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『親』を知れば自己理解は進む!~論語(学而第一(11)) 381(さわいち)ブログ vol.37

3/19(火)晴れ☀ 時々 曇
今日紹介する章句は次のように述べてます。
「生前は父親を見て、死後は当面父のやり方を変えない方が良い。」

私達は「父親」と「母親」の間で生まれ育ちましたから「父親」「母親」から強い影響を受けています。

つまり「父親」「母親」を良く見ることは、自分自身を知ることにつながる、と思われます。

従って、父母のやり方の否定は自己否定と同じになりますので、
「生前の父母の生き様は自分の生き様だと思いなさい。」
「父母のやり方の否定は自己否定につながるので上手くいかない。」
このように言いたいのではないかと思われます。

「自己理解」という言葉があります。
私は自分自身を理解するために、一生懸命、様々なことをやってきました。
「ストレングスファインダー」もその一つです(←vol.23、24参照)。

私は心の何処かで、父母の悪いところを見て「こうはなりたくない」と、反面教師的な見方をしていました。
父母と私の生き様は違うと強く思う時期がありました。
しかし、私は父母に似ているのです。父母の志(こころざし(こころの指し示す方向))を理解することで、自己理解が進むのです💪
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子曰、父在観其志、父没観其行、三年無改於父之道、可謂孝矣』
しいわく、ちちいませばそのこころざしをみ、ちちぼっすればそのおこないをみる。さんねんちちのみちをあらたむることなきは、こうというべし。
(訳)
孔子が言った「父親の存命中はその志を観察し、父親の死後はその行為を評価する。死後三年間、父親のやり方を変えなければ親孝行な人間である。」
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今日も素敵な一日でありますように✨


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