セルフで見つける! 作家としての個性と方向性 vol.1
「作家性の魅力発掘」サービスというものを
行っていますが、自分で見つけることはできないのか?
いや、できますよ。
自分を内観して、自分自身の作品を客観的に
見る訓練をしていけば、おのずと個性や方向性は見えてきます。
今回は、自分自身で、つまりセルフで作家性を
発掘していくやり方をお伝えしたいと思います。
まずは、【目的をはっきりさせる】。
何のために小説を書いていますか?
将来、どうなりたいですか?
小説を書いていった先に見える夢はなんですか?
プロ作家になる、という夢の中でも、
紙書籍を出したいという方、コミカライズが夢という方、
WEBランキングでも上位で人気作家になりたいという方、
書くことでお金を得ることが目的という方。
細かく見ていくと、実は人によってちょっと違っていたりします。
それをしっかりと見極めてください。
漠然と「プロになりたいなぁ~」ではなくて、
「どんなプロ作家になりたいのか?」を
しっかり考えてほしいのです。
お金が第一目的という方もいるし、
プロとかプロじゃないとかではなく、
とにかく多くの読者を獲得して人気作家になりたい方、
紙書籍は出しても出さなくても構わない方もいれば、
絶対に紙書籍を出したい方もいます。
その人の考える目的によって、
アプローチ方法は変わってきます。
次に【自分の現在地を知り、悩みをはっきりさせる】。
叶えたい夢があるということは、現在は叶っていないということ。
それはなぜなのか?
何が足りないのか?
それを知るために、自分が今どこにいるのか、
そして悩みは何なのかを明確にします。
プロ作家になりたい。
では、賞応募の結果は?
ランキングは何位?
WEB上での読者の評価は?
見たくない現実もあるかもしれませんが、
それをはっきりさせなくてはなりません。
でも、安心してください。
どこにいるかはたいして問題ではありません。
どこにいたって道はあるし、ちゃんと階段を作ってあげれば、
登っていくことができます。
すべては、ちゃんと夢につながっています。
そして、悩みはなんですか?
長年賞に応募しても通らない、
WEB上で読者がつかない、
商業誌を出したけれど続かない、
書くのが遅すぎる、
読者が求める人気の作品が書けない、などなど。
悩みはたくさんあるかもしれませんが、
それをはっきりさせた上でしか、方向性は決められません。
この後は、【現在地と夢の間の階段を作る】
ということになりますが、それはまた次回、vol.2で
お伝えしたいと思います。
さらに、現在地から夢へ向かう道を作るためには、
【自分の強みを知り、それに沿った作品作りをする】
【自分の弱みを知り、克服する】
ことが必要になってきます。
そちらもざっくりと書きたいと思っています。
さて、セルフ発掘のお話はここでいったん終わりにして、
「作家性の魅力発掘」サービスのご感想を、またいただきました!
セルフもいいけど、やっぱりプロに見てもらいたい!
という方はぜひご参考にしてみてくださいね。
サービスは下記HP、またはココナラより行っています。
ご依頼してくださる方は本気の方が多いので、
弱点や足りないところは、言いにくいことでも、
しっかりとお伝えするようにしています。
作家さんにとっては厳しい現実を突きつけられているようで、
つらい部分もあるかもしれませんが、ここが正念場です。
自分の「弱点」をしっかり見つめて直し、
「長所」を活かした作品作りをすれば、必ず道は開けます。
「弱点」を見て落ち込んでしまう場合は、
ぜひご自身の「長所」「素晴らしいところ」を見て、
それが弱点よりも実はたくさんあることに気づいてほしいですね。
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