私の介護メモ #42
ここのところ、精神的にきつくて
なかなかノートも書けるほどの余裕もなく。
介護ってこんなに多方面からダメージ食らうのねって、
体感する。
経済的にも、精神的にも、肉体的にも、かなりダメージだ。
真剣に自分の老後のことを考えてしまう。
私の時はあんな風にならないようにしよう、考えてしまう。
母の介護は想像の斜め上をいく。
2週間前の母の面会の時、普通だったものの、
そこから数日で前歯2本、朝の声かけの時にベッドの前に落ちてましたと介護士さんから電話連絡があり、翌日の面会に行くと、本当に抜けていた。
痛みも出血もなかったらしく、次にやってくる訪問歯科に頼み、
認知症もかなり重度のなので、
入歯は誤飲を防ぐために断った。
本人も歯のことは気にしてない。
そして、昨日は月1の掛かりつけ通院。
もともと母の気性の荒さは、子供の頃から体感していたので、
高齢、認知症のせいで脱抑制状態で、我慢ができなくなる。
だからちょっとした不満が大爆発すると、暴れる、大声出す、ものを投げると、施設からも言われて、精神を落ち着ける薬を勧められたので、それを先生に伝える。
大声をあげ、ものを投げたりするので、せん妄まではいかないにしても、暴れちゃうので(要介護3で車椅子なのでたかが知れてますが、投げたものが当たる危険もあるし、便座壊しちゃうくらいの威力がなぜかあるので)、
少し心を落ち着かせる薬を処方してもらった。
これで少しは落ち着いてくれると助かるんだけど。
そして、夏休みも終わり、この夏の台風被害で通行止めだった熱海の有料道路も開通し、渋滞も緩和されて、三連休初日の朝だったけど渋滞にもあまり巻き込まれずに、なんとか熱海にもたどり着いた。
そんな、ことより、母だ。
梅雨に入る辺りから、外出は通院くらいで、それ以外はかなり難しくなった。
オムツ(トレーニングパンツ)で、突然もよおすと、大騒ぎする、
粗相の回数も増え、おしっこしてもしてないと言ってみたり、
オムツの中に便をしても、してないと言ってみたり。
そんなことが続いて排便コントールもうまくいかなくて、
外に行くのは本人はのりのりでも、運転中におしっこ!うんち!なんて騒がれても対応できない。
一度出先で粗相をして、ズボンも履き替えたけど、お尻がまだ濡れていて助手席に座らせたけど
慌てて手持ちのタオルをお尻に敷いて急場凌ぎ。
本人には悪気はないが、こちらも一人で出先で対応。着替えのできるトイレがあればいいが障害者も使えるトイレが出先にあればいいが、それもままならない。
半分担ぐように着替えやオムツ替えで私も腰をさらに悪くして、
これ以上無理はできない。
そんなわけで、母を連れての外出は、無理。
そんなことが続いて、外食は無理なので、お弁当を買って部屋まで戻る。
母が好きなおいなりさんやお寿司の入ったお弁当を持って、施設の食堂で食べさせたが、
そこで驚く。
ミニタオルを濡らしてお手拭きがわりにお弁当の横に置くけど、それを口に持って行き食べ始めた。
それもおいしいと言いながら。
正直、ショックでした。
もう、食べ物とそうじゃないものの区別もつかなくなってしまっていた。
そう言えば、1ヶ月くらい前から、ペットボトルに飲み物が入っている事も、ペットボトルでの飲み方も分からなくなっている。
「握って飲んで」と言って持たせようとしても、持って飲むって事も、ペットボトルの口も分からない。
参りました。
認知症がさらに進んでる。
早く特老、入れないかな。
これは、かなり深刻。
特老の待機順位は上位に上がってきて、あともう少しってところまで来ている(面接目前)。
あともうちょっとよ。
踏ん張れ、自分
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