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#映画
『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』を観賞後、宇多田ヒカルの「One Last Kiss」で気付くこと
【以下ネタバレあり】
エヴァは、作品と自身の考えを以て噛み砕き、それを咀嚼するのを楽しむ映画だ。
「マイナス宇宙」や「ゴルゴダプロジェクト」などの謎だらけのキーワードがテーブル狭しと並ぶ。それらはかなり煮詰められて食べやすいものもあれば、ほとんど調理されずゴロッとした素材そのものもある。
テーブルの上で何がどうなっているのか目では分かっていても脳が着いてこない。そのうちに頭痛がしてくる。正直
ノンフィクションであってほしい映画
初めて眼鏡をかけたとき、世界はこんなにも色があったのかとめちゃくちゃ感動した。グリーンブックはその体験を思い出すような映画だった。
色眼鏡を外して、単純にストーリー自体にスポットを当てても、ドクとトニーの2人は美しい関係だった。R2-D2とC-3POがそうだったように、ウッディとバズがそうだったように、甘しょっぱいが流行ったように、ドクとトニーみたいな対照的な主人公の掛け合いは、それだけでも魅力的