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口が立つ人ほど行動しない!?やらない理由を探すより、今取るべき行動を考えましょう。

こんにちは、あきです。今回は世の中に溢れる貧乏マインドに耳を傾けるのは時間の無駄です。というお話です。


世の中には貧乏マインドが溢れています。
貧乏マインド」とは中国に本社を構えるアリババ社の創業者、馬雲(Jack Maジャック•マー)がパブリックスピーチで語った世の中の大半の人々の思想のことを表した言葉です。

スピーチ内で彼が語った貧乏マインドの具体例を箇条書きで記すと以下の通りです。

・少額投資で大丈夫と言うと、儲からないと文句を言う
・多額の投資が必要と言うと、そんな金はないと言う
・新しい挑戦をしようと言うと、経験がないから無理と言う
・伝統的なビジネスを紹介すると、成功しないと却下する

続けて彼はその共通点として口先は教授並み、行動は盲目以下と述べています。

「貧乏マインドでは人生は上手く行くはずがない。なぜならずっと待ってるだけで何も行動しないからである。」

参考までにYoutubeの動画を埋め込んでおきます。本稿を読み進める前にご視聴ください。


彼の語る貧乏マインドですが、思い返すと私もこれまでにたくさんの貧乏マインドの方々に色々な助言を頂いてきました。しかし、彼らの言葉は何もしない自分を正当化する自己防衛にしか聞こえなかったので、だいたいは無視して今日まで生きてきました。

本稿ではこの貧乏マインドにある本質と、世にはびこるこのマインドから抜け出すための方法論を私の経験を基に考察していこうと思います。


1. 貧乏マインドの根底にあるもの


冒頭で紹介したジャック•マーの発言のなかで
貧乏マインドに当たる共通点は口先だけは大学教授並みで、行動力は盲目以下だと言うものがあります。

いつまで経ってもやらない言い訳を探して、行動しない自分を正当化するこの心理はなぜ起こるのでしょうか?


答えは単純でリスクを背負うことから逃げたいからです。


心理学では有名なマズローの5大欲求を用いて説明すると
人には誰しも安定欲求という欲求を持っていて、この欲求は生理的欲求の次に優先されると言われています。

安定欲求が満たされると社会的欲求を欲し、社会的欲求が満たさせると自己承認欲求、そして自己実現の欲求へと欲求の段階が上がっていきます。
また欲求には大きく2つの階層があり社会的欲求までを低次の欲求と呼び、自己承認欲求以上の階層を高次の欲求と呼びます。


低次の欲求までは特にリスクを必要とせずとも誰しもが満たすことのできる欲求なのですが、高次の欲求以上を求める際は少なからずのリスクを伴います

一般的に貧乏マインドを持つ方は社会的欲求まで満たされれば、自分はこれでいいと満足します。
要するにリスクを背負う選択肢を異常に恐れるのです。

「リスクを背負うくらいなら自分は今のままで良い。」


これが貧乏マインドの考え方です。
そしてリスクを負うことを恐れるあまり、全ての行動に置いてやらなくても良いという言い訳を探して、行動しない自分を正当化するのです。

しかし、世の中で本当に裕福な生活を送ってる人々はほぼ必ずと言っていいほど、高次の欲求まで満たされています。
彼らはリスクを背負ってでも承認欲求自己実現欲求を求め、そのために日々挑戦を繰り返しています。


もちろん失敗はつきものでそれが原因でお金、時間、信頼など大切なモノを失うかもしれないし、今の生活が崩れて行くかもしれません。

また成果が上がらない間の周りの評価は厳しく、時には心無い言葉をかけられたりするでしょう。

それでもその先にある高次の欲求を満たすために彼らが歩みを止めることはありません。本当の幸せはそういった道を乗り越えた先にしか存在しないことを彼らは知っているからです。


変わらない安泰を第一に考え、リスクを恐れて行動しない自分を正当化する貧乏マインド
理想の実現を第一に考え、たとえ大きなリスクを背負ってでも行動し続ける反骨マインド

あなたはどっちでいたいですか?


2. 貧乏マインドから抜け出す方法


あなたが貧乏マインドから抜け出したいのならやることは1つです。

とにかくやりたいことを常に模索し、たくさんの行動を通して自己更新を続けることです。

しかし、その際には必ず貧乏マインドの人間があなたを説得しにかかってくるでしょう。
言葉巧みにその挑戦に意味はあるのかと説き伏せにきて、まるで自分の体験談のように人の失敗談を語ってきます。

留学なんて経験してもなんの意味もない。

英語なんて今更覚えても近い将来は必要はなくなる

今更ブログなんか書き始めても稼げるわけがない

私自身も何かを始める度に毎回周りからこのような言葉を頂いてきました。

ですが、やるかやらないか。決めるのは他人ではなく自分自身です

自分が挑戦したいことはまず、他人の意見を聞く前に行動することが貧乏マインドから抜け出す第一歩です。
その上で以下の3点を常に心に止めてください。

そうすることであなたの行動原理に迷いが徐々に消えていくはずです。

• 自分を信じて疑わないこと
• 失敗の数=成長だと思うこと
• 周りの評価は気にしないこと


ひとつずつ見ていきます。


 1. 自分を信じて疑わないこと

たとえば新しい事業を立ち上げたり、収益を得るためにブログを始めたり、はたまた海外へ留学をしてみたり、新しい挑戦や新しいスキルを身につける時に不安は絶対に付きまといます。
不安というのは将来的なことが漠然としすぎているから故に起こる感情です。

なので大事なことは常に将来的にたどり着く自分の理想像を可能な限り具体的に想像し、そこにたどり着く自分を信じて決して疑わないことです。
具体的な未来像が見えたらそこにたどり着くために現状で足りてないスキルや資格、やるべきことなどが明確になるので、目的を達成するために今現在すべきこともはっきりとしてくるはずです。


 2. 失敗の数=成長だと思うこと

人は試行錯誤を繰り返すことで成長していきます。そしてその試行錯誤をする上で最もたくさん経験するのが失敗です。
端から見て大きな成功を収めている人ほど、その見えない部分でとてつもない数の試行錯誤をしています。そのなかで数えきれない数の失敗を繰り返し、誰もが認める成果を叩き出しているのです。


挑戦することに失敗はつきものです。失敗はむしろ成功までの過程で得られる大事な経験値だと思いましょう。
失敗しても恥をかいたり、多少の損失は被るかもしれませんが、それも必要経費と割り切りましょう。たくさん失敗するほど、大きく成長できるので、失敗を恐れずガンガン行動していきましょう。


 3. 周りの評価は気にしないこと

特に貧乏マインドの方々はあなたが新しいことに挑戦すると、こぞってあなたに構ってくるでしょう。
人は自分の置かれている環境からの影響を受けやすいのも事実です。あなたの周りの人間が貧乏マインドが多いとあなたも毒されてしまいやすいです
なので、相手がどれだけ親身になってあなたにアドバイスをくれているとしても、その相手の考えが貧乏マインドであるのなら、耳を傾けず適当に流しましょう


新しい挑戦をしてもすぐには成果は出ないので、その間は周りの評価は厳しいものです。しかし、自分のやっていることを信じて、邁進を続けてください。
何処かのタイミングで必ず周りが手のひらを返したようにあなたのことを認めてくれるようになります。


おわりに

いかがだったでしょうか?


世の中の8割以上の人は貧乏マインドを持ち合わせていると私は思っています。

大抵の人が変わらない安泰を第一に考え、リスクを恐れて行動しない自分を正当化することで平静を保っています。
あるいは行動する人に批判などはしなくても「あの人と自分は違う」と線引きをして自分は今の安定した暮らしを維持することが幸せだと言い聞かせています。


本気で挑戦している人は非常に少ないです。

あなたがこれからも周りとの協調性を保つことを第一に考えるのであれば、無理に貧乏マインドを抜け出す必要はないのかもしれません。


ですが、もしあなたが貧乏マインドから抜け出したいのならやることは1つです。

とにかくやりたいことを常に模索し、たくさんの行動を通して自己更新を続けることです。

• 自分を信じて疑わないこと
• 失敗の数=成長だと思うこと
• 周りの評価は気にしないこと


この3点を心に止めて、他人の意見を聞く前に行動することが貧乏マインドから抜け出す第一歩です。

掲げる目標によっては茨の道かもしれませんが、その道が険しく難関であるほどに、ゴールにたどり着けた時の喜びは計り知れません。

挑戦し続ける人生こそ裕福で余裕あるマインドを常に持てることでしょう。


今回の記事はジャック•マーの貧乏マインドについての考察内容でした。
この記事で触れた筆者の挑戦に対する考え方の記事不安感との付き合い方に付いて書いた記事を下記にリンクしておきます。
それぞれ3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。


では また別の記事で

挑戦することについて

不安との付き合い方について


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