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スイミー

2023年10月28日(雨)
 こんにちは、かすうさぎです。
 最近僕の住んでる地域では雨が続き、趣味や学業、サッカーに極めて支障をきたしています。スケボーはデッキが木製だから濡れると傷んでしまうし、サッカーでは豪雨の中練習したせいで先週風邪を引いたばっかだし、偏頭痛持ちでシンプルにきついし、いいことねえな。何もする気になりません。環境のせいにさせてください。
 最近の幸せと言ったらラーメンを食ったことくらいですかね。ちっちゃいことに幸せを感じられてとてもうれしいです。そんだけ。
 ってことで今日も日々の生活で気になったことを書きます。

群れ


 皆さん、「群れ」という言葉、もちろんご存じですよね。
同一種の生物の個体多数からなる集団
と辞書には記載があります。今日のnoteの題名はスイミーとしていますが、私が本当にお話ししたい内容は「群れ」です。

私の学校

 私の通う専門学校なんですけど、学科ごとで雰囲気や色が全く違います。私たちの学科はスポーツビジネスの学科なのでPC作業が多く、割とおとなしくおっとりした印象です(まあ、そんなことないやつも多いですが)。スポーツ全体を取り扱っている学校なのでトレーナーを目指している生徒もいます。トレーナーを目指す人が集まるM科の生徒は、やんちゃどころか未成年喫煙も平気でしてしまうようなイキりが大集合しています。まあ、そんなこと人の勝手だからどうでもいいんですけど、バレて捕まってほしいですね。
 っていうような校風です。他にも変わり者が多い学科が存在するのですが割愛させていただきます。

群れてなきゃ何もできない

 みなさん突然ですが、中学時代、高校時代を思い出してみてください。大学時代でも構いませんが、「群れてなきゃ何もできないやつ」っていませんでした?常に群れを成していた男。いたと思います。私は専門学校に来る人のイメージとして、「覚悟があって目標をもって常に自分を持っている」というものがありました。だからみんな一人でも集団でも、意思をもって努力する人が集まるかなーと思っていました。皆さんご存じの通り、専門学校を卒業する人間はほぼその業界で就職します。転職もろもろはおいといて。だから、将来を考えてそんなダサいことするやついないであろうとなおさらそう思っていました。
 入学してわかったこととしては、実際に僕が持っていたイメージと現実は大きく異なり、「進学した理由は何となく何となくスポーツが好きだから、何がしたいのかわからない」というような人が多くいました。目的があったとしてもそれに対しての手段がはっきりしていない人が多いです。私はそういう奴らが基本的に群れると考えています。
目的や手段がはっきりしない人」や「手段が目的になってしまっている人」っていうのは、将来へのビジョンや全体像がはっきりしておらず、「将来何やろうかな」という口癖がついてしまいます。極論、なりたい職業や将来の夢が決まっていないのであれば大学行けよって話なんですよね。高い学費を親に払ってもらうのであれば、将来の幅が広がる4年制大学に行った方が合理的であると思います。もっと言うなら、やりたいことが見つかるまでバイトしてお金貯めれば?っていう感じです。


ビジョン

明確なビジョンを持っている人

 明確なビジョンを持つ人は上記のような公式で成り立っていると私は考えます。私の明確であるかはよくわからないビジョンを例にお話をしましょう。

カスなりのビジョン

 手短に話すとこんな感じ。皆様から見て明確でしょうか。必要なことを全部書けていません。正直0から100まで全て話すことは不可能に近いといっても過言ではないほど、クラブ設立までにするべきことは山積みです。自分では準備しきれないことだってあります。それをどのように補うかなど、話を掘り下げて考えることも必要で割と頭がパンパンです。 
 息抜きももちろん大事。私自身キャパオーバーで体調を崩し、学校を休んだこともあります。自分に負荷をかけすぎずに自分を追い込むことが一番ベストでしょう。というのはおいといて、将来のビジョンを教えてくださいと言われたときに私はこのように説明できます。
 将来のビジョンがあるからこそ今はコーチとしても活動しているし、苦手なExcelの勉強もしています。逃げたいことも少しずつ楽しめていることから「目的=原動力」だと実感しています。そのためひとりで過ごす有意義な時間が増えます。それに加え、同じような目標を持っている仲間と過ごす有意義な時間も増えます。専門に進学してからは同期に似たようなビジョンを持っている人がおらず、似たビジョンをもつ先輩方と過ごす時間が増え、有意義で充実した時間を過ごしています。


明確なビジョンを持っていない人

 持っていない人の公式は上記の通り。説明するまでもなく明確なビジョンを持っている人と真逆です。以下のようなサイクルでしょう。

カスのサイクル


 まじめな人が虐げられる理由というのもこんな感じでしょう。目標がなく、没頭できることがないということから始まり、友達と群れ始めたことから本来進むべき道から大きくそれてしまいます。目標のない者同士が集う、まさに「類は友を呼ぶ」ですね。似たもの同士が集まることで当事者たちは安心感につつまれ、「自分が正しい」と感じます。一概に何が正しいとも言えませんが、私は良い印象を持てませんね。また、その群れた集団は没頭できることがないため、他人に興味がわきます。まじめに取り組んでる人、自分よりも劣っていると感じた人にだる絡み。群れに劣っていると思われている人が辛いと感じたらそれはもう列記としたいじめです。
 中途半端に群れている奴らが世の中から煙たがられてしまうのはこんな感じだからでしょう。友達を大切に思うことは素敵だと思います!!ですが、お友達が休みで一人になったとたんに主体的な行動ができるはずもないですよね。
 正直、群れる前の一人でいる時間はビジョンが描けない人のターニングポイントだと感じています。目標がない人でも「好き」という感情は必ず持っているはずです。サッカーでも、アニメでもなんでも。で、何となくでスポーツ系の専門に入学したとしても「スポーツが好き」という感情が少しでもあったからではないのでしょうか。模索中だという方は、好きなことのディグを続けるといいかもしれませんね。どこかできっといい出会いがあるはずです。

やっとスイミー

 すみません、ついに本題です。
 スイミーって恐らく多くの方が知っているお話でしょう、ちっぽけな魚たちが一体となって、自分たちよりもからだが大きく強い魚に立ち向かうお話。
 またちょっと違うところにフォーカスすると、スイミーは兄弟がいなくなってしまった当初は寂しさを感じていました。ですが、ひとりぼっちという環境下に置かれてから世界が変わって見えたっぽいです。そんな描写があるので。「世界がこんなにも華やかなんだ」と俯瞰できるようになるとひとりぼっちも悲しいものではありません。僕も同じような境遇でした。高校入ってひとりでいる時間が増えてから街の景観などに目を向けて楽しむようになり、毎日が充実して楽しいものとなりました。
 というようにこの話から学べることは大いにあると考えています。

二種類の群れ

 世の中には二種類の群れがあります。
①弱者が強者にチャレンジャーとして立ち向かうための群れ
②強者が弱者にをコケにするための群れ

 他にあったら教えてください。自分はこの二種類で成り立っていると思います。

①弱者が強者にチャレンジャーとして立ち向かうための群れ

 これはまさしくスイミーたちです。強者に対し、弱き者たちが知恵を出し、頭で戦う。群れというよりも「団結」といった方が正しいでしょうか。勝つためのツールとして戦術的に群れを成すスイミーは戦術家ですね。団結し、チャレンジャー精神を持っている集団をなぜか応援したくなりますよね。実際に集団で戦っていなくても、明確な目標とハングリー精神を持って日々挑戦を続けている人を応援したくなりますよね。
 劣勢や不利な状況にある方を応援したくなることを心理学では、アンダードッグ効果といいます。常に良い方向へ進みたい、成長し続けたいと考える人には自然と仲間や支援者が寄ってきます。その分、応援されている人は自分を支えてくれる人たちの期待に応えるために人一倍の努力が必要となります。明確なビジョンを持っている人はチャレンジャーです。チャレンジャーは支援者のヒーローでもあります。
支援者とチャレンジャーはお互いを高め合うことができる相互的に良好な関係であり、自分の人生を豊かにするために欠かせない関係性ともいえますね。

良好な関係


②強者が弱者にをコケにするための群れ

 これは明確なビジョンを持っていない人。いじめの話ですね。群れて弱者をつぶす奴は、一人になった時に一番何もできないやつです。「自分が弱いから」「仲間がいるとできる」という考えが頭にあるからこそ群れを成さざるを得ないのです。見た目がどんなにイカつくても、どんなにムキムキでも関係ありません。「悪事を働きたくても一人でその責任を背負いたくない」「仲間と一緒にやれば誰かのせいにできる」っていうメンタルの弱さの現れです。群れてるダサい奴らから絡まれてると思った時こそ、自分の努力が人から認められた時。私はそう思っています。また、そういう集団や個人というのは良い評価を受けません。上司、先生などなど、色々な人から。
あー、今日もM科が見てきたわ。きもちよかったわー。くらいの感覚です。みなさん、矢印を向けられた時こそポジティブになりましょう!


総括 

■明確なビジョンを持とう
自分の将来について深く考え、より好きになるために深掘りすることで自分の成長につながります。

■他人が矢印を向けたくなる人間になろう
努力をしない人間は努力をしてる人間を羨み、矢印を向けてきます。ないものねだりです。嫌がらせやだる絡みなど手法はさまざまで、自分の大事な時間を奪おうとします。そこで絡んできたやつに笑顔で対応できるほどの余裕を持ちましょう。たぶんそいつもイラッとするはず。どんなに追いかけても追いつけないほど、学力や知識、人間としての質を高めれば相手ではありません。そもそもそんなやつら目先の相手としてすら見ていませんが。

■仲間・応援してくれる人を大切にしよう
これは当たり前のこと。支えてくれる人がいるから今の自分が成り立っています。何より大事なのは感謝。僕で言えば学費を出してくれているおばあちゃんやお父さん、お母さん。指導現場に立たせてくださっている社員の方。実習がより充実したものになるように尽力してくださっている先生方。いついかなる時もサッカーに誘ってくれる先輩方。沢山の人が自分を支えてくれています。本当に自分は幸せだと日々感じています。そういった人たちの期待に応えられるように、一日一日を謙虚に過ごしましょう。これは私も一番意識しているところなので本当に大切にしましょ!

さいごに

 今回も逃げみたいになってしまうのですが、あくまでも僕の主観で思ってることなんでふーんくらいで流してください!最初に言うべきだったか。まあいいや。
 明確なビジョン、それに対するアクションっていうものについて色々考えた会になりましたが、皆さまはいかがお考えでしょうか。ふーん、そう考えてるのね。なるほどなるほど。色々な人がいるから楽しいのです。そういう群れてるモブキャラもいるから自分の生活が豊かになります。そういったやつを見放すもよし、巻き込むもよし、あなたの勝手です。ですが、自分を大切にすることだけはお忘れなく。

 ってことで今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。伸びが悪いんで拡散して欲しいです。以上です。もうクソみたいに寒いんで皆さんお体にはお気をつけて。それではまた次回お会いしましょう。


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