【打倒残業vol4】早く帰りたい自分VS残業したいワタシ
こんばんは。みなさん、本日もお疲れさまでした。
明日は金曜日。世間では華金なんて言われますけど、個人的には木曜夜の酒が一番うまいと思ってます。あと少しのところで欲望を爆発させる背徳感がたまりません。
打倒残業シリーズももう4回目。今回は、『早く帰りたい自分VS残業したいワタシ』というタイトルを打ちました。
「残業したいなんてとんでもない!私は早く帰ることに命を賭けてもいい!!」
そんなあなたにこそ、この記事は読んでほしい。
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「理不尽な脳」
私は今までの打倒残業シリーズで3つのヒントをお伝えしました。
①やらないこと「やらな通す」。
②定時は諦めて「マイ定時」に帰る。
③昼休憩は死んでもとる。
詳しい内容紹介は私の直近3回のnoteをお読みいただけたらと思いますので、今回は割愛します。(この記事の最後にリンク貼っておきます。)
さて、この3つのヒントには、実は一つの共通点があります。
それは、「理不尽な脳」へ対抗する。ということです。
やらないことをやらな通すことが大切なのは、今やらなくていいことをついしちゃおうとする脳のバグへの対抗です。
マイ定時を決めるのは、仕事に必要以上の時間をかけようとする脳の習性に抗うためです。
昼休憩を死んでもとるべきなのは、「休憩しなくても突っ走れる!」という脳の無謀な楽観を防ぐためです。
そしてこの「理不尽な脳」は、疲労がピークに達する終業直前に、とんでもない化け物となります。
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「残業したいワタシ」の襲撃。
その化け物こそ、「残業したいワタシ」です。
もうラリってるとしか思えませんよね。残業したいなんて。
もちろん言葉や態度では、早く帰りたいという意思表示をしていることでしょう。でもあなたの頭の中に、確かにソイツはやってくるのです。
あなたがこの残業したいワタシの存在に気づくためには、なぜ残業したいなんて気持ちが現れるのかを知ることが一番の近道に思えます。
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外部要因
あなたをまず「残業したい!」という気持ちに掻き立てるのはおそらく、「周りも残業している」という環境です。
周囲が残業していると環境では、下のいずれかの感情が生まれがちです。
①自分だけ帰ると目立つor申し訳ない。
②皆残業しているのに私だけ帰れるのはおかしい。何かやり忘れている仕事があるはずだ。
③皆の方が一生懸命努力している。このままだと負けてしまう気がする。
そうです。周りが当たり前のように残業をしていると、「罪悪感」「不安感」「劣等感」が芽生えてくることが多いみたいです。このような負の感情を振り払うため、「残業したいワタシ」が出現してしまうというわけです。
外部要因によって生まれる「ワタシ」には、このように言い聞かせてやってください。
「ほぼオワコンの脳みそで周りに張り合っても何も生まれない。」
「さすがにうちの会社でも働き方改革とは口では言われている。どれだけ頭の古い上司でも、仕事を早く終わらせて帰ることが社会的に是とされる風潮には気づいているはずだ。」
「やり忘れるくらいなんだから今日やらなきゃいけないはずはない。明日の朝スッキリした頭で続きの仕事をやろう。」
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内部要因
次に内部要因ですが、それはずばり「作業興奮」のことです。
作業興奮とは、本来やりたくない仕事でもやりだしたら止まらなくなるという一種の生理現象です。朝から働きづめの脳は、ねじが飛んでしまっていると考えて間違いないでしょう。マラソンで言うところの「ランナーズハイ」のような状態になります。
しかしマラソンのランナーズハイと異なるのは、高いパフォーマンスに繋がることはなく、むしろ低い生産性のまま仕事を続けてしまいがちになるということです。知らないうちに疲れてしまっている脳で仕事を続けるのは、とても効率が悪いです。へとへとであるはずの夜でも、「まだまだやれる!明日の仕事もやっちゃおうかな!」と、自分の体力と集中力を見誤ってしまうのです。こうなると、「残業したいワタシ」が爆誕します。
内部要因によって生まれる「ワタシ」には、このように言い聞かせてやってください。
「今やろうとしていることは、本当に今日やらなきゃいけないこと?」
「そうじゃないのなら、明日の朝にがっつりやろう。」
「少し物足りないくらいが、明日の活力になるってもんよ。」
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何よりまずは、気づくこと。
「残業したいワタシ」がなぜ生まれるのかと、そのワタシにどんな声をかけてあげたらいいかを紹介して参りました。
しかし何よりもまずは、そんな「ワタシ」の存在自体を気づくことが重要です。
これは簡単なものではないでしょう。なぜなら、その「気づく」という行為自体を行うのがあなたの脳であり、その脳は満身創痍の「理不尽な脳」になってしまっているからです。
終業1時間前にお手洗いへ行き瞑想をしてみるなど、何とかあなたの中の「残業したいワタシ」に気づくための工夫を施してみてください。
そうすれば、潔く家路につく、本当のあなたがそこにはいるでしょう。
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本日もご覧いただきありがとうございました。
最後に、今日の一曲のコーナー。
350mlの缶ビール買いてえ。
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