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2019年12月の記事一覧
ぼくらは たいせつな――とってもたいせつな つみきのいえに すんでいます。これから さきも ずっと。(つみきのいえ/監督:加藤久仁生)
僕には、パートナーがいます。
大切な、大切なパートナー。
僕らは、最近、結婚もしました。
僕はこれから、パートナーと一緒に、年を重ねていくのです。
*
『つみきのいえ』を最初にプレゼントしたのは、僕の方だった。
パートナーには、どうしても精神的にまいってしまう時期があった。それが、8月がもうすぐ終わるころ、もしくは、9月がそろそろ始まるころだった。
まだ一緒に暮らしていなかったことも
僕は、僕の/君の代弁者になりたいのです。(作家/M.B.ゴフスタイン)
作家は
ソファに座って
考えをあたためている、
――M.B.ゴフスタイン『作家』より
僕は、文章を書くのが好き。
大好き。
それだけなら、自分の中だけで完結させればいいんだろうけど、それをしないのは――たくさんの人に読んでもらおうとしているのは、きっと「それだけ」じゃないからだ。
誰かに、自分を認めてもらいたい?
それは、そう。
誰かに、誰かを認めてもらいたい?
それも、そう。
僕は、
もう、ほとんど終えてしまった僕だけど(おるもすと/吉田篤弘)
もうほとんど何もかも終えてしまったんじゃないかと僕は思う。(中略)どうしてかと云うと、次にすることを思いつかないからだ。
――「おるもすと」p7より
僕は、自分の人生が、「これからはもう、余生なんだな」と思っている。
僕はまだ(もしくは、もう)20代で、「人生はまだこれからだろう」と云われてしまう年齢だから、今が余生だなんて、パートナー以外の人に云ったことはない。でも、自分ではそう思っている
君は、シンデレラになりたいかい?(escape/スガノヨシカズ)
あるところに、男の子のような女の子がいました。
容姿はもちろん、女の子は、自ら男の子のような格好もしました。
そんなわけなので、女の子は男の子に間違われたり、「もっと女の子らしくしなさい」と母親に叱られたりしました。
ある日、女の子を不憫に思った魔法使いが現れました。
魔法使いは、女の子にいいました。
「君は、シンデレラになりたいかい?」
*
僕はこれまで、目立たないように生きてきた