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時間とお金に余裕が出来たら学びに使おう!~論語(学而第一(15)) 381(さわいち)ブログ vol.41

3/23(土)雨☔ 寒かったですね😢
今日ご紹介する章句は、子貢と孔子の遣り取りになっています。
訳も載せていますが、分かり易く書きます。
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子頁「貧しかった時期は諂わず、その後裕福になっても驕っていません。このような生き方って如何でしょうか。」
孔子「良いですね。しかし貧富に振り回されない生き方が出来ると更に良いね!」
子頁「詩経に切磋琢磨の記載がありますが、孔子先生は私にそのことを伝えたかったのでしょうか?」
孔子「分かっているではないか! 詩経を学び私の話を聞いて、将来のことまでちゃんと理解出来る力を持っているね!」
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学ぶ為には、時間とお金にある程度余裕がないと手がつかないものです。
余裕が生まれたら、学びに時間とお金を費やす必要性を伝えたいのだと思います💪
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『子貢曰、貧而無諂、富而無驕、何如。子曰、可也。未若貧而樂、富而好禮者也。子貢曰、詩云、如切如磋、如琢如磨、其斯之謂與。子曰、賜也、始可與言詩已矣。告諸往而知來者』
しこういわく、まずしくしてへつらうことなく、とみて驕ごることなきは、いかん。しいわく、かなり。いまだまずしくしてたのしみ、とみてれいをこのむものにしかざるなり。しこういわく、しにいう、せっするがごとく、さするがごとく、たくするがごとく、まするがごとしとは、それこれをこれいうか。しいわく、しや、はじめてともにしをいうべきのみ。これにおうをつげて、らいをしるものなり。
(訳)
子貢が先師にたずねた。「貧乏でも人にへつらわない、富んでも人に驕おごらない、というほどでしたら、立派な人物だと思いますが、いかがでしょう」
先師がこたえられた。「まずひととおりの人物だといえるだろう。だが、貧富を超越し、へつらうまいとか驕るまいとかいうかまえ心からすっかり脱却して、貧乏してもその貧乏のなかで心ゆたかに道を楽しみ、富んでもごく自然に礼を愛するというような人には及ばないね」
すると子貢がいった。「なるほど人間の修養には、上には上があるものですね。詩経に「切きるごとく」「磋するごとく」「琢うつごとく」「磨みがくがごとく」「たゆみなく」「道にはげまん」
とありますが、そういうことをいったものでございましょうか」
先師は、よろこんでいわれた。「賜しよ、おまえはいいところに気がついた。それでこそともに詩を談ずる資格があるのだ。君は一つのことがわかると、すぐつぎのことがわかる人物だね」
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今日も一日お疲れ様でした✨


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