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分断と多様性。そして、自由と平等。

みなさま。あと数時間で2023年も終わります。

規制緩和から発したものが何をもたらしたか?
基本的には、格差というものを生み、様々なジャンルにおいて
格差が広がり、中間層という存在を淘汰しました。
その言い訳として、生み出された言葉が、多様性という言葉でした。

また新たな思想として権威主義が台頭し、
デモクラシーを淘汰しようという動きも見られます。
あらたな思想対立がはじまるのでしょうか。
これは、民主主義の荒廃と資本主義の荒廃がもたらした産物、
思想に対する末期癌という言い方が正しいかもしれません。
その癌が生み出したのが、格差と分断でした。
そして、その抗癌剤が多様性という見方もできます。


自由と平等については、ミドルの世代以上は、
義務教育で、セットで勉強したはずです。

でも、不具合がおきているのです。
どういうことかというと、
仮に自由を手にしたとしましょう。しかし、
ある矛盾に気がつきませんか?そうなんです!
自由を得ると人間関係で平等が失われてしまうのです。
なぜなら、個々の自由に対する認識が千差万別だからです。
これではバラバラになってしまいます。
平等とは程遠い。

かたや平等というものを手に入れると極端な話、
出る杭は打たれ、引っ込むものは出るように追い立てられ
結果として、思想、文化をはじめ、
個人の言動に縛りが発生するのです!
身体的拘束は、なくても
我慢をする人と得をする人が現れます。
それを本当に平等といってよいのでしょうか?

20世紀のイデオロギー対立において、
これら本質の追求はタブーとされていました。
しかし、様々な規制が撤廃されるにつれて、
一本調子のロジカルはやめて、自由と平等に
再検討が行われようになったのです。

2024年はデジタル社会の浸透と
格差と分断が最大のテーマになると、今の私は考えています。
また、資源と資源の奪い合いの布石が始まる年でもあると思います。
最後に日本の国力の凋落がさらに進むと懸念されます。
政治家が自らの保身に走らず、この国の行く末と
国益と国民の生活と安全のみを考えてほしいものです。
それでは、希望ある新しい年を迎えたいと思います。

※検察官が動いている。多くの国政を担う政治家が
震えあがっているのではないのでしょうか?
もしかしたら、日本の民主主義の限界を多くの国民が
目の当たりにしているのかもしれません。

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