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「包容の渦」レポート
路上で座り込み酒を飲む人たちがところどころに存在して大声で喋っている。道路をみると酒の缶やタバコの吸い殻が散乱している。長テーブルが路上にせり出しており丸椅子がチラホラ置いてある決して綺麗とはいえない居酒屋に私達3人は手書きの品揃えをみながら酒を飲んでいた。
そうか、これが西成か。そう、私達は西成にいる。
例の如く寺越に呼ばれ西成にまできてしまった私はどうかしているんだろう、本当に。
私とインタビ
なかなか帰してくれない、西成
「包容の渦」は終わったと思ったが、この作品を気にいってくれた西成のEBUNEという団体のKORYOUさんが
「この作品を配信でやりませんか?」
と誘ってきてくれた。
「ただいつもやっていた公園はいろんな人が写ってしまうため配信ができないのでEBUNE×EARTH(彼らのビル)の前の路上はどうですか?」
う~~ん。
「包容の渦」は四角公園でそこにいる住人たちが存在してるからいいと思ってるし
住人たちと演劇へGO!
この日もパフォーマンス「包容の渦」3回本番。
連日のパフォーマンスにだいぶ疲労が溜まってきているのを感じる。やはり3回はやり過ぎだ。
身体バキバキのこの日1回目は四角公園の住人や外から足をとめてみてくれてる人が多かった。土曜日だからかな。
おれと樋口さんの集中力も高く、Bobuuunに引き寄せられたのだとしたら嬉しい。
疲労困憊のこの日2回目は静かだった。
住人も外を歩いている人も少ない印象。
パフォーマンスがはじまる
「包容の渦」のパフォーマンス本番が始まる。
この日は2回。いつもと変わらない感じになるのかぁと思っていたけど、やはり¨パフォーマンスを見に来た¨というスタンスの人がいると空気が違ってくるし、コチラのテンションも変化する。
それのせいか1回目は二人の体感が早くなってしまって今までで最短の時間で終わった。5分位早かったのかな。
まぁでも内容はヤバかったわけではないのでこういうもんだろうと。次はより丁
本番に向けて、うんがつく
この場所にBobuuunの存在が馴染んできたのを実感する日だった。クリエーションしている時や通しをしている時に明らかに周りの意識が強くなっているのを感じた。
始めは自分たちのお喋りに夢中でコチラの存在なんか全然気にもしてなかった、四角公園の住人たち。数日たって「何あれ」となっていき、それから
「またやってる」に変わってきた。
この日は「あの二人は夫婦だ」と考察している、住人たち。おれらへの意識
身体中にこびりつく感じ
「路地裏の舞台にようこそ2022」という大阪の西成開催の芸術祭に誘われ、身体詩人の樋口綾香さんとBobuuun(body blow unit)として参加する事になった。ここでBobuuunが誕生した。
ユニット名を話し合い樋口さんの閃きにより生まれたBobuuun(体当たりユニット)。樋口さんが生み出す言葉というのはとても面白い。
始めはしっくりこなかったが今現在は自分たちにピッタリな気もする(現