マシーンぶくお

音楽がないと生きていけないと思っているが、実際は生きていける。若いつもりでいたら、初老…

マシーンぶくお

音楽がないと生きていけないと思っているが、実際は生きていける。若いつもりでいたら、初老でした。

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記事一覧

僕に出来ること。

大学生の娘は、どうやら彼氏が出来たらしいのです。 あんなに僕にベタベタしていたのに、 今ではすっかり親離れしたこの頃。 愛の力はなと思ったものです。 全く愛はな…

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なんか違うと思った。

仙台。

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Baby I Love You。

犬は猫が好きなはず。 猫は犬のことが好きだろうか。 好きな人とは 少し離れているくらいが丁度良いのです。 好きなんだから、近いほうが良いに決まっているのです。 犬…

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ぐるぐるぐるする。

「パパ、僕は反抗期に突入したからそのつもりでね。」 中学生の息子がそんなことを言ったのが去年のこと。 宣言してもらえるなんて、話の分かる反抗期だなと思ったもので…

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月に濡れたふたり。

「公安の犬が。」 そんな台詞を言ったことがないのです。 まあ平和な人生なのだろうと思うのです。 夜景を見ながら「君のほうが綺麗だよ。」も、たぶん言ったことがない…

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会議中に。

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VIVA!LAS VEGAS。

僕は若い頃から気がついていました。 人生って頑張らなくて大丈夫。 なんとなく生きているだけで、大抵のことは乗り越えられる。 頑張らないといけないときは嫌でもやる…

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ため息の逃げ場。

つい自分を基準に考えてしまうので、突然びっくりすることがあります。 理解出来ることもあります。 分かりあえないことが毎日あるんです。 「今朝のことなんです。」 …

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しろい魚と信号機。

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ベイビーリッチマン。

父親は酔うと同じレコードを何度も繰り返し聞く人でした。 当時のヒット曲でしたので、僕たち子どもも喜んで聞いたものです。 ダンシングオールナイトなんて良かったです…

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そんな華麗。

職場のNさんが言うわけです。 「ぶくおさん、Sさんて物忘れがすごいじゃないですか?この前、聞いてるこちらが鳥肌たつくらいの忘れ方をしたんです。もう私びっくりしちゃ…

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スラッとダンス。

今日は職場の人たちが優しかったのです。 お菓子くれたり。 「アイスが食べたい」と言ったら買ってきてくれたり。 「大丈夫ですか?」なんて声かけてくれたり。 心なし…

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London 鎌倉 NEW YORK。

「他人の悪口言うなんて、人としてダメですよね。」 そんなことを職場の人に言われたんです。 ダメ。 それはダメ。 そんな誰にもメリットないことしても、仕方ないと思…

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花が終わったら切り落とす。

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ワクワクさせてよ。

「ぶくおさんと結婚出来た人は幸せですね。」 そんなことを職場の人に言われたのです。 世界の仕組みも知らない若造がと思いました。 世界が何で出来ているかも知らない…

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僕に出来ること。

僕に出来ること。

大学生の娘は、どうやら彼氏が出来たらしいのです。

あんなに僕にベタベタしていたのに、
今ではすっかり親離れしたこの頃。

愛の力はなと思ったものです。

全く愛はなと考えたのです。

その代わり中学生の息子がベタベタ。

世の中は上手く出来てるものなのだと、
感心するこの頃。

この世界の仕組みはと思いました。

世界のルールはなと考えたのです。

そんな先日、息子と近場をドライブしていたところ

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Baby I Love You。

Baby I Love You。

犬は猫が好きなはず。
猫は犬のことが好きだろうか。

好きな人とは
少し離れているくらいが丁度良いのです。

好きなんだから、近いほうが良いに決まっているのです。

犬はきっと楽しいはず。

猫はどんな気持ちでしょうか。

娘が幼稚園に入る前の年に、今のところに引っ越してきたのです。

特に何もないところでした。

休みの日にはふたりで散歩に行ったものです。

小さい娘の足で20分くらい。

僕も

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ぐるぐるぐるする。

ぐるぐるぐるする。

「パパ、僕は反抗期に突入したからそのつもりでね。」

中学生の息子がそんなことを言ったのが去年のこと。

宣言してもらえるなんて、話の分かる反抗期だなと思ったものです。

「うるせーぞ、クソじじい。」
みたいなことはなく。

「勝ってに部屋に入るなよ。」
みたいなこともなく。

彼の部屋で一緒に音楽聞いたり、
休みが一緒の時は出掛けたり。
話の分かる反抗期で助かるなと思ったものです。

それでも今

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月に濡れたふたり。

月に濡れたふたり。

「公安の犬が。」

そんな台詞を言ったことがないのです。

まあ平和な人生なのだろうと思うのです。

夜景を見ながら「君のほうが綺麗だよ。」も、たぶん言ったことがないし言われたこともないんです。

きっと恥ずかしかったのかもしれないのです。

このように、お馴染みなようで口にしたことない台詞が、世の中にはあると考えたのです。

そんな口にしたことないランキング上位に入るだろう言葉に「一万円入ります

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VIVA!LAS VEGAS。

VIVA!LAS VEGAS。

僕は若い頃から気がついていました。

人生って頑張らなくて大丈夫。

なんとなく生きているだけで、大抵のことは乗り越えられる。

頑張らないといけないときは嫌でもやるわけなので、普段から「一生懸命にやらないと」なんて思わなくても平気。

僕はそんな感じでしたから。

立派にはなっていないかもしれませんが、生きてる。

時々は楽しいし、まあまあ悲しい。

経験なんて勝手に積み上がる。

そういうこと

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ため息の逃げ場。

ため息の逃げ場。

つい自分を基準に考えてしまうので、突然びっくりすることがあります。

理解出来ることもあります。
分かりあえないことが毎日あるんです。

「今朝のことなんです。」

昼休みに職場の人が言いました。

「私はバス通勤しているんです。
バスに乗り込んで出発を待っていたら、腰の曲がったおばあさんが来たんです。腰が凄く曲がっていて、まるでブーメランみたいでした。足元も力ない感じで、バスに乗れるのかなと見て

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ベイビーリッチマン。

ベイビーリッチマン。

父親は酔うと同じレコードを何度も繰り返し聞く人でした。

当時のヒット曲でしたので、僕たち子どもも喜んで聞いたものです。

ダンシングオールナイトなんて良かったですよ。

学校で、サビのところを後ろに下がりながら歌ったものです。

東京ららばいなんて良かったのです。

少し大人の香りを感じたり。

飛んでイスタンブールで、ジタンはタバコの名前と知りました。

魅せられての優雅さや異邦人のエスニック

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そんな華麗。

そんな華麗。

職場のNさんが言うわけです。

「ぶくおさん、Sさんて物忘れがすごいじゃないですか?この前、聞いてるこちらが鳥肌たつくらいの忘れ方をしたんです。もう私びっくりしちゃって。そこまで忘れたら、病気レベルだと思ったんです。誰かがなんとかしてあげないとダメだとも思ったんです。
それでここからが本題です。
その鳥肌たつくらいの内容を忘れてしまったんですが、私は大丈夫でしょうか?Sさんは、なにを忘れたんでした

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スラッとダンス。

スラッとダンス。

今日は職場の人たちが優しかったのです。

お菓子くれたり。

「アイスが食べたい」と言ったら買ってきてくれたり。

「大丈夫ですか?」なんて声かけてくれたり。

心なしかみんなの顔が、いつもより穏やかな感じもしたんです。

仕事はいつでも忙しくて。

世の中はいつだって不安定なんです。

それでもこんな気持ちのふれあいも悪くないと思ったり。

それでさっき自宅で考えました。

よく考えてみたのです

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London 鎌倉 NEW YORK。

London 鎌倉 NEW YORK。

「他人の悪口言うなんて、人としてダメですよね。」

そんなことを職場の人に言われたんです。

ダメ。

それはダメ。

そんな誰にもメリットないことしても、仕方ないと思うんです。

人って字は支えあって出来てるでしょ?

悪口言ってたら支えあえない。

信頼。

友情。

愛情。

そういうこと。

中学生まではそういうこと。

だけど大人は違います。

大人の価値観ってこと。

清濁併せ呑むって

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ワクワクさせてよ。

ワクワクさせてよ。

「ぶくおさんと結婚出来た人は幸せですね。」

そんなことを職場の人に言われたのです。

世界の仕組みも知らない若造がと思いました。

世界が何で出来ているかも知らない若造めと思ったのです。

世界の9割は僕の奥さんで出来ています。

残りの1割は希望なのです。

当事者である僕の奥さんは、幸せかどうかなんて微塵も考えたことがないはず。

それどころか
「私と結婚出来て、あなたはラッキーね。だけど私

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