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これからの事(近況報告)

なかなか更新できていない。

私の中では、病院の検査が始まった7月中旬から、9月終わりの今まで、激流の只中の様な出来事の流れの早さに、呆気に取られたている。

えっと、まず何から話したら良いだろうか?

そうだ。
実母が9月中旬に亡くなりました。
一時期は、母の施設も面会が自由になったりもしたんですが、それも束の間で、施設内にインフルエンザが発生したり、コロナが発生したりして、面会禁止が続いていた。
一番最後に面会したのは8月の終わりで、その時は喋りはしなかったけど、顔色も良かった。

ただ、母の同室にコロナ感染者が出て、それでも母は感染してなくて、でも、微熱があって、誤嚥性肺炎を起こしている可能性があるので、
病院で診てもらいたいが、どこもコロナで逼迫していて受け入れてくれないと言う。

念のため、一応診てくれる病院を施設が探してくれると言うので、お願いして、様子を見ることにした。
ただし、看取りの方も視野に入れておいて下さいと言われた。

覚悟はもう数年前にしていた。

7年前に父が亡くなった時に実家を整理して引き払っているし、
手続きが大変なので、母の戸籍も移動してあった。

父が亡くなった時に「覚悟って必要なんだ」と実感した。
特に一人っ子の私にとっては、決断を誰かに委ねる事も出来ないし、いざって時、迷ってしまったら、ただ狼狽えるだけで、何もことが進んでいかないし、だれも助けてはくれない。(正確にはそうではないけど)

母は老衰と診断された。

86歳。
心臓病やら、胆嚢炎やら、脳梗塞やら、認知症やら、誤嚥性肺炎やら、とにかくいろいろ病気が多かったけど、大往生だったと思う。

結局老衰だった。

そして、母の葬儀は亡くなってから1週間後になった。
都心に近いと、火葬するまで長い期間待たされる問題。ワイドショーで何年か前に見たけど、本当だった。

従姉妹に母が亡くなった事を連絡して、その事を話したら、「それってお母さん凍ってるの?」って質問された。
うーん、ちょっと違うかなぁ?
もちろんドライアイスで冷やさなきゃいけないんだけど、遺体安置所は冷凍庫ではない。
どちらかと言うと、冷蔵庫みたいに保存されていたようだ。
火葬までの1週間、面会はいつでも出来るが、前日予約してくださいとの事だった。

最後のお別れの時に母の頬を撫でたら、
確かに冷え冷えで、少し結露してた。
葬儀屋さんが結露を綺麗に拭ってくれた。

火葬して骨と灰になった母は、父の遺骨とは違って、ほとんどボロボロで、頭蓋骨も骨盤もそんなに形が残ってなかった。
意外だったのは、人工関節の痕がくっきりと残されていた。
人工関節の手術したって、聞いてはいたけど、正直信じてなかった。
だって、手術痕が殆どなく、認知症になってからも、しばらく結構自力で歩いていたから。
燃え残った人工関節は、火葬場の人が骨壷に入れずに、火葬場で処分してくれるそうだ。
(そう言えば燃え残った金歯、銀歯、レア金属などワイドショーで資源にするって言ってたよなぁ)なるほどな。

実の両親が亡くなり、残るは、義母である。

私の介護人生は一つの節目を迎えた。

そして、横浜に住んでいる意味も無くなってしまった。

ちょっと前にマンションの賃貸更新したばかりだと言うのに。

しばらくの間、母の死亡手続きが続く。

今、母の年金の手続き書類を集めている。
私のマイナンバーカードを使って、コンビニで私の戸籍証明書をプリントし、面倒な申請書類を書き、年金事務所の申請予約をした。

さっき、母の施設の人にお願いして、未支給年金の請求申請に必要な書類にサインしてもらった。

いろいろとまだ手続き、頑張ります。

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