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そあ
2020年5月15日 19:00
蛍光色が朽ちて 路面 潰れていた歩くスピードは 荷馬車のよう君は白んだ目で 季節を蹴飛ばす軽音、この春霞を切り裂けるか 黒猫が火傷の跡を舐めるあと一言が足りなくてペン先の渇きに怯えている朝に消したい思い出は いつまでも夜に残っては 燃え上がった 君と私の夜間飛行月影もさやかに 夜のしじまへ失われた130dBの喧騒その500円で 今の君は何を買うの 夏の前触れ 肌と髪
2020年5月6日 20:02
アクリル絵の具を落とした瞳 不透明でカラフルな未来へ世界が退屈してしまう前に 置き忘れた傘を開けば 桜の花弁が舞い落ちた フラワーペーパーで束ねた春を一枚一枚剥がしては 咲かせていた「このエナメル靴に 魔法がかかりますようにお願い あと少しだけ 私に自信をください」 貴方の横顔を見る日にはきっと 季節外れの街頭の広告が笑いを誘うホロスコープが移ろって陰る 再生の夜に 銀テ
2020年4月4日 21:46
あの子に話を聞いてもらいたい って思ってたら欲しかった言葉が 投稿されていた 金曜22時それだけで 満足してしまったんです 随分と あの子との距離が 濁り出して 春 即興劇の優しさで 満たされたかった 水曜17時文脈知ってる あの子にしか 解けない 私の問題 流れていくタイムラインに 思考は低速化して 夜 いつか遊ぼう 何度目かの 独り言 会えないんじゃなくて 会わなくてもよく