で業務内容は異なりますが、とはいえ、クライアントの成果報酬のために動いていくという芯の部分は変わらないです。
業務の進め方について
ーー業務の中にある制作物とはどういったものでしょうか?
LINEのアカウント内で運用するホーム画面、アイコン、LINE内のシナリオを指します。もちろん僕1人でこの作業を全て行うのではなく、1つの案件につき、プランナー、デザイナー、シナリオライターの3人体制のチームで進めることが多いです。
ーーチームメンバーとの連携はどのように行っていますか?
案件を一緒に進めるメンバーのディレクションもプランナーの仕事のひとつです。
僕がコンテンツの方針を作成して、「こういうものを書いてください」「こういうクリエイティブ作ってください」とすることが多いですが、場合によってはざっくりと方針だけを伝えて自身で考えてもらったり、自分でライティングをしたりすることもあります。
現在は、案件ごとに週1回30分程度のチームミーティングを行っています。またチーム内での認識がずれてしまわないように、Slackを使ったテキストコミュニケーションも欠かしません。
ーー社内での指示出しにトラブルが起きたりはしませんか?
それはほとんどないです。これもAlgoageならではかと。
それこそバリューの通り「思いやり」がメンバー間に浸透しているのもあると思います。
「やろう!」と提案して、その内容に意味があるものだったら、大体みんな協力をしてくれます。
万が一トラブルが起きた時でも、しっかりと自分の意見を伝え合ったり話し合いができるので、風通しの良い環境ですよ。
組織について・働き方
ーー現在の組織構成や働き方はどんな感じですか?
現在プランナー全体の人数は14人で、そのうち3人が女性メンバーです。数字だけ聞くと女性メンバーが少ないように感じますが、選りすぐりの実力派なので、1名はマネージャーとして活躍中です。
他部署と同じく出社必須ではないので、リモートで仕事をすることはもちろんOKです。出社推奨日の水曜と金曜は、社内にいつもより人が多くにぎやかです。プランナーの定例会も、人が集まる金曜の朝に1時間行っています。
ーー入社から独り立ちまでのプロセスを教えてください
入社して最初の1ヶ月はオンボーディング期間。この期間は必ずメンターがついて、週次で1on1も行います。
育成用の動画を使って勉強をしてもらい、動画の途中に導入されているワークをこなします。その後メンターからワークのフィードバックをもらい、徐々に案件を振っていく流れにしています。
メンターとの1on1は、業務の話はもちろん、今後のキャリア相談も含めて中長期的に行っていくので、悩みが生じたときは都度相談ができる手厚いフォロー体制が整っています。
ーープランナー1人当たり、案件はいくつ担当しますか?
サポートとして2つくらい受け持つところからスタートします。1ヶ月経つと、サポートはありつつも独り立ちをしてもらい、その後1~2ヶ月の時間をかけて徐々に案件を増やしていきます。1人当たり4つくらいが平均ですが、案件の重さによって前後します。
現在僕自身は、構築と運用改善のどちらも行っています。件数としては、構築2件と運用改善7件を担当していますが、構築優先にリソースを割きながら、案件ごとにしっかり優先度を付けて調整しています。
自分の手持ちの仕事が増えすぎて、いっぱいいっぱいになっていると、他のメンバーが助けに入ってくれるのも非常に有難いです。
ーープランナー全体の雰囲気はどうですか?
めちゃくちゃ仲良しです!
プランナーメンバーで定例会を開催しているのですが、そこでは共有を行いつつ、レトロスペクティブを使って本音を引き出したり、盛り上げ役メンバーがふざけて笑いが起こったり…とかなり和気あいあいとやっているので、他部署メンバーからも羨ましがられるくらいです。
※メンバーの和やかさが伝わる記事はこちらでも公開中です!
マーケティングスキルはプランナーとして活きる
ーー前職のマーケティングの知識はどんなところに生かせていますか?
前職は、大手保険会社のアプリ運用、メルマガ運用、ビッグデータ分析などを内勤で行っていました。Algoageの業務に合わせてチューニングしましたが、ベーススキルは前職で培われたと思います。
一概にマーケティングと言っても幅が広いですが、ことプランナーに関しては通じるものがあって。
常にユーザー目線でコンテンツを考えることは、マーケティングのスキルが発揮できますし、社内のディレクションやクライアントとのやり取りでどう提案するか、という部分にも経験が生きています。
僕は前職でメルマガの作成を行っていたので、シナリオ執筆時に必要なスキルがある程度身についているのは強みでした。
あとは、実際に数字を見て分析し、そこから施策に落とし込むというマーケティング的思考回路が備わったのも、仕事をする上で非常に大きかったです。
「何でもやる人」だからこそマーケティングの知識が生きる
ーーAlgoageにおけるプランナーの立ち位置とは何だと思いますか?
一言で表すと「何でもやる人」です。フロントにも立ちますし、戦略、マーケティング、数字の分析、会社全体のオペレーション、と幅広くやっています。
「プランナー」という名称を聞いて、僕も最初はマーケティング寄りの仕事がメインになるのかと想定していました。もちろんそれがメインではありますが、会社の課題についてイチ社員として意見を出すことをプランナーに限らず全員が求められ、その意見に沿って改善をしていく風土があります。
Algoageのバリューにもあるように「全体最適」を意識して動いていくうちに、自然と改善点を主張できるようなりました。
期待する人材・適している人材
クライアントとユーザーの気持ちをトータル理解できる人が欲しい
ーー現在CPP本部内に足りていないと感じる部分はありますか?
クライアントさんやユーザーさん双方の状況を理解した上で、提案内容を作成できる人材がまだまだ足りていないと個人的には感じます。
というのも、最近はエンプラ案件が増えてきている中で、クライアントさんがどういうことを考えていて、何をやりたいのかを100%理解することは結構難しくて。
営業側とプランナー側の目線がすり合っていないと、この部分で齟齬が起きてしまうことがあるので、自分の目の前のことだけでなく、いろんなことを幅広く見れて、両者納得のディレクションができる人は今後ますます必要になってくるでしょう。
マーケティング業界経験者はプランナー職で活かせるスキルが多い
ーープランナーに必要なスキルは何ですか?
一言で言えば、マーケティングスキルです。もう少し細かくお伝えすると、先ほどもお話した通りユーザーを理解する力、ライティング力、数字の分析といったスキルです。
あとはディレクションスキルも必要です。社内のメンバーを動かしていく立場になりますので、メンバーに情報を正確に伝えたり、メンバーのモチベーションを上げたりすることが必要になります。プラスして他部署も含めた社内のメンバーを巻き込んでいくポテンシャルがあると、プランナー職を楽しめると思いますよ。
ーーディレクション経験は必須でしょうか?
あると役に立つとは思いますが、ディレクション経験がないと プランナーの応募が難しいというわけではありません。
もちろん人を動かす仕事も担当しますが、実際に働いて感じたのは、マーケティングスキルを活かす仕事の方が多いということ。マーケティングスキルは身に付けるのが難しく、特にユーザー理解に関しては特殊なスキルでもあります。
ですので、どちらかというとマーケティングのスキルのほうが重要と考えています。
ーープランナー経験で身に付くスキルは何でしょうか?
様々な業界の案件を担当し、それぞれ「どうやったらユーザーに刺さるコンテンツを作って、商材を売ることが出来るのか」をしっかり考えて動くため、どんな業界でも生きる汎用的なマーケティングスキルが身に付きます。
またAlgoageには、前向きなフィードバックやどんどん仕事を委譲する文化が備わっており、社会人としての基礎力やマネジメント力といった総合力のアップも期待できます。
ーープランナーに向いている業種はありますか?
やはりデジタルマーケティング系の仕事に従事している人は向いています。デジマケ業界で使うツール(Googleアナリティクス、Googleタグマネージャー)を弊社も使用しているので、経験があれば知識は生かせます。
また、クライアントさんの広告戦略を分析してコンテンツを考えることもあるので、デジタル広告の知識もかなり活用の機会があります。
また案件遂行のためにはシナリオライターさんとの連携が必須で、
自分自身もシナリオを書くことが多いため、メルマガ作成やSEOライティング経験をお持ちの方も、力を発揮できるのではないでしょうか。
最後に
これから応募をしようと考えている方は、プランナーってどんな性格の人が向いているの?と気になっているかと思います。
あくまでも僕の目線にはなりますが、変化やピンチに抵抗がない人は、楽しく働いていただけると感じています。Algoageは自由度が高く、裁量を持っていろいろなことにチャレンジできる社風がありますが、その分責任も伴うことを意識できる人と一緒に働きたいです。
皆さんの応募を、お待ちしています!
最後までお読みいただきありがとうございます!
中司さんも参加したCPPチームの合宿記事はこちら
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