私の介護メモ #43

事態が動き始めてまだ1ヶ月も立っていない。
前回の「私の介護メモ #42では精神的に辛くて、かなりダメージを受けていた。

そこから1ヶ月も立っていないが、展開の早さに、実感が湧かない。

えっと、約1ヶ月前に我が家から一番近い特老から面談をしましょうと連絡が入り、ちょうど母の通院と、娘の通院が続いたので、面談をずらしてもらったら、なんとその間母の面談をしてもらっていた!
そして、私一人での面談。
その時初めて、「出来れば年内にお迎えしたい」と言われ、
嬉しくて泣きそうになったけど、
まだ実感が湧かない。
そう、面談までくると実は入所内定みたいなものなのだ。

なにせ、情報が少なくて、ちょうど読んでいた 半ダース介護 も気がつくと最終回を迎えていた。
これを読みながら、参考にしたり、心の励みにしたり。

なかなか進まない状況から一転、
まずは提出する健康診断を受けてくださいと言われ、これさえ揃えば、よほどの病気など無ければ、お迎えできるご相談をと言われ、
それから少しして、認知症専用の女性の部屋が空きましたと連絡が入った。

この時は流石に嬉しくて、電話の後ガッツポーズを取ってしまった。

この間の間に母は何度か転倒して、頭にたんこぶを作ったり、その前には歯が2本抜けたのか?抜いたのか?
2週間前に左手の親指が青色に腫れていたり、今朝も転倒したと連絡が入った。

何度その場で、車椅子を使ってねと言っても、「うん、そうだね」と返事をするけど、数秒後には忘れて立とうとして転倒しそうになる。

何を言っても数秒後には忘れてしまうので、夜になるとスタッフが最小限になってしまうサ高住では、もう限界だった。

そんな中、先月の中旬に入って突然ある特老から面談の申し入れが入った。
正直ちょっとびっくりした。
そこは近所なんだが、従来型の施設なのに、人気で待機人数が多く、母の待機順位も最初は200番台、現在申し込んだ中でも待機順位が20番目以上待たなきゃいけないところだった。

ほかの施設の待機順位の方が高いのに、なぜ?
半信半疑のまま、まずは母の面談が行われた。
わたしが立ち会えなかったのは、
娘の通院に付き添っていたから。
娘は甲状腺と、自律神経失調症の2病院を通院しているので、
これに母の病院まで加わって通院付添いで、わたしも毎週バタバタしていたのだ。
ちょうどその母の通院と娘の通院が連日重なり、その通院が終わった翌日に私と単独面談をすることになった。

私と面談が終わる頃、健康診断書が必要なので提出してくださいと言うこと、それと、これさえあれば、あとは、部屋の準備が整うまで、出来れば年内にお迎え出来ればと言われ、正直泣きそうになった。

それでも、私の中では半信半疑。
まだ油断は禁物と気を引き締めていた。
話がちゃんと確定するまで、
安心してはいけないと心が警鐘を鳴らす。
落ち着かないけど、テキパキと、まずは母に健康診断を受けさせ、
診断書を待つ3週間、ドキドキしていた。

そろそろ診断書が届くという時に、先に特老施設の方が診断書をFAXしてもらったらしく、
あとは診断書をお渡しすると、
もういつでも入所出来ますと、
段取りがトントンと進む。

そして、昨日、なんとか母を特老に入所させることができました。

母を連れての行きも帰りも大渋滞で、市役所の手続きもやって、
なんとか施設に送り届けた。
その後も環境になれない母が落ち着かない中、
手続きを進ませる。

なんとか、なんとか、たどり着いた。
一つ区切りがついた。

実は一つ区切りがついた程度なので、なんというか、ホッとしたはずなのに、あまり気持ちが落ち着かない。

まだ、サ高住に置いてあるちょっとした引き出し箪笥とか、ちっちゃな冷蔵庫、布団とか持って帰らなきゃいけない。
狭い我が家に全部は入らないから、どうしたものかと考え中。

まだまだ、やる事あるよ!
でも、一つの前進したよー!!

#介護 #日記 #エッセイ #備忘録

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