見出し画像

うつ病になりました 1 (初めての精神科/心療内科)

人生で初めてうつ病と診断されました。現在カウンセリングと服薬(イフェクサー)を併用しながら治療しています。まさか自分がうつ病になるとは想像もしていなかったのですが、今まで感じたことがなかった感覚や感情を持ち始めた時に直ぐに医者に相談できたのは治療を早期にはじめるキッカケになったので良かったのかもしれません。

去年から色々病院に行き始め、今年の初めに耳下腺腫瘍だと診断が下りました。手術をした後の生検で良性であれば問題ないが悪性の場合はできることはほとんど言われたけど当時の僕は特に何も感じませんでした。粛々と手術に向けて検査をして何かあった時のために友人たちには連絡して、今年の3月の最後の週に人生初めての手術と全身麻酔をしました。それらについてはnoteとYoutubeで話しているのでよかったら見てみてください。

手術は成功し退院後仕事にも復帰しました。ただ前のように思考が動かない。物事を前ほど多面的に捉えられない。何より自分が何を感じているのかわからないという状況が続きました。最初は手術直後だったからまだ体力的にも回復していないせいだと思っていたけど何かが根本的にずれていてすごい不快感が僕を常に取り巻いていた。

仕事は忙しくてその上に自分が不得意&コントロールできないストレスや予想を斜め上いく出来事がどんどん展開していき常に脳はフル回転。けど前のように思考が広がらなくて狭い箱に閉じ込められたような感覚。もやがかかっているような感覚を覚えてきたので術後経過2ヶ月の診察で主治医に相談。

すごく親身になってくれたけれど退院から2ヶ月も経っているため直接的な関連性を紐づけられないためその病院では診察や検査はできないと言われた。ただ僕が自身で精神科・心療内科を見つけて受診をしてその医者が必要だと判断したら連携することは可能であることを教えられた。会計を済ませた後早速ネットで病院を探した。

病院を探すのは大変だった。いろんな病院のレビューを一通り見たけどどれも低いしネガティブレビューが大半だった。けどそんなものだろうから僕に合った医者と巡り会えたらいいし自費診療になろうともカウンセリングも提供している病院を受診したかった。僕はアメリカに長く住んでいた時期があるので、カウンセリングの有効性を認識していたからだ。

そんな中でレビューが比較的高くウェブサイトに記載されていた治療方針に共感できるクリニックがあったので連絡したが「現在新規の患者は受け付けていません」と受診を断られてしまった。良い病院はキャパオーバーらしい。

そんな中たまたま見つけたクリニックがカウンセリングを主体とした治療方針でありその料金もきちんと掲載していたのでそこに連絡すると診察してくれるとのことで予約した。

診察で下された診断は「鬱の症状が見られるが鬱に入る一歩手前。服薬する段階でないがカウンセリングは開始。後、とにかく今は休息してください。やすさんに必要なのはとにかく休息です」

カウンセリングを予約して診断書をもらって次回の診察を1ヶ月後で予約してその日は終了。

今思えばこの診断書に書かれているとおりその日から2ヶ月仕事を休めば良かったと後悔しています。メンタルの限界はもうとっくに超えていたのですが、当時の僕にはそれが把握できなかったのです。こうしては僕は次の診察でうつ病発症と診断され服薬治療をスタートさせることになりました。

みなさん。医者から「休みが必要です」と判断されたら休んでください。その段階での自己判断は危険です。

次の話(うつ病になりました2)

Youtubeでもうつ病になった体験談話してます


耳下腺腫瘍になった体験談

耳下腺腫瘍の手術前の体験談

やすってこんな人(チャンネル登録お願いします)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?