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ジャンルに振り切れ!

「作家性の魅力発掘」サービスですが、
最近はプロ作家の方からもご依頼いただいたりしています。
「え、プロでも自分の個性で悩むの?」って
思う人もいるかもしれないですが、
プロになったからといって、商業デビューしたからといって、
悩みがなくなるわけではありません

プロ作家の場合の悩みは、
「この路線でOKなのだろうか?」
「売れ行きがいまいち伸びないけど、何が原因だろう?」
「別のジャンルやレーベルのほうが、合ってたりする?」

などなど、やはり人それぞれになります。

もちろんアマチュアの方の方向性を決めるためにも役立ちます。
サービスはHP、またはココナラで受付中です。


さて、今回は「ジャンルに振り切る」ことに
ついて書いてみたいと思います。

ジャンルに振り切るとは?

一般文芸、キャラ文芸、ライトノベル、
ティーンズラブ、ボーイズラブ
……などなど
いろんなジャンルがあるかと思いますが、
出版社や読者は、ジャンルが曖昧で
カテゴライズできないもの
は、実は求めていなかったりします。

ラノベなんだけど、ものすごい深くて
文芸作品のような物語とか。
BLなんだけど、繊細で純文学のような
雰囲気を醸していたりとか。

もちろんそういう作品もありますし、
それで売れている作家さんもいるので、
目指したい気持ちはわかりますが、
でも、まずは「このジャンルを読む人が、何を求めているのか」
ということを大前提に考えて執筆しなくてはなりません。

曖昧でいいのは、実は「名前のある作家」だけなんです。
作家名で売れる方は、ジャンルが曖昧でも、
読者がついているので問題がないのです。

そうではない大多数の方、アマチュアでプロを目指す方は、
まずは「そのジャンルで受ける」ことができないと、
人気作家にはなれません。

ライトノベルで求められていることは何でしょうか?
どんな時にTLを読みますか?
あなたにとってBLとは何でしょうか?
一般文芸を買う決め手は何ですか?

その「答え」を愚直に作品に落とし込んでいく
ことこそが大事です。

ラノベやTL、BLで一番大切にしなくては
ならないのは「読者の萌え」です。
萌えない作品はラノベでもTLでもBLでもない!!
……と、断言したいくらい、萌えは大事です。

ではその「萌え」って何?
という話は、これで小説1冊分くらい書けてしまいそうですので、
後日、あらためてしたいと思います。
というか、萌えって人によって結構違うので、
それを厳密にするのはなかなか難しそうですね。

新人賞やコンテストなどでもジャンルごとに
「こういう作品がほしい!」という傾向が
決まっています
ので、ぜひ受賞した作品
主催しているところが出版している作品など、
事前に調べてみることをおすすめします。

その「ジャンルに振り切った」作品が作れると、
「この作者、読者が欲しいものがわかってるね!」
ということになり、プロ作家へ一歩近づくことになります。




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