自分の作品を読んで頂いて講評してもらったお話
暑かったり雨が降ったりの日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか？
清里優月です。
実はnoteで記事を書けるようになりたかったのはこの記事を書きたかったからです。フォロワーの沖果南さんがご紹介していたあいこ＠小説編集者様のcoconalaでのサービス、その人の長編を5つ読んで強みと弱みを教えてくださるサービスです。
私は、趣味で楽しくムーンライトノベルズで書いてましたが、読んでもらうならもう少し上手くなりたいし、短編は良くて3位とか5位に日間短編でランクインしたことあるけど、長編は本当に難しい！書くなら読者の方に届く作品書きたいなあ～と思いましたので依頼しました！
依頼して、あいこ様に作品を5作品読んで頂いて、トークルームで色々と質問を投げてもらっては回答というやりとりを2週間ほどして頂きました。
自分の創作のやり方が感覚で書いているという自覚はあったものの、頂いた講評が自分の長所と欠点が良く出ていて笑いました。あいこ＠小説編集者さんのサービスはこちらです↓
また、こちらはあいこ様の許可を得て、私の講評の一部を抜粋させて頂いております。
こちらが私の弱みです。ひどい！ 基礎がなってない！
私の弱み
◆世界観や設定が、読者にわかりやすく提示できてない。
◆冒頭部分に説明が多く、読みづらい
◆キャラクターの視点が混在しており、小説の作法的に間違っている部分がある
◆説明や描写が不足しており、わかりにくいところがある
◆違和感のある文章が見受けられる。文章がわかりにくい、読みにくい箇所がある
◆ヒーローが読者受けしづらい、または魅力がもう一歩足りない
ああああ(´；ω；`)ｳｩｩわかっていたのですが、文章の乱れが特に視点の乱れ！ ヒロイン視点とヒーロー視点が入り乱れています。接続詞の使い方がおかしいです。全体的にちぐはぐしている文章が見受けられたました。耳が痛いです！
この対策にはひたすら自分の小説の推敲！ そして、冒頭！ 私は冒頭の入り方は悪くないそうですが、その後のながったらしい説明が悪いとのことでした。兎に角、情報は小出しに！
そして、世界観の説明が入り組み過ぎでいるので、シーンやセリフや描写で見せるのが大事だそうです。
作家としての強み、魅力も教えて頂きました。
◆設定や世界観が独特で面白い
5作品中3作品が、ウィル神界と天空界という異世界ファンタジーの物語になっていましたが、その世界観がとても面白く魅力的に感じました。
また、「心読みの魔法」で不愛想な婚約者の本音がわかってしまったり、王女がメイドとして潜入捜査したり、婚約破棄された悪役令嬢が天使になって同じヒーローから求婚されたりなど、ネタや設定がユニークで大変面白いと思いました。
◆キャラクターがユニークで生き生きとしている
◆恋愛のシチュエーションやラブシーン、Rシーンが大変上手に描けている
◆ヒロインやヒーローの心情描写がとても上手に共感できるように描かれている
今後の方向性
ティーンズラブでもっとランキング上位を狙うためには、弱点としてあげた、「世界観や設定などをわかりやすく読者に提示する」ということ、「冒頭で読者を惹きつける」ということ、「視点の乱れや説明不足、違和感のある文章などを直していく」と、読者がもっとつくのではないかと思います。
TLの小説家としてプロになりたいのであれば、磨かなければいけないのは、文章力、描写力、表現力、ということになります。
筆力を磨くのは一朝一夕にはできないかもしれませんが、まずは書き上げたご自身の作品を何度も読んで文章をよりよいものにしていくこと、つまり推敲と、読者のことを想像しつつ設定や世界観などを丁寧に見せていく工夫をすることで、上達していくと思います。
あいこ様の講評より一部抜粋
本当に納得のいく講評を頂き、大満足でした。というか私の嫌いな推敲とか改稿をしないと（遠い目）やっぱり嫌いでしない部分が弱みになるんですよね～！ というわけで「香りの聖女」の改稿をしたいと思います！
あいこ＠小説編集者様、ありがとうございました！
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