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私の介護メモ

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ある日突然介護を始めることになった主婦の備忘録
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これからの事(近況報告)

これからの事(近況報告)

なかなか更新できていない。

私の中では、病院の検査が始まった7月中旬から、9月終わりの今まで、激流の只中の様な出来事の流れの早さに、呆気に取られたている。

えっと、まず何から話したら良いだろうか?

そうだ。
実母が9月中旬に亡くなりました。
一時期は、母の施設も面会が自由になったりもしたんですが、それも束の間で、施設内にインフルエンザが発生したり、コロナが発生したりして、面会禁止が続いていた

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(仮)私の介護メモ#51

(仮)私の介護メモ#51

介護メモ#50を書きかけで置きっぱなしにしているので、とりあえずこのタイトルです。

コロナ禍になって3年半が経ち、日本はマスク規制が撤廃され、いろいろ規制が取っ払われている。
でも、第9波が来ているかもとも言われていて、ここへ来てまた元に戻るのか、ちょっと冷や冷やした。
それと言うのも、先日届いた母の介護施設からの手紙に面会方法の変更のお知らせがあった。

まだ、施設の室内では時間制限と人数制限

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私の介護メモ #49

介護は続くよどこまでも

介護の最高到達点は特別養護老人ホームかなって、思ってたのに、全然違っていた。

去年の初め頃はあんなに苦しくて苦しくて、
母の介護度が2から3になかなか上がらず、
区分変更(介護度の変更)に苦戦していた頃、
特老(特別養護老人ホーム)に入れることが
介護の最高到達点と思っていた。

でも、違うんだな。

特老に入っていても、退所を迫られる事もあると、なんと

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私の介護メモ #48

認知症って不思議だなと、
改めてぼんやり思う。

母を今の施設に移して来月、1年になる。
母が脳梗塞を患って以来、6年。
ずっと悪戦苦闘し続け、やっとほんの少しだけ緩やかな時間を過ごしている。

先週の火曜日から8日後の、面会に行くと
いきなり母に泣かれる。

「もう会えないかと思った」

うーん、週1で来ていても、毎回母のリアクションは違う。

ある時は大声で陽気に私の名前を

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私の介護メモ #47

1週間ぶりに母の施設に顔を出すと、
母のいるフロアの介護士さんが気まずそうな顔をして声をかけてきた。

「お母様、ちょっと機嫌が悪くて」

どうやら今日は機嫌の悪い日に当たったらしい。
介護を始めてから、母の機嫌に振り回されることは度々あった。

突然大声を上げて怒り出す、怒鳴る、半身麻痺なのに地団駄を踏む、物を投げる。

この光景にぶち当たるといつも亡くなった父の言葉を思い出す。

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私の介護メモ #46

それは数日前のこと。

母の面会に施設に行き、
5月の中旬からどんどん季節が進み
季節外れの猛暑のような気温。
こりゃ冬服ばかりの母の服まずいなと思い、
夏服を買い足して持って行っていた。

母のタンスに服を詰め替えていると
ひとりの介護士さんが近づいてきた。
「あの〜、お母様のズボン。新しいの持って来られましたか?」
「へ?」
持ってきたのは新しい7分袖Tシャツと、去年も使っていた母のお

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私の介護メモ #45

先週の日曜日、旦那と二人で母の施設のすき焼きパーティーと家族懇談会に行ってきた。

正直私の心の中は、「参ったなぁ」って気持ちでいっぱいだった。
前々からだけど、私にとって実母の介護は憂鬱な案件だ。
元々中学生くらいから母とは確執がある。
決して仲良くない。
何も知らない人から見ると、とっても優しそうな娘さんなのにと、思われている。
実際は優しくない。
子育てが終わった私にとっては、母は子育て

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私の介護メモ#44

母が特老に入所して1ヶ月ちょっと経った。

また、記憶がぶっ飛ぶくらい毎日が訳の分からないスピードで通り過ぎていってる。
理由は、いつくかある。
入所したのは先月11月の12日なのに、
今日までの間に、母は入退院を1度経験したからだ。

これまで母は脳梗塞の後遺症で、てんかんの発作を過去2回起こしている。
それまで不思議なくらい発作は起きなかったのだが、最初は山口の病院に入院中に、
2回目

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私の介護メモ #43

事態が動き始めてまだ1ヶ月も立っていない。
前回の「私の介護メモ #42 」では精神的に辛くて、かなりダメージを受けていた。

そこから1ヶ月も立っていないが、展開の早さに、実感が湧かない。

えっと、約1ヶ月前に我が家から一番近い特老から面談をしましょうと連絡が入り、ちょうど母の通院と、娘の通院が続いたので、面談をずらしてもらったら、なんとその間母の面談をしてもらっていた!
そして、私一人

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私の介護メモ #42

ここのところ、精神的にきつくて
なかなかノートも書けるほどの余裕もなく。

介護ってこんなに多方面からダメージ食らうのねって、
体感する。

経済的にも、精神的にも、肉体的にも、かなりダメージだ。

真剣に自分の老後のことを考えてしまう。
私の時はあんな風にならないようにしよう、考えてしまう。

母の介護は想像の斜め上をいく。
2週間前の母の面会の時、普通だったものの、
そこから数

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私の介護メモ #41

日頃は母の介護を週1やっているが、この夏は、何年振りか久しぶりにお姑さんに会いに帰省した。

10年前にタイから本帰国したその年、帰国後まだ無職だったから、
お姑さん(お義母さん)が脳梗塞で倒れた時に旦那にお願いされて
3週間くらいだったか、旦那の実家に泊まり込んで介護をした。

当時介護を義兄の奥さん(義姉さん)と、義妹が代わりばんこで
やっていたが流石に長期の泊まり込みは二人とも子供が

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私の介護メモ #40

私の介護生活もトータル5年になろうとしている。

いろんな介護をしている方もいるだろう。
苦労も辛さも人それぞれだ。
それでも私は私の泣き言を言うし、それでいいんだと思う。
そして、美化をする気がない。
嫌で嫌でしょうがなくて、そこからいつでもスタコラサッサと逃げ出したい。

気がつけば母が救急車で運ばれて一時危篤状態に陥った時から
2ヶ月経っている!!
何というか、私の中では、その間の時

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私の介護メモ #39

えっと、頭の整理のため、
箇条書きで。

○先月末の入退院前後から、母の下の世話をするようになった。
先々週は、どうやったのかさっぱりわからないが、トイレではなく、室内のベッド前に大便を置いていた。それを入った途端目にして、そこはトイレじゃ無いから、トイレでしようねと話したら、怒り出す。
今回も、通院のため、着替えとトイレに誘ったが拒まれたので、そのまま病院へ。でも、車に乗る前にオムツにしたの

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私の介護メモ #38

一つ前に進んだのかもしれない。

それとも、やっとスタートラインに立てたのかもしれない。

母の介護度の区分変更申し込み(介護度の変更要請)を4月の終わり頃。
それがちょうどGWの前で、ドタバタと予定が決まり、
区分変更のための介護認定調査が
あったのはGWが終わってすぐのこと。

そのあと、先月の終わり、母の月1通院に付き添ったその日に
母はてんかんの発作を起こし救急搬送され、入院。

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