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アスリートを通した「人」「社会」の価値づくり。アスリートデュアルキャリア推進機構 (ADCPA)です

一般社団法人アスリートデュアルキャリア推進機構(Athelete Dual Carrier Promotion Agency)公式noteです。
社名から"スポーツ専門"のイメージをされるかもしれませんが、アスリートを通じた「人」「生きる」「社会」の価値づくりをしています。

この度、事業のパワーアップに伴い、noteでの発信をスタートすることになりました。

私たちのビジョン

現役~競技を離れたアスリートが

自分らしい価値を活かし続け

人生を豊かに過ごせる社会を実現する

現役中だけでなく引退後も自分らしく「人生のプレイヤー」として長く輝くために。
私たちは自らの経験を踏まえ、これまでに "ありそうでなかった"取り組みを構築しています。

私たちのミッション

スポーツの枠を超え、アスリートと社会をつなぐハブに

従来型のスポーツ振興や一過性の斡旋ではなく、スポーツ界の枠にとらわれない大局的な目で「生き方」や「社会の在り方」として捉え、
《アスリート×社会》のハブ的機能を担っていきます。
それはアスリート個人の人生はもちろん、社会全体の豊かさにもつながると考えています。

◆「デュアルキャリア」の考え方を当たり前に

競技者としてのキャリアと同時に「人としてのキャリア」と向き合い、自分を多角的に捉える習慣づけを提唱します。この視点と意識を持つことで視野が拡がり、引退後の選択肢も拡がる、長期的なキャリアデザインの第一歩。

◆「デュアルキャリア」形成のアシスト

二足のワラジを履く、とか、文武両道とは少し異なります。
競技者としての強化ばかりではなく、「人としての自分の特性」=経験、思考、志向、価値観、well-beingにこそ目を向ける。この「パーソナル要素」が自分らしく長く輝く大切なカギ=「資本」として捉えます。

◆アスリートの価値をスポーツ以外のフィールドにつなぐ

競技によって培われるのは、いわゆる競技力や体力だけではなく、思考力や判断力、課題解決力など目に見えにくい能力。このパーソナルな力は長い人生で社会での様々な分野で活用できる「財産」として価値化につなぎます。

◆「人を育てる」「社会を創る」ツールとしてスポーツを相互活用

健康促進やレジャー目的だけではなく、スポーツを通じて育まれる「人としての力」こそがスポーツやアスリートの真の価値。「人材育成のツール」「組織構築のヒント」としてのスポーツの価値向上を促進し、スポーツやアスリート✖社会の相互活用につなぎます。

取り巻く背景や課題

▼競技だけしていればよい、思い込みと周囲環境

競技だけに集中せよ、の環境は、当初は自信と万能感をもたらす一方で、「自分から競技を取ったら何も残らない」という恐怖感や将来への不安の種に。その不安やモラル低下からトラブルを起こす選手も発生。

▼「べき」「○○しかない」の思い込みや先入観からのミスマッチ

「自分には○○しかない」の思い込みや既成概念への囚われは、引退後の選択肢を狭め、社会の中で自分の価値を見出だせないあきらめミスマッチを生む。本来の価値を活かせず、引退を過度に恐れる心境にも。

▼競技者ではなく一人の人として自己認識する機会の不足

競技力の強化やチームの役割に徹するあまり、「一人の人」として自己と向き合うことが置き去りになりがち。それが心を窮屈にし、競技生活の質にも影響。視野を狭め、自らの可能性や人生の選択肢を狭めてしまう。

▼不安や悩みは、メンタル的な弱さ という偏見

「強くあるべき」「勝利至上主義」の刷り込みにより、不安や悩み、違和感を「メンタルの弱さ」だと自己否定しがち。さらに内面の問題に対する偏見が、口にすることへの抵抗感となり、吐き出せず一人で苦しくなることも。

▼優秀なアスリートの損失、競技人口の減少

現役引退後の長い人生のキャリア不安が先立つ。現役時代の経験を、競技関係に限らない多様なフィールドで活かせる選択肢や、多彩な活躍をする元アスリートの存在がないと、スポーツ離れやスポーツ業界の損失に。

▼社会側にもあるアスリートへの思い込みと先入観

アスリートの取り柄は体力と根性、知名度の高い人は解説やメディア。こんな先入観の根強さも、引退後の働き方におけるミスマッチの原因。アスリート自身と社会の双方が、競技力以外の「人としての財産」への意識不足。

▼引退後の方向性や価値をプロダクトするサポートの不足

選手時代の成績や栄誉を価値基準とするエージェントが多く、競技成績にとらわれずに新たな価値と魅力を共に創り、ブランディングする発想でのサポートが少ない。ゆえに、独自の魅力を活かしきれないアスリートも多い。

具体的なアクション

これらの課題に対して、
アスリート特有の事情や環境を踏まえた経験者が一念発起。
スポーツをする人、育てる人、管理・運営する人、投資する人
を対象に、具体的な仕組みづくりをしています。

🔶学ぶ・知る・つながる の場を提供

引退してから、ではなく「現役のうち」から。
長期的な目線で人生を見すえ、目の前の競技力だけではなく、学び、思考法、キャリアデザインなどに対する意識を高める習慣の啓蒙。

🌞デュアルキャリア教育セミナー・講演
競技一辺倒ではなく、人間形成として影響する周囲の理解と環境が大事。選手のみならず、まずは指導者、保護者、チーム、学校、企業などにも訴求。
🌞アキラボ (アスリート・キャリア・ラボ)
自分の競技外の多様な競技や経験を共有するための、アスリート向けコンテンツ発信、参加型コミュニティ。

🔶1on1パーソナルブランディングサポート

競技者としてではなく「人としての資本」を見える化。
〈思考や本質的な特性✖経験〉を深堀りする
対話によって自らの「気づき」と自分に合う「可能性」「生き方」を見出し、ミスマッチや窮屈さを軽減。

🌞ブランディングディレクション
競技以外のアピアランス(メディア対応や引退後の活動)における「自分らしさ」を価値に換える。小手先ではない長い目でのディレクション
🌞伴走するマインドフィットネス
フィットネス感覚で頭と心の言語化と見える化。対話による定期的な自己開示と客観視は、現役でのパフォーマンスやメンタルにも有益。

🔶ビジネス・キャリア形成サポート

選手時代の延長というより「自分に合う納得の選択」をアシスト。
自分ならではの価値を「活かす」「働く」まで実践サポートし、個人の希望や「次の道」の内容と規模により、多様な橋渡しをする。

🌞紹介、起業支援
一貫する継続伴走体制により、次の道でのミスマッチを減らす。企業就職だけではなく「起業」もサポート
🌞リカレント、資格取得支援
必要に応じて、学びや資格取得につなぐ連携体制
🌞共創するビジネスマネジメント
共に価値をプロダクトするプロデュース視点
に立ち、独自の活動などにも実践的なビジネスアドバイスとマネジメント

🔶ファイナンシャルアドバイス

資金管理や税務、将来の資産形成、など「お金」の面での不安やメンドウにもアドバイス。公認会計士、税理士、弁護士など専門家がワンストップで連携対応。

🔶異分野との協働  (発信、研究、人材育成)

競技の枠を超えて「人」「社会」の切り口でスポーツの潜在力にアプローチ。人間科学やエンターテイメントなどの異分野や、アカデミックな知見との協働により、人材育成など普遍的な相互活用で社会に還元。

🌞大阪大学大学院×ADCPA  ラジオ番組【作戦タイム】配信中
テーマは「スポーツで育まれる力」✖「人」「社会」。ノンジャンル多彩なゲストとの化学反応から、様々な社会課題の解決の糸口につなぐ。

🌞『社会人基礎力測定』調査・開発中
スポーツの経験によって、社会で必要なスキル(社会人基礎力)=人としての思考や判断力などが養われることを、大学の研究部門と共に調査・研究中。

🌞アスリートと共に活動する人材育成
競技専門性は問わず、むしろ異分野での知見や視点、経験の側面からアスリートの真の価値を深め、それを社会に活用発想ができる人材を育成。アスリート特有の環境や心理への理解や関心、疑問も大事なポイント。

チームADCPA

■代表理事・奥村武博 (設立者)

元阪神タイガース投手  ➡➡ 現在は公認会計士
(プロ野球出身者として初の公認会計士)
プロフィール詳細はこちらを

華麗なる転身!
のように見えますが、この1行の裏には壮絶な道のりと葛藤がありました。
阪神入団から4年後には戦力外通告。
「元プロ野球選手だった」ことを隠しながら、転々とバイトの日々。
退団翌年は国民健康保険の支払いに苦労するほどのどん底から、公認会計士の受験勉強を一念発起し、学習開始から9年目にして公認会計士に合格。

痛感したのは、引退した自分は「世の中を知らない」こと。
そして、プロ野球選手だった過去を伏せる屈辱や、資金面での困窮などを味わった経験から、アスリートのキャリアの課題解決のために、2017年に当社団を設立しました。

紆余曲折の道のりも、今となっては必然だった自称「おもしろキャリア」は、あらためてご紹介していきます。

■かしわぎ なおこ (ディレクター)
浮き沈みの激しい
エンタメ界スポーツ界のトップランナー達の「人となり」「人間力」にメディア側からアプローチし、彼らの生き方、考え方や哲学から「人生のヒント」として多くの学びや刺激をもらってきました。

同時に、彼らのシビアな現実を目の当たりに接した経験が、自分の仕事観や人生観にも影響をもたらし、社会的な課題を感じるようになりました。

アスリートに限らず、誰でも直面する「人生変化」
自分自身も転職を繰り返し、何度も壁にぶち当たっては、その度に「働き方」「生き方」と向き合う連続でした。今もなお。

自分の経験と感覚を課題に使えないだろうか。
学びや楽しさをくれた世界に、今度は自分が還元できないだろうか。
そんな思いを強くし、ADCPAに参画しています。
かしわぎ個人のnoteもぜひ

ありそうでなかった取り組みは、これから進化していきます。
よろしくお願いいたします。

講演などお仕事のご依頼、お問い合わせはこちらまでお気軽に👆

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ADCPAは、アスリート個人の会員登録や活動にご賛同・ご支援して頂ける
賛助会員を幅広く募っています。

ご興味のある方はぜひ公式HPもぜひご覧ください。

https://www.adcpa.or.jp/support-member


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