【島根】「星野リゾート 界 出雲」で過ごす週末|1泊2日で神話の舞台を満喫しよう
先週末、島根県の出雲に1泊で行ってきました!
神話の舞台であり、日本中の神様が集まる場所としても知られる出雲。今回はそんな地域の魅力が詰まった場所を旅行記も兼ねてレポートしたいと思います📝
結構なボリュームのため、気になる項目を読んでもらえたら嬉しいです🙏🏻💕
行き(東京✈︎島根)
JAL/7時05分羽田発の便に搭乗。
限られた運行本数のため、朝早い出発を選択しました。
約1時間半のフライト後、無事に島根へ上陸!
着いたら早速、レンタカーの手続きへ。
カウンター近くに向かうとスタッフの方がすでにおり、車でお店に案内していただけました🚗
1日目
全国から八百万の神をお迎えする、神迎神事の「稲佐の浜」
レンタカーを借りると、まずは出雲大社の西方に位置する「稲佐の浜」に行きました。混雑具合にもよりますが、空港からは車で35分ほどで着きます。
浜に着いてまず、一番に目に入るのが「弁天島」と呼ばれるこちらの島。
岩の頂上近くには鳥居と祠があり、祀られているのは「豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)」という海の神様です。
浜の中央にそびえたつ島の圧倒的な存在感からは、確かに神様が眠っているような力強さも感じられます。
古くから、出雲には旧暦の10月に日本中の神々が集まるといわれてきました。
そのため出雲では10月を「神在月(かみありづき)」とし、反対に他の地域では神様が不在になることから「神無月」と呼ぶそうです。(※諸説あり)
稲佐の浜は、そうした日本全国から集う八百万の神様をお迎えする場所ともいわれています。
“八百万の神″と聞いて、こちらが思い浮かんだのは、私だけではないはず…。
話は変わりますが、出雲大社の素鵞社には人々を災難から守ってくれることでご利益が有名な御砂があり、持ち帰りも可能なんです。
ですが御砂をいただくためには、稲佐の浜の砂を素鵞社におさめることが必要らしく、それをこの後に行った出雲大社で知りました。
なので、宿に向かう途中、素鵞社で交換するための砂を取りに再び訪れています。
弁天島の社に参拝後、できるだけ波打ち際にある砂をすくい、瓶に詰めて帰りました。
グルメやお土産のお店が軒を連ね、国の有形文化財である駅も佇む「神門通り」
稲佐の浜を回った後は、出雲大社方面の鳥居から神門通りを散策することにしました。
出雲大社まで鳥居は、全部で四基あります。
下のとおり、神門通りの入口から本殿までの間に設けられています。(描き込んでしまいました)
一の鳥居から二の鳥居までの道にお土産やカフェが集まっています。
買い物やグルメを楽しみたい方におすすめなのがこのエリアですね。
この項目では、私たちが食べたものや行ったお店を紹介していきます🍡🌷
①cafe koharu(神門通り)
外からガラス越しに見えたのが、こちらのうさぎソフト🍧あまりのビジュアルの可愛さに、一瞬で釘付けになりました。
お洒落な店内では、アイスやドリンクなどカフェメニューのほか、koharuさんがセレクトの雑貨やコスメも販売していました🐇
②くつろぎ和かふぇ 甘右衛門
出雲名物のぜんざい🍵🌸今回の旅で食べたいと思っていたうちの一つです。
ピンクと白のお餅に大国様のもなかが添えられた可愛らしいぜんざい。食べながら抹茶をいただくと、小豆の甘さとお茶の苦味が絶妙に混ざり合い美味しかったです。
③たまき 大社店
お昼は出雲大社の付近にある「ご縁横丁」の中のお店に行き、出雲そばをいただきました。
割子そばを二つ注文しました。コシの効いた麺は歯ごたえがあって、ネギや甘味のあるそばつゆと非常に合います。食べるのが止まりません。
④神門通り街並の様子
スイーツやごはんでお腹がいっぱいに満たされたので、しばらく歩いていると「出雲大社前駅」の前を通りました。
出雲大社の最寄りであるこの駅は、出雲市大社町と松江・JR出雲市駅を結ぶ私鉄一畑電車の終着駅で、国の登録文化財にも指定されています。
駅の構内には、山陰の魅力を伝えてくれる素敵なお店も。「Are you Local?」と書かれた窓ガラスが目印で、ホームの隣に繋がっています。
食べ歩きはもちろん、お土産も探しながら店々を巡って、神門通りを満喫しました。縁結びにまつわるものもたくさんお店に並んでおり、この土地ならではの魅力です。
出雲神話の歴史を深く学べる、縁結びの神で名高い「出雲大社」
神門通りを存分に散策した後は、ついに出雲大社の境内へと向かいます。
二の鳥居をくぐると、
日本の神社では珍しい下り参道が続いています。
まっすぐ進むと、「祓橋」と呼ばれる橋が見えてきます。この橋を渡って″三の鳥居″をくぐると、見事な松の並木道が続きます。
「銅鳥居」とも呼ばれる、″四の鳥居″に辿り着きました。手前の手水舎で身を清めてから、境内へ入ります。
境内へ入ると、最初に拝殿で参拝をしました。
出雲大社は「二礼四拍手一礼」で、境内にある全ての社が同様の作法だそうです。
その後は、あらかじめ調べていたルートに沿って境内を回りました。
閑静な緑の木々に囲まれた境内は、歩いていると神様に見守られているように感じる瞬間もあります。醸し出される雰囲気から、パワースポットと呼ばれる所以も分かる気がしました。
季節の会席や伝統芸能で出雲の文化にふれ、癒しの時を過ごす「星野リゾート 界 出雲」
今回、私たちが泊まった場所は「星野リゾート・界 出雲」です。前からずっと泊まってみたかった念願がようやく叶いました✨
着いてまず、大浴場に向かいました。写真の先を突き当たりまで直進した場所にあります。
大浴場の手前には、無料のアイスバーとジュースが設置されています…!お風呂上がりにもありがたい💕
お風呂に浸かって足先から頭までゆっくり癒した後は、ずっと心待ちにしていた夕食の時間です。
***
夕食後は、21時30分から1Fで「ご当地楽」を鑑賞しました。
全国に展開する界では、それぞれが地域にまつわるおもてなしとして「ご当地楽」が用意されています。
界・出雲では、島根の伝統芸能「石見神楽」が用意されており、山と海を背景に、出雲大社の起源となる神話が題材の「国譲り」を鑑賞できます。
そして何と登場人物を演じているのは、ホテルのスタッフの方々なんです✨役者の方と思っていたので、知った時にはとても驚きました。
それと同時に、日中あれだけの完璧な接客をこなしながら、迫力ある動きの数々を魅せてくださるプロとしての姿にも、本当に感動しました😭
まさに、おもてなしの鑑です…!
出雲の夜は山と海に囲まれながらイベントを観て素敵な時間を過ごしました。
2日目
地域色感じる朝食後は、トラベルライブラリーでコーヒーと読書タイム
2日目は、朝ごはんからのスタート。
7:30〜前日の夕食と同じ場所でいただきます。
蒲鉾やしじみなど、その地域でつくり出される特産品を使ったお料理も多く、美味しかったです。
中でも、私が好きなのは「あらめ磯鍋」🍲
隠岐の島の名産″あらめ″をはじめとする、海の幸とお出汁の混じり合う美味しさに感動しました。
***
朝食後、出発まで時間に少し余裕ができました。夫は一風呂浴びてくると大浴場に向かったので、その間に、私は2Fの「トラベルライブラリー」へ行ってみることにしました。
コーヒーを飲みながら外の景色をぼーっと眺め、それから絵本をたくさん読みました。
絵本のラインナップは、くにのはじまり、やまたのおろち、いなばのしろうさぎ…等、出雲の神話に関するものが多かったです。
神社の歴史や構造が詳しく描かれた絵本もあって勉強になりました。
こちらも面白かったです。千と千尋の神隠しでもそうでしたが「銭湯と神様」って、関わりが深いのかな…?興味深い。
出発までの時間、こんな感じでまったりと過ごしていました☕️
再び出雲大社を訪れ、御砂の交換に
宿をチェックアウトしたら、昨日稲佐の浜で瓶に詰めた砂をおさめに出雲大社へ向かいます。
砂は、御本殿の後方に鎮座する「素鵞社」におさめます。置き場所は、素鵞社の両側と裏側、全部で4カ所あります。
床縁下にある箱へ無事におさめ、引き換えに箱の中の御砂をありがたく頂戴しました✨
帰り(島根✈︎東京)
レンタカーを返却し、出雲縁結び空港へ到着。
帰りもJALで、11時35分の便に搭乗します。
それまでは空港内のお土産売場を見ていました。
離陸後、魅力をたっぷり堪能できた出雲の地とは名残惜しくもお別れです。
羽田空港へは13時頃に到着しました!
旅の締めに空港でラーメンを食べ、今回の旅行は終わりです😍
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